2017年3月26日日曜日

携帯用のハンドクリームをつくる。シトロネラ・ジャワ型精油、オレンジ・スイート精油、ラベンダー精油、サンダルウッド精油をつかう。

作成したクリームを2個の容器に入れました。


暖かくなってきましたが、手はなぜか乾燥気味で、ハンドクリームを使いたくなることが多いこの頃です。

今回は、いつも持ち歩きできるハンドクリームをつくります。


携帯用のハンドクリーム(約25ml)
材料 ミツロウ(精製)3g、ホホバ油(精製)10ml、アプリコットカーネル油10ml、シトロネラ・ジャワ型精油1滴、オレンジ・スイート精油1滴、ラベンダー精油1滴、サンダルウッド精油1滴。



ビーカーにそれぞれはかったミツロウ、ホホバ油、アプリコットカーネル油を入れます。

ミツロウは、ミツバチが巣をつくる時に分泌する動物ロウで、クリームを作る時に量の加減によって固さの調整ができます。ホホバ油は種子からで植物性ロウに分類され、アプリコットカーネル油は、種子からのものです。植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、ホホバ油は皮膚の保湿、組織の再生など、アプリコットカーネル油も保湿、柔軟などと記載されています。どちらも精製したものをつかいました。


ビーカーを入れて湯煎にかけます。
鍋に水をいれて、今回は湯煎にかけました。ミツロウをとかす道具のエッセンシャルウォーマーをつかうこともあります。


ミツロウが溶けたら湯煎からはずし、撹拌棒でよくかきまぜ、あら熱がとれたら精油を加えてさらに混ぜ合わせます。
今回はシトロネラ・ジャワ型をつかってみました。抽出部位が全草からで、アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修によりますと、シトロネラは、イネ科の植物で和名をコウスイガヤといい、古くから虫除けとして愛用され、スリランカ原産のセイロン種とインドネシア原産のジャワ種どちらもほぼ同じ特性をもっている、おもな成分はゲラニオール、シトロネロール、シトロネラール他、明るい気持ちになる、肩こりをやわらげる、体臭を抑えるなどと記載されています。甘い感じにしようとオレンジ・スイートと他にラベンダー、サンダルウッドを加えました。


保存容器に入れて完全に冷めたらふたをして作成日などを書いたラベルを貼ります。
9mlと12mlの容器に入れました。
外出時に使用しましたが、シトロネラの香りは思ったよりも穏やかで、レモンの様な香りも心地よいです。

2017年3月19日日曜日

マルベリー(桑の葉)と桜のケーキをつくる。

春らしくなってきましたので桜の花も飾りました。

今回は、マルベリー(桑の葉)をつかってケーキをつくります。

マルベリーのケーキ(約184mm×約91mm×約63mm型)
材料 バター(塩が入っていないもの)100g、砂糖70g、卵2個、薄力粉140g、アーモンドパウダー小さじ1/2、マルベリーパウダー大さじ1、飾り用桜の花の塩漬け適宜。

お好みでシロップの材料 マルベリー大さじ1、砂糖大さじ1、水大さじ3、キルシユワッサー大さじ1。



マルベリーの葉を細かくパウダー状にします。

マルベリーをすり鉢をつかって細かくした後、茶こしをつかってふるいました。メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキストによりますと、マルベリーは和名がクワ、使用部位が葉で食前にマルベリーのハーブティーを飲むことで、糖分の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を抑える、またクロロフィルや鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含むなどと記載されています。私の所有する農地でも栽培していますが、今年も果実の収穫を楽しみにしています。


薄力粉とアーモンドパウダーとマルベリーパウダーを一緒にふるい、別に砂糖もふるいます。

薄力粉とアーモンドパウダーとマルベリーパウダーはこし器をつかって2回ふるい、砂糖は1回ふるいました。


室温でやわらかくしたバターをボールにいれて、泡立器でクリーム状にしたら、砂糖を3回にわけて加え白っぽくなったら、室温に置いておいた卵黄を少しずつ加え、続いて同じように卵白も加えて混ぜ、さらに薄力粉とアーモンドパウダーとマルベリーパウダーを加えてゴムべらで粉っぽさがなくなるまで混ぜてクッキングシートを敷いた型に入れて予熱を行った180℃のオーブンで35分焼きます。

焼いている間にマルベリー(お茶パックに入れました)砂糖、水を鍋にいれて沸騰したら少し煮詰めて火からはずし、キルシュワッサーを加えてシロップをつくります。キルシュワッサーはさくらんぼから作るブランデーの一種です。


焼きあがったら型からはずし、あら熱がとれたらはけでシロップを塗り、水で洗って水気をとっておいた桜の花の塩漬けを飾ります。
桜の花は後から飾るとよいです。最初に一緒に焼いたら途中で焦げてしまいました。


マルベリーが桜の香りとも合ってしっとりした感じのケーキになりました。




2017年3月12日日曜日

さつまいも寒天をつくる。マカパウダー入り。




先日、さつまいもの餡をたくさん作ったこともあり、その餡で何か作ろうと思ったところ、寒天を使ったお菓子をつくることにしました。

今回はさつまいも寒天をつくります。

さつまいも寒天、マカパウダー入り(6個分 140mm×110mm×45mm型使用)
材料 棒寒天1本、水250ml、豆乳250ml、さつまいも餡80g、マカパウダー大さじ1。


寒天を水で戻し、水を切ってちぎり、水と豆乳を一緒に鍋に入れて火にかけて寒天をとかします。

寒天は、テングサなどの海藻のものです。ちょうど豆乳もありましたので水だけではなく豆乳も使用してみました。豆乳は大豆からのものです。


寒天がとけたらさつまいも餡とマカパウダーを少しずつ加えて混ぜ合わせ、沸騰させて火からはずします。
さつまいも餡です。さつまいもとくちなしの実と砂糖(さつまいもの量の30%)をつかいました。さつまいもは熱帯アメリカの原産で日本には1615年に渡来、塊根に多量のデンプン、ビタミンA、B、C、ブドウ糖ほか、生育温度は、20〜25℃で高温になるほどつるの伸びが良いなどと牧野和漢薬草大図鑑に記載されています。今年も私の農地ではさつまいもを栽培する予定です。こちらでは秋に収穫です。

マカパウダーです。マカは南米ペルーのアンデスの高地で約2500年間栽培されてきて、アブラナ科,多年性植物、栽培の目的はマカの根を得るためで、慢性疲労、更年期の症状、記憶力低下、ストレス性の緊張他に推奨されることがあるなどとスーパーフード/ディヴィッド・ウォルフ著に記載されています。さつまいも餡とも味が合いそうかなと思い使用しました。


水でぬらした型に入れてあら熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やします。
そのままにしていても固まりました。甘みがたりない時は、型から取り出してからハチミツなどを加えてもよいと思いました。また、マカに慣れるまでは、ほどほどの量にしておくのが良いでしょうなどとスーパーフード/ディヴィッド・ウォルフ著に記載されています。

お菓子にもよいですが、料理の付け合わせにも良い感じがしました。


2017年3月5日日曜日

メリッサ(レモンバーム)の肌にも吹きかけられるスプレー。メリッサ精油、ラベンダー精油、ゼラニウム精油をつかう。



今回は、レモンのような香りのメリッサ(レモンバーム)精油をつかってスプレーをつくります。また、肌にも吹きかけることができるように作製します。


メリッサ(レモンバーム)のスプレー(30mlスプレー容器用)
材料 メリッサ(レモンバーム)精油1滴、ラベンダー精油1滴、ゼラニウム精油1滴、グリセリン1.5ml、エタノール1.5ml、精製水27ml。



ビーカーにエタノールを入れます。

今回は、植物性の99%エタノールです。水や精油と混ざりやすいため、香水、ルームスプレーが作れるといわれています。


メリッサ精油、ラベンダー精油、ゼラニウム精油を加えて撹拌棒でよく混ぜ合わせます。

メリッサは地中海沿岸原産、香りがシトラス系でハーブ様など、作用が気持ちを落ち着ける、鎮静他とエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回の精油は、抽出部位が花・葉からです。レモンのような香りに花の様なゼラニウム精油と香りを引き締める感じでラベンダー精油を加えました。


グリセリンを加えて混ぜ合わせ、精製水を加えてさらに混ぜ合わせます。

グリセリンは水やエタノールによく溶け、アロマテラピーではローションの基材として用います。今回は、パーム油からとれる100%植物性のものをつかいました。精製水は不純物が極めて少ない純度が高い水です。



保存容器に入れてラベルを貼ります。

容器に入れた後は作成日などを書いたラベルを容器にはります。なるべく早目につかいます。

さわやかで甘い感じになりましたが、草のような感じも少し感じるようです。私は一日に何回かスプレーで気分をかえることを心がけています。