2014年4月23日水曜日

春の乾燥に、カモミール・ジャーマンのハンドクリームをつくる。

やはり春のハーブというと、カモミール・ジャーマンですね。

日中は、暖かい日も多くなりました。私が住んでいる仙台にも本格的な春が来たようです。しかし、意外と手などは、乾燥してかさついていることも多いものです。

今回は、春に元気なハーブ、カモミール・ジャーマンの精油をつかってハンドクリームをつくります。

カモミールは、世界中に帰化している植物ですが、原産地はヨーロッパで、1年生のジャーマン・カモミールの精油の主成分は、カマズレン、ビサボレン、ビサボロール、用途が抗炎症、スキンケアなどとエッセンシャルウォーター&ハーブウォーター/ジニーローズ著に記載されています。


カモミール・ジャーマンのハンドクリームの材料ですが、(約15〜20mlクリーム容器用)みつろう2g、スイートアーモンド油10ml、カモミール・ジャーマン精油2滴、ラベンダーウォーター1ml。


みつろうとスイートアーモンド油をはかり、エッセンシャルウォーマーに入れます。

今回は、みつろうを溶かすときにつかう器具であるエッセンシャルウォーマーをつかいます。みつろうは、みつばちの巣から採れる天然ワックスです。スイートアーモンド油は、スイートアーモンドの種子から採れる植物油で、栄養があり皮膚には保湿作用などがあるともいわれています。



もうひとつのエッセンシャルウォーマーに、ラベンダーウォーターをはかり入れます。

今回はエッセンシャルウォーマーを2個つかいます。ラベンダーウォーターは、水蒸気蒸留法で精油がとられる時に一緒にとれる水です。わずかながら水溶性の植物の成分他もふくまれるといわれています。精油よりも穏やかなラベンダーの香りがします。


それぞれのエッセンシャルウォーマーに火を着けてみつろうがとけるまでそのままにします。

みつろうが溶けてクリーム容器にいれたら、フローラルウォーターは、すこしずつかき混ぜながら加えます。スポイトなどで加えていくとよいです。


みつろうが溶けたらクリーム容器に注ぎ、すこしずつ竹串などでかきまぜながらフローラルウォーターをいれいき、粗熱がとれたらカモミール・ジャーマン精油を加えてよく混ぜあわせます。クリーム状になったら出来上がりです。

何となくリンゴのような甘さも感じるようです。
これからは、かさつきがちな指先も忘れずに塗るようにします。


出来上がりは、すこしやわらかい感触にもなり、しっとり感もあるようです。カモミールジャーマン精油の香りは、お好みもあると思いますが、よく嗅ぐと、リンゴのようなフレッシュな甘さも感じるようです。


0 件のコメント:

コメントを投稿