今回は、シヤンプーの後につかう乳液状のローションをつくります。ドライヤーで髪を乾かす前などにつかいます。ヘアケアには植物油やバターだけでも良いですし、芳香蒸留水だけでも良いですが、シャンプー後は、その中間の乳液状のものがよいのではないかと思いました。まだまだ寒さも続きますので温かみのある香りの柚子のフローラルウォーターをつかいます。
材料は、シアバター精製1g、アルガン油クリア0,5g、セサミ油0,5g、植物性乳化ワックス1g、柚子のフローラルウォーター(芳香蒸留水)10ml。
つくり方は乳液のつくり方です。
今回は保存ビンとビーカーでつくります。
保存ビンに、シアバター精製とアルガン油クリア、セサミ油、植物性乳化ワックスをはかり入れます。
シアバターは植物性バターで、保湿他スキンケアに力を発揮するといわれていて、アルガン油は、植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、乾燥していて精彩のない毛髪を強くしなどと記載されています。セサミ油は、生ゴマ油です。爪や毛髪に活力を与えるなどと上記の書に記載されています。植物性乳化ワックスは、乳液などをつくる際に使用する植物由来の乳化ワックスです。 |
ビーカーに柚子のフローラルウォーターを入れます。
柚子のフローラルウォーターです。水蒸気蒸留法で精油を抽出する際に精油とともに得られる水です。わずかながら精油成分も含まれるともいわれていて、アロマテラピーの基剤としてもつかわれます。やさしい香りです。 |
保存ビンとビーカーを湯煎の鍋で80度に温度をあわせます。
思ったよりも簡単で早くできあがりそうです。 |
鍋からはずし、保存ビンに温度を合わせた柚子のフローラルウォーターを、2回にわけて入れてふたをしめて振り、その後、約20分振ります。
出来上がりです。手にとると柚子の香りが穏やかにします。ラベルに日付などを記入してできるだけ早くつかいます。冷蔵庫で保管しようかな。 |
出来上がりを試してみたところ、柚子のフローラルウォーターの香りが穏やかに感じました。べたつかずに程よい感触です。シャンプー後でなくても使用することができました。
柚子のフローラルウォーターは、あまり香りが強くないですので、今回は、シアバターとアルガン油は香りがほとんどない精製のものをつかいました。
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