私たちには大変なじみのあるシソですが、葉から抽出した精油は良い香りです。
今回は紫蘇精油をつかってルームスプレーをつくります。
シソは、中国南部やヒマラヤ、ミャンマーが原産で、漢方では、葉、茎、種子がそれぞれ生薬として使われており、葉と茎を蒸留して抽出される精油は、さわやかなシソの香りがしてこの香りのもととなっているのが、すぐれた抗菌作用をもつペリラアルデヒドという成分。おもな特徴は、緊張をやわらげる他とアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。
私の農地のシソです。お茶にして飲用したり、料理に用いたりしました。良い香りですが、精油の原料に最も適しているのは、葉が赤く縮れているチリメンジソという種類などと上記の書に記載されています。 |
シソのルームスプレー(50ml)
材料は、エタノール5ml、紫蘇精油3滴、リツエアクベバ精油1滴、ブラックペッパー精油1滴、精製水45ml。
ビーカーにエタノールを入れます。
エタノールはアロマテラピーの基材として使用されます。 |
精油を加え撹拌棒でよく混ぜ合わせます。
今回の紫蘇精油の他に、リツエアクベバ精油、ブラックペッパー精油を加えました。リツエアクベバ精油は果実から抽出で、レモンの様な香りで甘い感じもあります。ブラックペッパー精油も果実から抽出で、季節は秋になりましたので少しスパイシーな香りと思い加えました。 |
精製水をさらに加え、撹拌棒でよく混ぜ合わせてスプレー容器に入れて使用時にはよく振って使用します。
精製水はアロマテラピーの基材として用いられます。不純物がない純度の高い水といわれています。ラベルを貼ります。 |
出来上がりを試してみたところ、おなじみのシソの爽やかな香りがしました。リツエアクベバ精油とブラックペッパー精油ともなじみ、良い香りになりました。私の店ではこの紫蘇精油を販売していますが、庭にある香りだとお話になった方もいらっしゃいます。身近にあり、またなんとなく懐かしい感じにもなるようです。
シソ精油は妊娠中、授乳中は使用をさける。肌への刺激が強いため肌への使用(沐浴、トリートメント、湿布他)は避けるなどと上記の書に記載されています。
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