2017年1月29日日曜日

ローズマリークッキーをつくる。




現在、ベランダに置いているローズマリーの花が咲いています。寒い日が続いていますが、今の時期はいつも花が咲いて目を楽しませてくれます。

花が可愛らしいのでお菓子に飾ろうと思い、今回はクッキーをつくることにしました。

ローズマリークッキー(約20枚分)
材料 バター50g、砂糖30g、卵黄1/2、薄力粉70g、乾燥したローズマリーの葉小さじ1、飾り用ローズマリー生の花と葉、すりおろしたレモンの皮、粉糖、水適宜。


乾燥したローズマリーの葉を乳鉢などで細かくします。

ローズマリーは「海のしずく」といわれるハーブ、古代から、料理用あるいは薬用として使われてきた、記憶力を強める作用があるといわれ、料理としては新鮮な花はサラダに、また砂糖漬けにして料理の飾りにしても美しいなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス編に記載されています。冬なので生の葉はたくさん切るのはかわいそうに思い、主に乾燥したハーブティー用などの葉をつかうことにしました。生の花と葉は飾りに少しだけつかいます。


泡立器で室温に置いておいたバターを白っぽくなるまで撹拌し、ふるっておいた砂糖を2〜3回にわけて撹拌しながら加え、室温に置いておいた卵黄を2〜3回にわけて撹拌しながら加え、さらにふるっておいた薄力粉と細かくしたローズマリーを加えゴムベラで混ぜ合わせます。

ローズマリーのすっきりした香りがします。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編によりますと、昔、部屋の空気が汚れるとローズマリーをたいた。空気をきれいにする作用があるとされていたためだなどと記載されています。

ラップなどをつかい生地をまとめ、長さ16cmくらいに整えて冷凍庫に1時間くらい入れ固めます。

今回は形をしっかりとしようと固めてみました。

冷凍庫から生地を取り出して、約8mmに切り、オーブン皿に入れて余熱したオーブン180度で約13分焼きます。

焼き上がりました。そのままさまします。粉糖を水でといたものを焼き上がったクッキーの上に落とし、ローズマリーの生の花や葉、すりおろしたレモンの皮をのせたものも少しつくりました。1番はじめの写真です。生の花や葉などはしばらくそのままの状態で楽しむことができました。




2017年1月22日日曜日

ジャスミンの入浴剤をつくる。ジャスミン精油、プチグレン精油、オレンジ・スイート精油をつかう。



寒い時は、お風呂が楽しみになります。今回は、華やかな気分になるようなジャスミン精油をつかって入浴剤をつくります。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますとジャスミンには多くの種があり、現在は世界中で栽培されています。香水には欠くことができず、最も素晴らしいと名高い香水に使用されていますなどと記載されています。

ジャスミンの入浴剤(1〜2回分)
材料 重曹大さじ3、クエン酸大さじ1、セサミ油小さじ1、ジャスミン精油2滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油1滴、オレンジ・スイート精油1滴。

重曹とクエン酸をビニール袋などに入れて混ぜ合わせます。

重曹とクエン酸を混ぜると泡が出るお風呂を楽しむことができます。重曹やクエン酸はハウスキーピングなどにも使われます。

セサミ油を加えます。

セサミ油はゴマの種子からで、植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと美容利用として、肌をやわらかくしますなどと記載されています。今回使用のセサミ油は生ゴマ油です。匂いはほとんど感じないです。バスオイルのお風呂にもなります。

精油を加えてよく混ぜ合わせます。

ジャスミン精油は、化粧品にも使用されて、また幸福感や喜びを感じさせてくれますなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回使用のジャスミン精油は花から溶剤抽出法のものです。少しさわやかな感じにしようとプチグレイン・ビターオレンジ精油、オレンジ・スイート精油も加えてみました。

お菓子の型などに入れてそのままにして固めます。

このままでも泡のでるお風呂になりますが、今回は固めます。1日そのままにして型から取り出します。

入浴時はよくかき混ぜて入浴します。
思ったようなさわやかな感じがするジャスミンのお風呂になりました。

2017年1月15日日曜日

牛肉のタイ風サラダ。パクチー(コリアンダー)をつかう。



今回は、パクチー(コリアンダー)をつかったサラダをつくります。

コリアンダーは、ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、最も昔から知られているハーブの一つで、3000年以上も栽培されて、生の葉、茎と種子とはまったく違う香りと用途があるなどと記載されています。

種や種から抽出した精油は、甘い香りで香水やポプリなどにも良いように感じますが、生の葉は独特の香りがします。私は生の葉の香りが大好きですが、嫌いな方もいらっしゃるようです。

牛肉のタイ風サラダ(2〜4人分)
材料 ステーキ用の牛肉120g、パクチー(コリアンダー)の葉と茎1/2本、赤唐辛子(乾燥)1/2〜1本、紫たまねぎ1/2個、ナムプラー大さじ1、レモン汁大さじ1、砂糖小さじ1/2、レタス適宜。

ビニール袋に牛肉の下味付けにナムプラー大さじ1/2とコショウ少々を入れて牛肉を入れ、口を閉めて、1時間くらいそのままにし、オーブンで赤みがなくなるくらい焼きます。
久しぶりにナムプラーをつかいました。ナムプラーは魚を発酵させて作った醤油で、タイ料理の調味料です。オーブンは180度で8分くらいにしました。オーブンはお持ちのものそれぞれ違うと思いますが、網で焼いても良いです。

牛肉に下味をつけている間、紫たまねぎは薄切りにしてしばらく塩水につけて水ですすぎ、赤唐辛子はしばらく水につけて水をきり種を除いたものを細かく包丁で切ります。レタスをしいた皿に牛肉と紫たまねぎ、赤唐辛子を置きます。

赤唐辛子はお好みで調節するとよいです。タイ料理ではもっと辛いです。

ナムプラーとレモン汁各大さじ1、砂糖小さじ1/2を合わせたものをかけ、コリアンダーの葉を茎から手ではずし、茎は細かく包丁で切り上に散らします。

コリアンダーの葉と種子は主として消化器系に働き、食欲増進などと今回の参考の書に記載されています。根もタイ料理では使用しますので保存します。

出来上がりです。以前タイ料理を習っていた頃に一緒だったHさんからいただいた象の置物と一緒に写真を撮りました。


 

2017年1月8日日曜日

ジンジャーとレモンのケーキ。




寒い季節にはショウガを使うことが多いですね。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ジンジャー(ショウガ)は特徴として、甘辛い、芳香、加温性のハーブで、去痰、発汗促進他と記載されています。

今回は、ちょうど昨年の12月に投稿したレモンとショウガの砂糖煮もありましたので、こちらも使用してケーキをつくってみることにしました。


ジンジャー&レモンのケーキ(約184mm×約91mm×約63mmの型使用)
材料 すりおろしたショウガ小さじ1、すりおろしたレモンの皮小さじ1、ショウガのしぼり汁大さじ1/4、レモン汁大さじ1/4、無塩バター70g、砂糖50g、卵1と1/2個、薄力粉100g、アーモンドプードル40g、ショウガの砂糖煮大さじ1/2、レモンの皮の砂糖煮大さじ1/2。

今回使用のショウガとレモンです。茨城産のショウガと熊本産のレモンです。

室温でやわらかくしたバターを泡立器ででクリーム状にし、ふるっておいた砂糖を3回に分けて加えながら混ぜ、さらに、室温に戻しておいた卵を3回に分けて加えながら混ぜて、ショウガとレモンの皮、汁を混ぜ合わせます。

ショウガにさわやかなレモンの香りが加わりました。新鮮な香りがします。

ふるっておいた薄力粉とアーモンドプードルを加えてゴムベラで混ぜ合わせます。

アーモンドの香りが加わりました。


型に入れて、ゴムベラで整え、細かく切ったジンジャーとレモンの皮の砂糖煮を飾り、余熱を行った180度のオーブンで30分焼きます。

砂糖煮を加えるとよりジンジャーとレモンの香りを楽しむことができるようです。砂糖煮はもう少し細かく切れば良かったと思いました。



以前、砂糖煮を加えないで作製してみましたが、今回はよりジンジャーのピリッとした感じとレモンの皮のさわやかな感じが加わったケーキになりました。










2017年1月2日月曜日

ネロリのせっけんをつくる。ネロリ精油、ローズマリー精油、ラベンダー精油をつかう。

石けん素地をはかり、ビニール袋にいれました。

新年おめでとうございます。

2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


いつも使用しているせっけんが小さくなってきましたので、新しいせっけんを作ることにしました。新しいせっけんは新年につかうことになります。そこで今回は、新年ということもあり華やかでさわやかな感じのネロリ精油をつかったせっけんをつくります。

ネロリのせっけん(1個分)
石けん素地・・50g、精製水・・15ml、ネロリ精油3滴、ローズマリー精油1滴、ラベンダー精油1滴、オリーブ油・・小量。

石けん素地をはかりビニール袋に入れて、温めた精製水を2〜3回に分けてその都度手で練りながら加えます。

石けん素地は、手で練って形をつくる石けんなどに使用します。今回は、無香料、無着色の植物性洗浄成分を使用した石けん素地です。写真で色がついたものは、前に収穫したポットマリーゴールドの花びら小さじ1/2を乳鉢をつかって細かくし、一緒に混ぜ合わせました。

精油を加えてさらに練ります。

今回のネロリ精油はビターオレンジの花を水蒸気蒸留法で抽出したものです。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと最も貴重なフローラル系、夜間に吸入すると不眠を和らげてくれ、他には、気分を明るくさせ、気分を高揚させ、外用では肌を柔らかくし、香水やデオドラント剤としても使用されますなどと記載されています。他香りを落ち着かせる感じでラベンダー、さわやかな感じにしようとローズマリーも加えました。

ビニール袋から精油を合わせたせっけん素地を取り出し、平らにしてオリーブ油を塗ったお菓子の型で抜きます。

にわとりの型が手に入りました。今年は酉年です。オリーブ油など植物油を少量型に塗ると取り出しやすくなります。

4〜5日乾燥させます。

ネロリの香りがよいせっけんになりました。お正月に乾燥しながら飾ります。