2018年4月29日日曜日

甘めのミントのスプレーをつくる。スペアミント精油、ペパーミント精油、オレンジ・スイート精油をつかう。



さわやかなミントの精油が心地よく感じる季節になってきました。しかし、まだ肌寒い日もあり、少し甘い感じのミントの香りをと思うこともあります。今回は、そのようなスプレーをつくります。


甘めのミントのスプレー(50mlスプレー容器用)
材料 エタノール5ml、精製水45ml、スペアミント精油3滴、ペパーミント精油1滴、オレンジ・スイート精油1滴。




エタノールをはかり、ビーカーに入れます。

精油は水にはほとんど溶けませんが、エタノールにはよく溶けます、そのため、精油をあらかじめエタノールに溶かしてから水を加えると、比較的よく混ざり合います。





精油を加えて撹拌棒でよく混ぜ合わせます。

スペアミントは、地中海原産、世界中の多くの地域で親しまれている植物で、甘く、ミントの温かみのある、シダーやハーブの香りもする匂いで、気持ちを落ち着ける作用、神経性のストレスや緊張には香りを吸入しますなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。さらに甘いオレンジ・スイートとすっきりした感じのペパーミントを少し加えてみました。



精製水を加えてよく混ぜ合わせます。

アロマテラピーでは、不純物が極めて少ない純度の高い水として、薬局で手に入る精製水などを用います。




スプレー容器に移し、作成日などを記入したラベルを貼ります。

使用時にはよく振ってから使用します。甘めのやさしいミントのスプレーができあがりました。持ち歩いて使います。

2018年4月22日日曜日

ハーブチーズをつくる。アサツキ、青ゆずこしょうをつかう。

元気な姿のアサツキ。2018年4月22日撮影。


私の所有する宮城県蔵王町の農地では、冬の間、休眠していたハーブも少しずつ元気な姿を見せてくれるようになりました。

今回は、その中でも、現在、緑色の葉が美しいアサツキをつかってハーブチーズをつくります。

ハーブチーズ
材料 アサツキ大さじ1、青ゆずこしょう小さじ1/2、クリームチーズ50g。


室温でやわらかくしたクリームチーズに細かく切ったアサツキを入れてバターナイフなどで混ぜ合わせます。

ハーブチーズやハーブバターは、チャイブがつかわれることが多いです。ハーブ&ライフ検定テキスト/日本メディカルハーブ協会検定委員会監修によりますと、チャイブは、マイルドな香りのアサツキの仲間で、日本のアサツキに似た使い方をしますなどと記載されています。今回、チャイブを使おうと思っていましたが、私の農地のチャイブの収穫は、もう少し先になるようなので、元気そうなアサツキをつかいました。アサツキとクリームチーズだけでもおいしいです。



青ゆずこしょうを加えてさらに混ぜ合わせます。

アサツキをつかうことにしましたので、和風で青ゆずこしょうを加えてみます。宮崎県産青ゆず、青とうがらし、食塩が原材料です。ユズの香りと青とうがらしのピリッとした感じが加わりました。



保存容器に入れます。

パンに塗ってもおいしいです。

2018年4月15日日曜日

ヨモギのお風呂。




私の所有する宮城県蔵王町の農地では、3月に入り果樹苗の植え付けや、ビニールハウス内での種まきなど徐々に忙しくなってきました。同時にビニールハウス内では、ヨモギやタンポポなどの姿も目にするようになりました。

今回はヨモギを収穫して、お風呂に入れ楽しみます。

ヨモギのお風呂(1回分)
材料 乾燥させたヨモギ20g。




ヨモギを洗い、乾燥させます。

ヨモギは、キク科、原産地日本、使用部位葉、特徴成分は精油(1.8シネオール、ツヨン)ビタミン(C、E)他、作用は肌を引き締める、血行を促進する他、北海道から沖縄まで全国に自生するヨモギは昔から料理の素材の原料として使われるなど、日本人の暮らしのなかで親しまれていますなどとハーブ&ライフ検定テキスト/日本メディカルハーブ協会検定委員会監修に記載されています。葉を少しずつはずし、乾かしました。




乾燥させたヨモギ20gをはかります。

約1週間後です。

布袋などに入れます。

今回は簡単な方法で楽しみます。

入浴時に湯に入れて浸かります。

草のにおいが心地よく体も温まりました。来年餅を作ろうと思います。

2018年4月8日日曜日

リフレッシュ入浴剤をつくる。プチグレイン・レモン精油、ローズマリー精油をつかう。




今回は、お風呂で楽しむ入浴剤をつくります。


リフレッシユ入浴剤(泡の出るバスソルト1回分)
材料 重曹大さじ2、クエン酸大さじ1、カモミールパウダー小さじ1/2、オリーブスクワラン小さじ1/2、プチグレイン・レモン精油2滴、ローズマリー・シネオール精油1滴。



重曹とクエン酸を容器に入れます。

重曹は、アロマテラピーでは入浴剤の基材として用い、皮膚をなめらかにするなどといわれています。重曹とクエン酸を組み合わせると泡のでるバスソルトもできるといわれています。



カモミールパウダーを加え、撹拌棒などでよく混ぜ合わせます。

カモマイル・ジャーマンをパウダー状にしたものを加えました。今回は黄色の色づけとしてつかいました。



オリーブスクワランを加えます。

植物性スクワランは、無色無臭で低粘度の液体といわれています。美容オイルにも使うことができます。




プチグレイン・レモン精油、ローズマリー精油を加えて撹拌棒でよく混ぜ合わせます。

プチグレイン・レモン精油はレモンの木の葉、枝からのもので、エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、ブレンドに加えると、いつもとても鮮やかで、元気にさせてくれるような香りに仕上がるなどと記載されています。同じく元気にさせてくれそうなローズマリー精油を加えてみました。


そのままお風呂の湯に入れるか、形をつくってもよいです。お風呂の湯に入れて、よくかき混ぜてから入浴します。



以前、ビターオレンジの葉と枝からのプチグレイン・ビターオレンジ精油とローズマリー精油をブレンドして入浴剤をつくったことがありましたが、今回は、よりさわやかな感じがしました。

2018年4月1日日曜日

ハーブせっけんをつくる。ネトルパウダー、パルマローザ精油、シダーウッド・バージニア精油をつかう。

桜開花の声も聞こえてきました。2018年4月1日。


今回は、ハーブのせっけんをつくります。

ハーブせっけん(1個分)
材料 石鹸素地150g、ネトルパウダー小さじ1、桜の花の塩漬け適宜、パルマローザ精油2滴、シダーウッド・バージニア精油1滴、精製水20ml、ハチミツ小さじ1/2。



桜の花の塩漬けを水に付け、精製水を温め、石鹸素地をはかり、チャック付きのビニール袋に入れます。

今回はハーブや精油を混ぜ、手で練り合わせてできる石鹸素地をつかいます。



チャック付きのビニール袋に入れた石鹸素地にネトルパウダーを入れます。

ネトルの葉をパウダー状にしたものです。ネトルは、イラクサ科、多年性で、若い葉から作るアストリンゼンは、フェイシャルスチーム、入浴、ヘア用の化粧水になるなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています。



温めた精製水を2〜3回にわけて加え、チャックをしめて、よく練り合わせ、はちみつ、精油を加えてさらに練り合わせます。

精製水は、不純物が少ない純度の高い水として、薬局で手に入ります。ハチミツは、ミツバチが花の蜜を集め、巣の中で貯蔵するなかで生成されたものといわれています。パルマローザ精油は、イネ科、葉からのもので、エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、スキンケアでは、どんなブレンドにも使用することができ、とても甘いローズに似たゼラニウム様の匂いがするため、石鹸や化粧水に加える素晴らしい香りのひとつになりますなどと記載されています。少し木の香りも加えようと木部からのシダーウッド・バージニア精油をつかいました。



チャック付きのビニール袋から取り出して形を整えてしばらく乾燥させます。

水につけておいた桜の花の塩漬けを取り出し水気をとり、つけてみました。春らしい感じになりました。