2016年9月24日土曜日

夏の終わりのスキンケア、ミルクローションをつくる。ローズ芳香蒸留水、カモミール・ジャーマン精油、アプリコットカーネル油、パーム乳化ワックスをつかう。




季節の変わり目は、いつも肌が気になってしまいます。今回は、少し乳液のようなローションを作製することにしました。

ミルクローション(ボディー用乳液約50ml)
材料 ローズ芳香蒸留水40ml、アプリコットカーネル油10ml、パーム乳化ワックス小さじ1、カモミール・ジャーマン精油2滴、オレンジ・スイート精油2滴、フランキンセンス精油1滴。

ビーカーを2個準備します。1個目にローズ芳香蒸留水、2個目にアプリコットカーネル油とパーム乳化ワックスを入れて湯煎にかけます。

ローズ芳香蒸留水は、精油を製造する際に同時に得られる芳香物質を含んだ水です。アプリコットカーネル油は、アプリコットの仁から抽出、今回のパーム乳化ワックスはパーム油由来のものをベースとする乳化剤で、水と油を混ぜ合わせる役目をするといわれています。ローズ芳香蒸留水の良い香りがします。

パーム乳化ワックスが溶けたら湯煎からはずし、2個目のビーカーにローズ芳香蒸留水をミニ泡だて器でかき混ぜながら少しずつ入れ、15分くらいかき混ぜます。

湯煎中です。温度計をビーカーに入れ、80度を目安にし、湯煎からはずします。キャリアオイル事典/レン・プライス、シャリー・プライス、イアン・スミス著によりますとアプリコットカーネル油はスイートアーモンド油と化学上は非常に似た油で、その皮膚柔軟作用から慣習的に化粧品に混合されますなどと記載されています。

精油を加えてさらによくかき混ぜます。

カモミール・ジャーマン精油は、1年草で、花から抽出、青い色の精油です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、主成分がカマズレン他で用途がスキンケアなどと記載されています。甘い柑橘系の香りのオレンジ・スイートと香りの引き締めに樹脂から抽出のフランキンセンスを加えました。

容器に入れてラベルを貼って入浴後などに使用します。


ポンプ瓶は使いやすいです。乳液は軽い感じもしますがしっとり感もあり思ったような感じになりました。

9月の始めはカモミールは・ローマン精油を使用していましたが、終わりの頃の今回は、ジャーマン精油が心地よく感じるようで不思議です。

2016年9月18日日曜日

レモングラスのアイスティー。レモングラス、ペパーミント、ラズベリーシロップをつかう。

私の所有する宮城県蔵王町の農地のレモングラスです。2016年9月

今年の5月中旬頃にレモングラスの苗を植えました。レモングラスを栽培したのは久しぶりで、ちゃんと育つのかな?とも思っていました。しかし強い雨にも負けず、最近ますます大きくなっていくようです。これからは、寒くならないうちに無事に鉢上げができたらと思っています。

レモングラスはイネ科で南インドやスリランカでみられ、群生する多年草、がっしりした棒状の茎とレモンの香りがする長さ90cmになる細長い葉を有するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。

レモングラスのアイスティー(1人分約180ml)
材料 レモングラス(生)ティースプーン大盛り1と1/2、ペパーミント(生)ティースプーン1/2(多めに)、熱湯90ml、氷、ラズベリーシロップ小さじ1/4(お好みで)ハーブは乾燥の場合は半分の量を使用します。


ティーポットにレモングラス、ペパーミントを入れます。

収穫したレモングラスは調理用のハサミで切りました。ブレンドのミントはスペアミントでも試しましたが、もうすこし味を引き締めようと思いペパーミントを使いました。乾燥の場合は今回の半分の量を使用します。


熱湯を注ぎ5分くらいそのままにします。

レモングラスは特徴として発汗促進、鎮痙作用他、料理用として東南アジアでは、茎の根元部分を生か、sereh(セレ)パウダーとして利用、葉の浸出液は茶になるなどと本日の参考の書に記載されています。以前タイ人の先生にタイ料理を習っていた時があり、レモングラスの茎の部分を包丁で切ったことを思いだしました。良い香りでした。

グラスいっぱいに氷を入れ、ハーブティーをそそぎます。

夏も終わりですが、まだまだアイスティーもよいですね。

収穫したラズベリーでつくったラズベリーシロップを少し加えてみました。

生のレモングラスを試すのは、今の時期ならではのものです。

2016年9月11日日曜日

ラベンダーのサシェ。ラバンディンをつかう。



今回は、私の所有する農地で今年収穫したラバンディンをつかってサシェをつくります。
私の農地では、ラバンディンが元気で今年もたくさんの花を咲かせました。

ポプリ/熊井明子著によりますと、サシェ(Sachet)は匂い袋のことで、ポプリまたは単品のハーブを布袋に詰めますなどと記載されています。


ラベンダーのサシェ。ラバンディンをつかう(1個分)
材料 ラバンディン小さじ1、布7×12cm、手芸用綿6×6cm。



サシェの布と手芸用の綿を準備します。

今回のサシェは、ポプリ/熊井明子著のハンカチの芯用サシェを参考にしました。胸ポケットに入れるハンカチの芯にしますと記載されています。今回は、ラバンディンを手芸用の綿に入れて中身が片寄らないように上から縫います。


布を中表にして空き口を残して5mmの縫い代を縫います。

もう少し細かく縫うことができたらといつも思います。


手芸用の綿にラバンディンを均等に入れて中身がかたよらないように上から縫います。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラバンディンは芳香性のハーブで、わずかに樟脳の香りが交じる、香料用として乾燥させた花をハーブピロー、ポットポプリに入れるなどと記載されています。ラバンディンのすっきりした感じもよいです。


布を表に返してラバンディンを入れた手芸用の布を入れて空き口を縫います。

出来上がりです。リボンが付いたサシェはラバンディンが大さじ2杯入っています。


すっきりした感じもあるラバンディンのサシェです。手帳のカバーに入れたり他使用できます。


2016年9月4日日曜日

カモミールの透明せっけんをつくる。カモミール・ローマン精油、スイートマージョラム精油、プチグレイン・ビターオレンジ精油、ローマンカモミール花をつかう。

石けん型から取り出してできあがりです。飾り用にローマンカモミールの花をつかいました。

今回は、カモミールのせっけんをつくります。

カモミールの精油にはローマンとジャーマンがありますが、私は今回、ローマンを使用したくなり、カモミール・ローマンで作製することにしました。

アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー/ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと、ローマンカモミールの精油は、ジャーマンカモミールとは、成分の組成だけではなく、色も香りも違いますなどと記載されています。


カモミールの透明せっけん(1個分)
材料 MPソープクリア50g、カモミール・ローマン精油3滴、スイートマージョラム精油1滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油1滴、ローマンカモミール乾燥花小さじ1/2。


MPソープを計り、包丁などで細かく切り、ビーカーに入れて湯煎にかけて溶かします。

MPソープは手作りせっけんの材料です。電子レンジで溶けますが、時間がありましたので湯煎にかけました。


湯煎からはずし、精油を加えて撹拌棒で混ぜます。

カモミール・ローマン精油は抽出が花、緊張緩和、スキンケア、睡眠促進他と今回の参考の書に記載されています。やさしい感じにスイートマージョラム精油、香りの引き締めにプチグレイン・ビターオレンジ精油を加えました。


せっけんの型に乾燥したローマンカモミールの花を入れてせっけん液の半分の量を注ぎます。

私の所有する農地で収穫したローマンカモミールの花です。葉も香るといわれていますので、後から少量加えてみました。1番最初のせっけんが出来上がった写真に葉のようなものが写っているのがわかりますか?



せっけん液の残りの半分を加えて完全に固まるまでそのままにします。

4時間ほど外に出かけて帰った後に取り出しました。端にカッターの先などを入れるとはずしやすいです。



ローマンカモミールのやさしい感じのせっけんになりました。