2014年9月28日日曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。セロリとキュウリのサラダ・ハーブとともに。




マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。

写真と一緒にレシピを投稿します。

今回は、パセリ、セロリ、ミント他をつかったサラダです。

セロリとキュウリのサラダ・ハーブとともに
4 人分
材料
薄く横 切りにしたセロリの茎6本
皮をむき、種をとり、そして薄く横切りにしたイギリスキュウリ1本
粗くみじん切りにした生のイタリアンパセリ1/3カップ
粗くみじん切りにした生のミント1/4カップ
エキストラバージンオリーブオイル大さじ3
あら塩と挽きたての黒コショウ




私の農地のスープセロリ、イタリアンパセリ、スペアミントをつかいました。


キュウリは農地に行った帰りに購入した蔵王産です。新鮮です。


作り方
ステップ1
油がはいったボウルにセロリ、キュウリ、パセリ、ミントを入れて合わせます。
塩とコショウで味付けをします。


セロリはスープセロリをつかいましたので、全体の分量を調整しました。
しかし、黒こしょうが多く入ってしまいました。



出来上がりを試食したところ、ハーブのそれぞれの香りや味がキュウリに合いおいしくいただきました。(こしょうをいれすぎて少し辛くなりましたが)

今回は、スープセロリの茎をつかいましたが、サラダにも風味を添えることができます。

2014年9月24日水曜日

シャンプー前につかうアボカド油のヘアークリームをつくる。アボカド油、オリーブスクワラン、みつろう、レモングラス精油、ラベンダー精油をつかう。


夏が終わるといつも髪の毛が気になります。特に私はくせ毛ですので、秋になると少し落ち着きますが、ケアーをしたくなります。

アボカド油は、抽出が果肉でレシチン、ビタミンA、B、C、D、E、K、ナイアシンなどが含まれています。アステカや中央アメリカでは、食料だけでなく美容にも利用されていました。美容利用として細胞再生を促進させて皮膚に弾力性を与え、乾いて輝きを失った毛髪の手入れにも有効で、毛髪を強化し、伸びを促進させるなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&クレルジョウ著に記載されています。


今回は、アボカド油をつかったヘアークリームをつくります。


アボカド油のヘアクリーム約20mlクリーム容器用
材料は、アボカド油7ml、オリーブスクワラン3ml、みつろう2g、ラベンダー精油1滴、レモングラス精油1滴。

今回の精油はレモングラス精油とラベンダー精油です。


ビーカーにはかったみつろう、アボカド油、オリーブスクワランを入れて湯煎にかけます。

みつろうはみつばちが巣を作る時に分泌するワックスで、手作りのクリームをつくる時につかわれます。量によってクリームの堅さの調整などができます。オリーブスクワランは植物性のスクワランで、アボカド油に軽い感触を加えるためにつかいました。



みつろうが溶けたら湯煎からおろし、クリーム容器に入れて竹串でかきまぜて粗熱がとれたら精油を加えます。

今回は、アボカド油にレモンの香りをと思いレモングラス精油を選びました。レモングラス精油は強壮作用、消化促進作用など。他ラベンダー精油も加えました。ラベンダー精油はヘアケアやスキンケアなどとエッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。



よくかき混ぜてクリーム状になったら出来上がりです。

ボディー用などのクリームにもなります。ラベルを貼ります。


シャンプー前に髪の毛に塗り、しばらくそのままにしてシャンプーをします。


使用してみたところ、アボカド油は独特の香りがありますが、私は違和感がなく、ほのかにレモングラスの香りがしてすっきりした気分になりました。髪の毛に塗ったところ、アボカド油のべたつきは気にならなくシャンプー後は髪の毛にはりがある感じでした。







2014年9月21日日曜日

オレガノをつかったピザトーストをつくる。

最近、花が終わった私の農地のオレガノです。

あまり気にしないで通常は食べているピザですが、オレガノやバジル他がつかわれています。

オレガノ(Origanum vulgare)は刺激的な芳香、殺菌、加温性のハーブで、鎮痙、発汗促進、消化管機能保持作用があります。料理用として、イタリア、ギリシャ、メキシコ料理に欠かせないハーブで、葉と花がついた小枝は茶になるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。

今回はオレガノをつかってピザトーストをつくります。


オレガノのピザトースト(食パン1枚分)
材料は、食パン1枚、乾燥したオレガノ半つまみ、トマトソース40ml、モッツァレラチーズ(スライスしてあるもの)1枚、生のオレガノ半つまみ、オリーブ油小さじ1/2。




トマトソースに乾燥したオレガノを入れて混ぜ合わせます。

私の農地のオレガノの花と葉を乾燥させました。甘い香りがあります。ハーブティーにしましたが、苦みもなく普通に飲むことができました。




食パンにオリーブ油を塗り、乾燥したオレガノを加えたトマトソースを塗ります。

今回は市販のトマトソースをつかいました。



モッツアレラチーズをのせます。

とろけるタイプのチーズです。こんどはピザをつくりたいと思います。


トースターに入れて焼き、皿にとり生のオレガノを飾ります。

約6分焼きました。

試してみたところ、トマトソースとチーズの香りが強く感じ、比べるとオレガノは穏やかな香りです。また最後に飾った生のオレガノは少しスパイシーな香りがするように感じました。簡単にできますので、オレガノが採取できる時期にまたつくりたいと思います。







2014年9月17日水曜日

入浴剤をつくる。杉の葉のバスソルト。杉の葉精油、ジュニパーベリー精油、サンダルウッド・オーストラリア精油をつかう。


今回は、日本原産の精油をつかって入浴剤をつくります。

私の店には、日本原産である精油が数種ありますが、その中の杉の精油は、親しみのある杉の木から抽出されています。店には抽出が木部からのものと葉からのものがありますが、葉からの方がよりすっきりした香りに感じます。

木部からのものも良い香りですが、またとのことで、今回は、葉から抽出の精油をつかいます。

杉・葉精油です。
杉の木は古くから植林されていたこともあり日本各地でみられ、まっすぐに伸び、木の質が堅いことから建築材他に広くつかわれてきました。
今回使用する杉の葉からの精油は、サビネンやリモネンなどが含まれ、心身のリフレッシュに役立ちますなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。



杉の葉のバスソルト(1回分)
材料・・・天然塩大さじ2、杉の葉精油3滴、ジュニパーベリー精油1滴、サンダルウッド精油1滴。



天然塩を容器にいれます。

今回の天然塩は海塩をつかいます。海水のミネラルをたっぷり含んでいる天然塩には発汗作用があり、皮膚をさっぱりと清潔にしますなどと上記の書に記載されています。



精油を加えてよく混ぜ合わせます。

杉の葉の精油の他にジュニパーベリー精油、サンダルウッド・オーストラリア精油をつかいます。ジュニパーベリー精油は木のような香りがあり、サンダルウッドオーストラリアは木部からのものです。それぞれ香りの趣が違う精油を合わせた森林の香りのようなバスソルトにしました。



入浴時に湯に入れてよくかき混ぜます。

使用してみたところ、木の香りが穏やかな良い香りに感じました。夜に使用しましたが、寝付きも良かったです。

今度は杉の木部の精油を試してみようと思います。


杉の精油は、妊娠中、授乳中は使用を避ける。肌の弱い人には控えめに使用などと上記の書に記載されています。





2014年9月14日日曜日

ペパーミントキャンディーをつくる。

8月になり花が咲いた私の農地のペパーミントです。

すっきりした香りのペパーミントをつかってキャンディーを作ることができたらと考えていました。仕事柄、喉をつかうことが多いもので、時々キャンディーがあったらと思うことが多いです。

今回はペパーミントをつかってキャンディーをつくります。

ペパーミントは、利用部位が全体で、苦く、強い芳香、鎮痙、発汗促進、消化機能促進他で、葉は茶、冷たい飲み物、サラダに使用するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。


ペパーミントキャンディー(2,5cm×2,5cm高さ2cmキューブ型12個分)
材料は、砂糖140g、水70ml、ペパーミント(乾燥)大さじ1、植物油少々。



乾燥したペパーミントをパウダー状にします。

乾燥させた私の農地のペパーミントをすり鉢をつかってパウダー状にしました。
かたい繊維は取り除きました。さわやかな香りです。




型に植物油を塗ります。

オリーブ油をつかいました。チョコレートのシリコン型です。


鍋にはかった砂糖と水を入れて、柔らかいあめ状になるまで中火にかけ最後にペパーミントを加えて混ぜ合わせて火からおろします(型に注いでからペパーミントを加えてもよいです)


砂糖はてんさい糖をつかいました。火はこげないように何回か弱くしました。


型に注ぎ、完全に固まったらクッキングシートを下に置いて、型から取り出しセロファンなどに包み、密封容器に保存します。

できあがりです。大きいので半分に切っても良かったのではと思いました。ちょうどチェック柄のクッキングシートがあったので小さく切ってキャンディーを包みました。




試食してみたところ、ペパーミントの香りがおだやかに感じました。型にキャンディー液を注いでからペパーミントを加えた方がよりペパーミントの香りがするように感じました。歯触りは、キャラメルのようになりましたが、これから寒い時期に向かいますので、またハーブをつかった季節のキャンディーなどもこれからいろいろと試していきたいと思います。



2014年9月10日水曜日

フランキンセンスのみつろうクリームをつくる。フランキンセンス精油、ベンゾイン精油、スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油、みつろうをつかう。

フランキンセンス(乳香)の樹脂とともに

夏も終わりである最近では、何気なく嗅いだフランキンセンス精油がよい香りに感じました。ちょうどクリームも作らなければならなくなりましたので、今回は、フランキンセンス精油をつかってクリームをつくります。

フランキンセンス(乳香)は、オリバナムともよばれるニュウコウジュで3〜7mの低木です。樹脂を水蒸気蒸留すると精油になり、中近東や北アフリカ原産の乳香樹は、ソマリアやエチオピア、南アラビア、中国において栽培され、歴史のあけぼのから、香の成分としてもっとも重要だったなどとスピリットとアロマテラピー/ガブリエル・モージェイ著に記載されています。

フランキンセンス精油には、特に神経系に重要な作用があり、リラックスさせて活力を与える力は、神経系の緊張と貧困の両方に効果的などと上記の書に記載されています。


フランキンセンスのみつろうクリーム(ボディー用約50ml容器)
材料  みつろう6g、スイートアーモンド油20ml、アプリコットカーネル油20ml、フランキンセンス精油8滴、ベンゾイン精油2滴。


エッセンシャルウォーマーの上部にはかったみつろうと植物油を入れます。

みつろうはミツバチから分泌されるロウで、抗菌作用、保湿作用などをもち、クリームなどの固さを調節するため植物油と混ぜて使用される場合があり(参考アロマテラピー用語辞典)アプリコット油とスイートアーモンド油はどちらも保湿作用と柔軟作用などがあります(参考植物オイル・ハンドブック)


キャンドルに火をつけて、エッセンシャルウォーマーの上部を置きみつろうが溶けるまで
そのままにします。

今回のみつろうは、精製したものです。エッセンシャルウォーマーはみつろうをとかす時につかう道具です。


みつろうが溶けたらクリーム容器に注ぎ、竹串でよくかき混ぜます。

みつろうクリームをつかう時期がまたやってきました。


粗熱がとれたら精油を加えてかき混ぜて固まったら出来上がりです。

今回は、フランキンセンス精油の他にベンゾイン(安息香)精油を加えてみました。熱帯の高木アンソクコウノキの樹脂から溶剤抽出法で採取され、心理面においては鎮静作用の精油と考えられていて、また安息香のハンドクリームは湿度の高い寒冷の気候からしっかりと手をまもります(参考スピリットとアロマテラピー)


使用してみたところ、フランキンセンス精油の香りがやさしく感じました。夜に寝る前に使用するのもよいと思いました。

肌にはしっとり感もありました。これからますます活用する機会が多いみつろうクリームですが、これからはまたいろいろと試していきます。







2014年9月7日日曜日

トマトせっけんをつくる。乾燥トマト、カルダモン精油、レモングラス精油をつかう。


まだまだおいしいトマトをいただくことができますが、今回は、トマトせっけんをつくります。


ハーブの写真図鑑/レスリー・ブレムネス著によりますと、酸味のある果肉は、ふき出物や毛穴の不純物を取り除き、皮膚のペーハーを正常値に戻すなどと記載されています。

以前にトマトジュースを使用してせっけんを作製したことがありますが、良い感じで使用することができました。今回は乾燥トマトを使用します。


トマトせっけん(ボディー用1個分)
材料は、MPソープクリア50g、カルダモン精油3滴、レモングラス精油2滴、乾燥トマト小さじ1/2。


乾燥トマトを細かくします。

今回は市販の乾燥トマトをつかいます。塩も含んでいます。食用なのでそのまま食べてみると、酸味もありおいしいです。香りは乾燥したローズヒップのハーブティーと同じような香りが感じました。



MPソープクリアをはかり、ナイフで切り、ビーカーに入れ、なべにいれて湯煎にかけます。

電子レンジで溶かして固めるせっけん素地です。保湿成分のグリセリンが配合されています。



完全に溶けたらビーカーを取り出して、精油を加え撹拌棒でかきまぜます。

カルダモン精油はショウガ科の種子から抽出、アジア原産で強壮作用、刺激作用、体を温める作用他で、レモングラス精油は、イネ科の葉から抽出、アジア原産、外用ではセルライトのためのマッサージ、スキンケア、多汗他とエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回は、スパイシーな香りにレモンの様な香りをブレンドしました。




型に乾燥トマトの半分の量を入れて、精油を加えた液を半分そそぎ、次に残りの乾燥トマトを入れて残りの液を注ぎます。

お菓子用の型をつかいました。


せっけんが固まったら型から抜いて乾燥させて出来上がりです。

入浴時に使用したところ、香りは思ったようなスパイシーなレモンの香りになりました。入浴後はさっぱりしました。

こんどは乾燥トマトを自分で作製しようと思います。















2014年9月3日水曜日

ヒソップのシロップをつくる。


紫、ピンクなど可愛らしい花を咲かせるヒソップです。

ヒポクラテスやディオスコリデスは、このハーブを処方したり、推奨したりし、また130種類ものハーブを配合したシャルトリューズというリキュールにも欠かせない成分などとメディカルハーブ/ペネラピ・オディ著に記載されています。

また、ヒソップの使い方として地上部か花の浸剤で作ったシロップは咳に用いるなどとも記載されています。今回は、こちらを参考にヒソップのシロップをつくります。





私の農地のヒソップを乾燥させました。今回は、花と葉をつかいます。
個性的な香りにすっきりした感じもあるようです。



ヒソップのシロップ
水125ml、乾燥したヒソップ3,5g、ハチミツ125g。


ティーポット(茶漉し付き)に乾燥したヒソップを入れて、熱湯を注ぎます。

ヒソップは、成分が揮発成分、フラボノイド他、作用が去痰、駆風、抹消血管拡張、発汗促進他と上記の書に記載されています。


10分間置いてから液を鍋に入れて加熱し、ハチミツを加えかき混ぜて溶かします。

シロップはハチミツや未精製の砂糖をつかって、浸剤などを保存するものなどと
上記の書に記載されています。


自然に冷まし、ガラス瓶にいれて栓をします。

シロップはコルク栓を使うなどと上記の書に記載されています。


1日3回、5〜10ml飲用します。


今回は、お試しということで、参考の書よりもヒソップの量を少なくしました。試してみたところ、大変甘くおいしくヒソップの独特の香りがあまり強く感じませんでした。ちょうど喉の調子がいまいちの私の主人にも試してもらいましたが、良い感じがすると言っていました。


メディカルハーブ安全性ハンドブックによりますと、ヒソップは妊娠中に使用しないと記載されています。