2016年3月27日日曜日

エッグ(卵の)ポマンダーをつくる。薄荷脳をつかって気分をリフレッシュ。




暖かくなってくると、眠くなることが多く、いつのまにか眠っていることがあります。

毎年、卵のポマンダーは作製していますが、今回は、そのような時にも活用できそうなエッグ(卵の)ポマンダーをつくります。


気分をリフレッシュ、エッグ(卵の)ポマンダー(1個分)
材料 卵1個、薄荷脳のかけら1〜2個、卵に貼る布、薄い布少々。




薄い布を2〜3cm角に切り、薄荷脳のかけらを1個ずつ置き、針と糸をつかってつつみます。

薄荷脳は、薄荷の精油に多く含まれるメントール成分の結晶です。気分がリフレッシユするような香りです。薄い布は、卵の穴をふさぐものも一緒に準備します。薄荷脳は直接触れないようにします。




卵に直径2cmの穴をあけて、中身を取り出して、洗剤で中を洗い、乾かして、2cm角に切った布をボンドなどで貼ります。

フォークをつかって卵に穴をあけました。2cm角の布は30枚〜40枚くらいです。




卵の穴に薄い布で包んだ薄荷脳を入れます。



卵1個につき1〜2個薄い布で包んだ薄荷脳を入れます。



さらに、卵の穴に薄い布を貼り、ふさぎます。

出来上がりです。


普段は、穴を下にして置き、気分をリフレッシュしたい時など手に取って卵を振ります。鼻のとおりがよくなるような感じです。





2016年3月20日日曜日

リラックス、リフレッシュバスソルト。プチグレン・ビターオレンジ精油、レモングラス精油、オレンジピールをつかう。




今回は、ネロリ精油にも似たような香りともいわれるプチグレン精油に、レモンのような香りのレモングラスを少量加えたバスソルトをつくります。

リラックス、リフレッシュバスソルト(1〜2回分)
材料 天然塩50g、プチグレン・ビターオレンジ精油4滴、レモングラス精油1滴、オレンジピール小さじ1。


天然塩をはかり、ふた付きのガラス容器に入れます。

天然塩は、アロマテラピーでは、入浴剤の基剤として用います。発汗作用があるといわれています。



オレンジピールを加えてふたをして振ります。

オレンジの果皮のハーブティーです。良い香りなので作成中の気分もよいです。



精油を加えてふたをしてよく振ります。

プチグレン・ビターオレンジ精油は、ビターオレンジの葉と枝からとる精油です。アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと心を落ち着かせる一方、活力を高めるなどと記載されています。レモンのような香りと元気づけにもなるように少量のレモングラス精油を1滴加えました。


入浴時に湯をはった浴槽に入れてよくかき混ぜてから入浴を行います。

袋などに入れるとよいです。袋に残ったビターオレンジに精油の香りが移るようで、近くでまた香りを楽しむことができまます。

レモンのような爽やかな感じもあります。2回で使用しても良い感じもしました。

2016年3月13日日曜日

カモミール・ジャーマンのバタークリーム。カモミール・ジャーマン精油、ゼラニウム精油、マンゴーバター、スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油をつかう。




そろそろ春の花も気になる頃となってきましたが、今回はカモミール・ジャーマン精油をつかってクリームをつくります。


カモミール・ジャーマンのバタークリーム(約100ml容器用)
材料 カモミール・ジャーマン精油3滴、ゼラニウム精油2滴、マンゴーバター12g、スイートアーモンド油20ml、アプリコットカーネル油20ml。


作り方はかんたんです。


マンゴーバターを計り、エッセンシャルウォーマーの容器に入れます。

マンゴーバターは、マンゴーの果実の種子から採られた植物性のバターです。保湿や紫外線から肌を守るといわれています。あまり香りが強くなく甘い感じもします。エッセンシャルウォーマーは、ビーズワックスを溶かす時につかいますが、今回はマンゴーバターを溶かしました。



スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油を加えて、エッセンシャルウォーマーのキャンドルに火をつけて、マンゴーバターが溶けるまでそのままにします。

スイートアーモンド油は、アーモンドの種子から、アプリコットカーネル油は西洋アンズの種子からでどちらも栄養価があり、乾燥などにといわれています。あまり香りは感じないようです。



マンゴーバターが溶けたら保存容器に移して竹串などでかき混ぜ、熱がさめたらカモミール・ジャーマン精油、ゼラニウム精油を加えて竹串などで混ぜて、冷蔵庫に入れて固めて取り出します。

カモミール・ジャーマン精油は一年草のカモミールの花からの精油でスキンケアになどといわれています。春なのでより華やかにゼラニウム精油を加えました。写真は、冷蔵庫から取り出しました。カモミール・ジャーマン精油のほんのり青い感じがします。季節にもよりますが、少量使用しても、やわらかく程よい感触のクリームになりました。


一足お先に昨年のカモミール・ジャーマンです。もうすぐ今年のカモミール・ジャーマンに会える事ができますね。楽しみです。



参考文献 アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修、エッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著


2016年3月6日日曜日

春のパックをつくる。ネトルパウダー、カオリン、オートミールをつかう。





ネトルは、春の強壮などに地上部をスープやシチューに加えたり、ホウレンソウと同じように調理したり、ティーにすることもできるなどと天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイヤー著に記載されています。

私も最近は、ネトルのハーブティーを飲んでいますが、今回はパックに加えます。

ネトルのパック(1回分)
ネトルパウダー小さじ1、カオリン大さじ1/2、オートミール大さじ1/2、精製水小さじ2。


乳鉢にカオリンを入れます。

カオリンは粘土(クレイ)でフェイスパックなどにつかわれます。クレイは吸収、吸着などで、皮脂や汗、汚れなどを取り除くなどといわれています。



オートミールを加えます。

食品としてはもちろんですが、入浴剤として使用もよかったです。今回の参考の書には、洗顔スクラブとして用いるなどとも記載されています。



ネトルパウダーを加えます。

ネトルは外用としても使うことができるといわれています。ネトルの葉をパウダー状にしたものです。緑茶のような香りがしました。




精製水を加えよく混ぜ合わせます。

水分はすこしずつかたさを調節しながら加えていくとよいようです。

目や眉毛、口の周りを避けて顔全体に塗り、少し乾いてきたら洗い流し、化粧水などで肌を整えます。

ネトルは、栄養分が豊富ともいわれています。パックは、緑茶のような香りも感じよかったです。