2014年8月31日日曜日

グレープフルーツのスクラブソルトをつくる。グレープフルーツ精油、ゼラニウム精油、天然塩、モンモリオナイト、ラベンダー芳香蒸留水、セサミ油をつかう。


グレープフルーツ精油は、レモン精油とは香りが違いますが、またすっきりした気分になります。

グレープフルーツ精油は、果皮から抽出で、成分はリモネンが90%、オイリースキンやオイリーヘアに対する収れん作用、気分の落ち込みや頭痛の緩和などのための吸入にもなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


今回は、夏のボディーケアとしても良いスクラブソルトをつくります。忘れていた肘や膝のケアにもなりそうです。


グレープフルーツのスクラブソルト(ボディー用1回分)
材料は、スクラブソルト用天然塩大さじ1、モンモリオナイト大さじ1、ラベンダー芳香蒸留水大さじ1、セサミ油小さじ1、グレープフルーツ精油2滴、ゼラニウム精油1滴。


モンモリオナイト、ラベンダー芳香蒸留水をはかり、乳鉢に入れ混ぜ合わせます。

モンモリオナイトはクレイの1種です。吸収力が強く、脂性肌の皮脂バランスを整えるなどとアロマ&クレイセラピー/ロゼマリエ・イプマ著に記載されています。ラベンダー芳香蒸留水は、全てのスキンタイプ向きで日焼けした肌を鎮め、などとエッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


別の容器にスクラブソルト、セサミ油をはかり入れてモンモリオナイトとラベンダー芳香蒸留水を混ぜ合わせたものを加えて、さらに混ぜ合わせます。

粒子の細かいボディースクラブ用の天然塩とゴマの種子から抽出されたセサミ油をつかいます。セサミ油は植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと非常に浸透性が高く、表皮を再生し、肌をやわらかくしますなどと記載されています。


グレープフルーツ精油、ゼラニウム精油を加えてよく混ぜ合わせます。

グレープフルーツ精油の他にゼラニウム精油を加えます。すべてのスキンタイプ、オイリーや脂性肌のためのスキンケア用品に外用で使用されているなどとエッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375に記載されています。花の香りです。

入浴時に肘、膝、足など気になるところにやさしく塗布し、お湯で洗い流します。

使用したところ、グレープフルーツの香りは、甘みがより強くなったように感じました。

皮膚には、スクラブソルト(塩)の刺激は、あまり感じませんでした。


グレープフルーツの精油には光毒性があるので、皮膚に使用後は紫外線にあたらないように注意します。

2014年8月27日水曜日

バジルをつかった元気になるフットバス。



夏の終わり頃、元気になってきた私の農地のバジルです。特に蕾が付いた部分を切ると、ますます次に元気な姿を見せてくれるようです。

今回は、バジルをつかった足浴を行います。

メッセゲ氏の薬草療法/モーリス・メッセゲ著/高山林太郎訳にはバジルをつかった強壮用の足浴のつくりかたなどが記載されています。今回はこちらを参考につくります。


バジルの足浴

1リットルの湯をわかし、沸騰したら火を止めて5分ほどおき、フレッシュか乾燥のバジル1〜2にぎりを加えてふたなどをして4〜5時間そのままにします。

朝におこないますので前の夜に準備しました。蕾がついたものもつかいました。
料理として消化を助ける、神経質な人他に処方しているなどと上記の書には記載されています。


約5時間後の浸したものです。この後バジルは取り除きました。
バジルの香りが前の日より強く感じるようです。


2リットルの湯をわかし、沸騰したら火を止めて5分ほどおき、先につくった1リットルの液を加えて約8分間足を浸します。

1週間に1度、手足を浸すと良いなどと上記の書に記載されています。


今回は、朝に行いましたが、思ったよりも簡単にできました。香りもよく体も温まり少し元気付けになったようです。料理だけではなく沐浴としても利用できますので、バジルが収穫できる今のうちに1週間に1度利用したいものです。

2014年8月24日日曜日

入浴剤をつくる。レモンのホイップクリーム風呂。レモン精油、ベンゾイン精油をつかう。



今回はさわやかなレモンの精油をつかった入浴剤をつくります。


スピリットとアロマテラピー/ガブリエル・モージェイ著によりますと、レモンはアジア原産で、常緑の小高木。1本の木には年間1500個ほどの果実が実り、熟すると緑色から黄色に変化し、精油抽出部位が果皮ですっきりした酸味が特徴のレモン精油は集中力を増し、「意」の働きを明確にさせ、高揚させ、気持ちを鎮めて明るくし、リフレッシュさせ不安をやわらげるように働きかけるなどと記載されています。


全部レモンです。

夏も終盤になりましたが、すっきりした気分になりたいものです。


レモンのホイップクリームの入浴剤(1回分)
材料は、レモン精油2滴、ベンゾイン精油1滴、ホイップクリーム大さじ3。



ホイップクリームをはかり容器に入れます。

柑橘系の精油は、入浴時につかうと皮膚刺激を感じることがあるといわれますが、牛乳や生クリームなどに混ぜてつかうと比較的良いように感じます。少し泡をたてました。今回は、植物性のホイップクリームです。



レモン精油とベンゾイン精油を加え、撹拌棒で混ぜます。

レモン精油の他にベンゾイン精油を加えます。ベンゾイン精油は、高さ20mに成長するアンソクコウノキから採取されて精油抽出部位が樹脂で、甘く濃厚なバニラに似た芳香で心理面では鎮静作用の精油と考えられますなどと上記の書に記載されています。レモンに、より甘い香りをつかいました。


湯を入れた浴槽に入れてよくかきまぜます。

レモンの香りが穏やかに甘くさわやかに感じました。ベンゾインの香りもレモンをひきたてたようです。柑橘系の精油が皮膚の刺激になるといわれていますが、今回ホイップクリームを混ぜたところ、ほとんど感じなかったようです。また、肌がすこししっとりした感じにもなりました。

入浴後はいつもより汗がひくのが早いと思い、さっぱりした感じにもなりました。



レモン精油には光毒性があるので、皮膚に使用後は紫外線にあたらないように気をつけなければなりません。








2014年8月20日水曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。トマト、キュウリ、酢につけたタマネギのサラダ。バジルをつかう。



マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。


今回は、バジルをつかったサラダですが、はじめにタマネギを酢につけてから使用するので、また違った趣があるようです。

レシピと写真を投稿します。


トマト、キュウリ、酢につけたタマネギのサラダ
 材料 8人分

小さい赤タマネギ1個、縦に二等分し薄く十文字に切る(約カップ)
赤ワインビネガー大さじ3
熟した中型トマト6個、芯を取りくさび型に切る
イギリスキュウリ1個、より大きい時は二等分に分ける、1/2インチに厚く横に切り、縦模様を作るため部分的にその時、皮を縦にむく
エキストラバージンオリーブオイル大さじ2〜3
フレッシュバジルカップ1/4つめこめる程度、大きな葉はちぎる
海塩と挽きたてのコショウ



最近、また元気になってきた私の農地のバジルをつかいました。

 
トマトは、バジルの近くに植えている私の農地のミニトマトも一緒につかいました。


作り方

ステップ1
小さな反応しないボウルに酢と一緒に玉ねぎを入れます。ふたをしてください。
および30分間室温で置いてください。

タマネギは、そのまま使用する時とまた違ったものになりそうです。



ステップ2
大皿の上に酢とともにタマネギ、トマト、キュウリを置きます。油をふりかけて、バジルをトッピングしてください。塩、コショウで味付けてください。そして盛りつけてください。

私の店のスタッフ柿沼さんの実家のキュウリもつかいました。大きくて新鮮なキュウリです。毎週土曜日に私の店でも販売しています。


タマネギに赤ワインビネガーを浸したものをつかいましたが、思ったよりも簡単にでき、いつもと違うサラダができました。バジルは葉をちぎりながらいただきました。またつくってみます。

2014年8月17日日曜日

ローズヒップオイルで夏の肌のケアー。ローズヒップ油、ゼラニウム精油、ローズオットー精油をつかう。

私の農地のドッグローズです。写真は、花が咲いていた6月頃のものです。
現在(8月)は、緑色のローズヒップ(実)を付けています。
赤い色のローズヒップになるのはもう少し先で、秋が深まる頃です。


そろそろ夏の肌のケアーが気になりはじめました。


ローズヒップは、ドッグローズというワイルドローズの実のことで、ローズヒップオイルは、 種子から抽出された植物油が主に利用されて、皮膚細胞の再生を促す不飽和脂肪酸のリノール酸、リノレン酸、オレイン酸、老化した肌や紫外線のダメージを受けた肌を改善するレチノイン酸が多く含まれています。(参考文献 美肌をつくるローズヒップ&ローズ/佐々木薫著)


今回はローズヒップ油をつかって夏の肌のケアーオイルをつくります。


材料は、ローズヒップ油20ml、ゼラニウム精油1滴、ローズオットー精油1滴。



ローズヒップ油をはかりビーカーに入れます。


今回は、原産国がチリのローズヒップ油未精製を使います。色に赤みがあります。
独特の香りもあります。



ゼラニウム精油、ローズオットー精油を加えて撹拌棒でかきまぜます。

ゼラニウム精油は皮脂腺からの油脂のバランスをとるところから、すべてのタイプの肌の状態に役に立つなど、ローズオットー精油もすべての肌質タイプに有益などとアロマテラピーのための84の精油/ワンダ・セラー著/高山林太郎訳に記載されています。




保存容器などにいれてネームラベルをはり、はやめに使います。

ゼラニウム精油とローズオットー精油のバラの香りがします。



入浴後に使用したところ、ローズヒップ油の独特の香りはゼラニウム精油とローズオットー精油により強く感じず、後からは、より2種類の精油の香りが感じるようです。

オイルの感触も柔らかく全身につかうことができました。髪の毛のパックにもつかうことができそうです。

次の日の朝は、しっとりして張りがでたような気分になりました。




2014年8月13日水曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。ルバーブアイスティー。



マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかった料理のレシピをつくります。
今回は、ルバーブをつかったアイスティーです。レシピと一緒に写真を投稿します。


ルバーブアイスティー

材料 (8人分)

ルバーブの茎8本・・・インチの長さに切ってください。
水8カップ
砂糖1/3カップ・・・お好みで
飾り用の新鮮なミントの小枝




私の農地のルバーブをつかいました。茎のみ使用ですので茎のみを持ち帰りました。

約3インチの長さに切ったルバーブの茎です。

作り方
ステップ1
大きな鍋に、ルバーブとカップの水を合わせます。沸騰させてください。そして時間煮てください。液を濾してください。お好みで砂糖を付け足して、溶けるまで攪拌し、冷やしてください。ミントの小枝を氷の上に添えてください。



煮ていたところ、数分間で柔らかくなりました。


濾して、砂糖を溶かして冷やし、出来上がりです。
残念なことに、ミントの葉を忘れてしまいました。


出来上がりを試したところ、苦みも酸味もほとんど感じずにまろやかな味で、おいしくいただくことができました。




メディカルハーブ安全性ハンドブックによりますと、ルバーブには使用する際の注意が記載されています。パンにもちいられるルバーブの近種の葉茎は、シュウ酸塩を含有しない。葉刃を食べてはならないなどと記載されています。







2014年8月10日日曜日

入浴剤をつくる。フェンネルの甘い香りの発砲するバスソルト。フェンネル精油、リツエアクベバ精油をつかう。

フェンネルの花と一緒に撮影。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター/ジニー・ローズ著によりますと、フェンネルは、地中海沿岸原産で、世界中で栽培され、甘くハチミツのような薬草に似た香りで、適用&用途が全てのタイプの胃腸の不調に、神経系からくる呼吸困難他と記載されています。

今回は、フェンネルの甘い香りにさらにレモンのような甘い香りのリツエアクベバ精油を加えて入浴剤をつくります。


フェンネルの甘い香りの発砲するバスソルト(1回分)
材料 重曹大さじ3、クエン酸大さじ1と1/2、グレープシード油小さじ1/2、フェンネル精油3滴、リツエアクベバ精油2滴、フェンネルの花と葉(乾燥)を細かくしたもの小さじ約1/2。


重曹とクエン酸を容器に入れて混ぜ合わせます。

重曹とクエン酸で泡のでるお風呂を楽しむことができます。重曹には、皮膚の柔軟、洗浄作用があるといわれています。今回は、ビニール袋でつくりました。


細かくしたフェンネルの花と葉を加えてまぜあわせます。

私の所有する農地のフェンネルの花と葉(乾燥)をつかいました。甘くスパイシーな香りです。



グレープシード油を加えます。

ブドウの種子から採れた植物油です。軽い感触といわれています。



フェンネル精油、リツエアクベバ精油を加えて混ぜ合わせます。

フェンネル精油の他にリツエアクベバ精油を加えました。東アジア原産でアジアで栽培されていてスパイシーでレモンににたわずかに草臭さある柑橘の香りで、気分を落ち着かせる作用他と上記の書には記載されています。思ったような甘い香りになりました。

そのままでもお風呂にいれることができますが、形をつくることができます。


入浴時に、作製したバスソルトをいれて湯をよくかきまぜて入浴します。

お湯に入れたところ、思ったよりも香りが穏やかで、レモンのような香りがある甘いスパイシーな香りがしました。またグレープシード油はほどよく肌になじみました。

今の時期、気分がすっきりした感じになりました。



2014年8月6日水曜日

オレガノのリースをつくる。

オレガノの花をつかったリースです。壁に飾りました。2014年8月

私の蔵王の農地では、今の時期、オレガノの花が咲いています。特に紫ががったピンク色の花は乾燥させてもきれいですので、しばらくそのまま飾ることができそうです。


今回はオレガノの花をつかったリースをつくります。


オレガノのリース(直径約15cm)材料
紫ががったピンクのオレガノの花・・・8本、白いオレガノの花とゴールデンマジョラムの白い花・・・合わせて5本、吸水性リース台。




紫ががったピンクのオレガノの花です。
香りは甘い感じもあるようです。



白い花のオレガノと葉が黄緑がかったゴールデンマジョラムです。
ゴールデンマジョラムはオレガノと比べて少し華やかな香りがあるようです。



水を入れたバケツなどに、吸水性リース台を入れてしばらくそのままにして取り出します。ワイヤーとフラワー用のテープで、壁に飾る時のフックをつくります。

ちょうど以前購入した、リース台がありました。裏に受け皿がついています。


はさみで花や葉などを、それぞれ約5cmくらいに切りリース台にさしていきます。


出来上がりです。テーブルの上にそのままおいてもよいです。


オレガノは、料理として知られていますが、観賞用としてもつかうことができます。ハーブ大百科/デニ・バウンによりますと、料理の場合は、生よりも乾燥させたものを使用することが多く、葉と花のついた小枝は茶になるなどと記載されています。薬用効果もあるようで、風邪、インフルエンザ、消化不良などと記載されています。



2014年8月3日日曜日

パック剤をつくる。モモ、カオリン、小麦胚芽油、ラベンダー精油をつかう。

今の季節のモモもつかうパックです。写真は2012年8月宮城県蔵王町で撮影。

クレイ(鉱物を主原料とする粘土)をつかったパックは、アロマテラピーのセルフスキンケアとしてよく提案されます。

また、アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著/高林林太郎訳には普通肌のフェイシャルパックとしてモモ、小麦胚芽油、ラベンダー精油などが記載されています。今回はこちらを参考にパック剤つくります。


モモ、ラベンダー精油などをつかったクレイパック(1回分)
材料は、カオリン大さじ1、モモ小さじ1、小麦胚芽油微量、ラベンダー精油1滴。



カオリンをはかり、容器に入れます。


カオリンはクレイといわれます。クレイは吸収、吸着、収れん、洗浄作用などがあり、
パック剤などに用いられます。扱いやすいので、私はよく利用します。


皮をむいたモモをはかり、乳鉢などに入れて乳棒で押しつぶします。

和歌山県産の桃の果肉をつかいました。きれいな赤い果肉はほんの少しだけつかいますので、
ほとんど食べることができました。おいしかったです。



カオリンに押しつぶしたモモを加え、さらに小麦胚芽油を加えます。

小麦胚芽油は上記の書によりますと、普通肌の他、乾燥肌、壮年肌などと記載されています。
0,025ml(スポイトで)加えました。少量なので独特の香りや色はあまり感じないようです。



ラベンダー精油を加えて全体をよく混ぜ合わせます。

ラベンダーは普通肌の他多水肌などと上記の書には記載されています。

目や口の周りを避けて顔にぬり、少し乾いてきたら、ぬるま湯などで流します。
化粧水などで肌を整えます。


使用してみたところ、小麦胚芽油を微量加えましたので、しっとりした感じが残りました。ラベンダー精油を加えたところ、モモの香りはやはりあまり感じなくなり、残念でしたが、ラベンダーに甘い感じが加わったようでした。