2014年5月4日日曜日

ポプリをつくる。春の庭のポプリ。

こちらで今、開花中の花です。2014年4月28日

私が住んでいる仙台では、ちょうど今が、ようやく春の花が咲いているところです。水仙、スミレ、梅、桜などはほとんど一斉に開花します。仙台から近い場所にある、私の所有している蔵王の農地でも同様で、春の花が一斉に咲いています。

今回は、そのような春の花をつかってポプリをつくります。

ポプリとは、pot-pourri' 英語読みにするとポット・プーリー、のことで、熟成させた室内香をさし、ドライポプリは、花・ハーブ・スパイス・樹皮・香料などすべての材料を完全に乾燥させてつくるなどと愛のポプリ/熊井明子著に記載されています。


今回はドライポプリです。

春の庭のポプリ

材料は、チオノドクサ、クロッカス、水仙、ムスカリ、ハートシーズ、スミレ合わせてカップ1。レモンバームの葉カップ1/2。オレンジの皮、マンダリンオレンジの皮合わせてカップ1/2。オールスパイス、オリスルート各大さじ1/4。バニラビーンズ少々。イランイラン精油2滴。

蔵王の農地では、チオノドクサ、クロッカスは最初に開花しました。


すべての花をがくからはずし、オレンジの皮も薄くむいて完全に乾かして、オーブンを用い仕上げ乾燥をして、さめたら容器に花とレモンバームの葉を入れ混ぜ合わせます。。

くせがなく甘い香りのするレモンバームの葉です。乾燥するとフレッシュなレモンの香りはあまり感じなくなりますが、やさしい香りですのでつかいました。今回は、市販のものをつかいました。


果皮類とオールスパイス(乳鉢などで砕く)、オリスルート、バニラビーンズを加えてさらに混ぜ合わせます。

花だけではなく、果皮、スパイスなどが入ると花のポプリの香りも引き立ちます。オリスルートは、甘い香りですが、保留剤としてつかわれます。


精油を加えてさらに混ぜ合わせてふたを閉めて、ラベルを貼り、涼しくて暗いところに最低2週間ねかせて時々ビンをゆすって混ぜるようにします。
乾燥後、少し穏やかな香りになった水仙などの華やかな香りが、
イランイラン精油によって甦ったようです。



今回使用した、春の花の華やかな香りが出るようにつくりました。これからの熟成した香りが楽しみです。

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