2014年3月5日水曜日

ポマンダーをつくる。(5)ローズマリーとレモンの卵の(エッグ)ポマンダー

ローズマリーとレモンのポマンダーです。2014年3月

今回は、卵の殻をつかうポマンダーをつくります。

ポマンダー(pomander)はアンバーグリスのリンゴという意味のフランス語(pommed'ambre)
からきた言葉で、小さな穴があいている金、銀、銅などの丸い器に、昔はアンバーグリスや麝香の練り香を入れ、いまは陶製のものに主としてポプリを入れますなどとポプリ/熊井明子著に記載されています。

以前、投稿しましたフルーツポマンダーは、ポマンダーのバリエーションで、今回の卵のポマンダーも、そのようなものです。

卵の中には、先月に投稿しましたレモンのポプリを入れてもよいですが、今回は、今話題の香りであるローズマリーとレモンをつかいます。

卵の(エッグ)ポマンダー1個分

材料は、卵1個、布少々、オーガンジーまたは絹ゴース3×3cm、乾燥したローズマリーの葉、レモンの皮、またはポプリなど。


卵に直径2cmの円を描き、カッターでカットして中身を出します。
中身を出したら、洗剤を入れて良く洗い、乾かします。




布を2cm角に切り、卵に貼付けます。

木工ボンドをつかって貼付けます。布ではなく、和紙、雑誌の切り抜きなどでも良いです。


レモンの皮を入れます。

レモンの皮は、ポプリやサシェにさわやかな香りを添えるなどと愛のポプリ/熊井明子著に記載されています。今回はのレモンとローズマリーは市販のもの(ハーブティー用)をつかいます。


ローズマリーを入れます。

ローズマリーは、11世紀頃から、神経衰弱や記憶力減退などに用いられるようになり、また、枕の下に葉を置くと、悪霊や悪夢を遠ざけるといわれてきて、今も、安眠用のサシェによく加えられるなどと愛のポプリに記載されています。

丸くカットした部分に、オーガンジーまたは絹ゴースなどで貼付けます。
卵を振り混ぜ合わせます。


普段は、丸くカットした面を下にして置いておき、香りを嗅ぎたくなったら卵を振り、漂う香りを楽しみます。

今回、2個つくりましたが、1個は乾燥したローズマリーとレモン、もうひとつは、2月に投稿したレモンのサシェのポプリを入れました。

ローズマリーとレモンが入った卵の方は、アロマテラピーでつかう精油よりも穏やかな香りがします。甘い感じもします。


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