写真は、私の店がある定禅寺通りのタンポポです。今年も花に出会えるかな? |
タンポポの花に出会えるのももう少しですが、タンポポのコーヒーは、いつでもつくることができます。
ヨーロッパと北アジアを原産地とするセイヨウタンポポは、16世紀ごろになってようやく何人かの医学者が名声のあるゆえんとなり、ピサンリというフランス名の由来ともなったタンポポの利尿作用をみとめ、全草に薬効があること、とりわけ根に効き目が強いこと、明治末期に日本に帰化して、現在では在来種にとってかわって日本全国にひろがっていて、根・葉を煎じて健胃や催乳の目的でつかいますなどとメッセゲ氏の薬草療法 モーリス・メッセゲ著/田中孝治監修/高山林太郎訳に記載されています。
今回は、タンポポのコーヒーをつくります。
タンポポコーヒー1人分材料
細かくしたタンポポの根・・・ティースプーン1杯(山盛り)
熱湯・・・200ml
今回は、ハーブティーの1人分の量にしました。 タンポポの根を乾燥したハーブティーをつかいます。 |
タンポポの根を煎ります。
今回は、フライパンをつかいますが、メッセゲ氏の薬草療法によりますと、秋にきれいな根を採取して、オーブンで焙じてコーヒーミルで挽くと記載されています。 |
コーヒーミルで挽きます。
弱火で約40分程煎ったタンポポの根をミルで挽きました。芳ばしくなりました。 |
ティーポットに入れてお湯を注ぎ、約5分間そのままにします。
(ミルで挽いたタンポポの根はハーブティーパックなどに入れるとよいです)
出来上がりです。 |
穏やかなコーヒーのように感じます。私はあまり苦いコーヒーは得意ではありませんのでちょうど良いと思います。
メッセゲ氏の薬草療法によりますと、朝飲むほんもののコーヒーにまぜてもけっこうですなどと記載されています。
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