2014年2月1日土曜日

サシェをつくる。(6)レモンのサシェ。

三角のサシェにもできます。

レモンを使用したポプリの作製は、2月頃がよいといわれています。
他の時期に比べて、レモンの皮を失敗なく乾かすことができますし、2月頃はなんとなくフレッシュな香りに触れたいと思うところだということです。

サシェは匂い袋のことで、ポプリまたは単品のハーブを布袋につめます。

今回はレモンのポプリをつめたサシェをつくります。

材料
ポプリの材料は、レモンの皮2〜3個分、レモンヴァーベナ大さじ4、コリアンダーシード小さじ1/2、オリスルート小さじ1/2、レモンヴァーベナ精油3滴。

サシェ1個分材料は、15cm×7cmの布地、上記のポプリ大さじ2〜3。


まずサシェの袋をつくります。
布を裏にして、2つに折って縫い代を0,5cmで、詰め口を残して糸で縫いあわせ、表にかえします。

上の詰め口を残します。

ドライポプリをつくります。レモンの皮をむき、完全に乾かして、仕上げ乾燥をします。今回は、オーブンをつかって40度で40分行います。

今回のレモンは、うきレモン防腐剤未使用のものです。大きくよい香りがします。乾燥したら、はさみで切ります。今の時期ですと、2〜3日できれいに乾燥しました。


コリアンダーシードとオリスルートをそれぞれ乳鉢と乳棒をつかって砕き細かくします。

コレアンダーシードです。砕いた途端に香りが広がりました。生の葉の香りとはちがいます。ポプリやサシェにさわやかでピリッとした感じを与えるために加えます。オリスルートは、保留剤としてポプリにつかわれます。スミレの匂いがするともいわれています。

ポプリの保存ビンに、レモンの皮、レモンヴァーベナ、レモンバーベナ精油をしみこませたオリスルート、コリアンダーシードをいれてわりばしなどで混ぜます。ラベルを貼り約2週間〜6週間、涼しく暗いところで時々ゆすります。


作製したサシェの袋に大さじ2杯くらいポプリを入れて詰め口を糸で縫います。

ハーブティーにするとおいしいレモンヴァーベナとさわやかなレモンのような香りのレモンバーベナ精油も加えました。


レモンのサシェは、机の中に入れたり、タンスの中に入れたり他、くせのないさわやかな香りです。
ポプリの方は、熟成させて香りを楽しみます。

参考文献 愛のポプリ ポプリ ポプリの詩 /熊井明子著





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