2015年10月11日日曜日

リラックスのための組み合わせ、レモンバーム、ジャーマンカモミール、リンデンのハーブティー。


一息つきたい時にリラックスのハーブティーと思い、ブレンドを考えていたところ、英国ハーブ療法ハンドブック/ぺネラピ・オディ著に、リラックスのための組み合わせ、レモンバームとカモマイルのブレンドが記載されていました。今回はこちらを参考にハーブティーをブレンドします。


リラックスのための組み合わせ(1回分)
レモンバーム、ジャーマンカモミール、リンデンフラワー、ティースプーン各1/3、熱湯160〜180ml。


ティーポットを温めて、乾燥したハーブをそれぞれはかり、入れます。

この鎮静作用のあるハーブの組み合わせは、1日のハードな仕事のあとの緊張をほぐしてくれ、レモンバームは消化促進剤として、カモマイルには鎮静作用とリラックス、リンデンフラワーは神経系の鎮静と不安の鎮静作用などと今回の参考の書に記載されています。リンデンフラワーは手でちぎりました。



熱湯を注ぎ5〜10分そのままにし、ティーカップに注ぎます。

穏やかな香りがします。


今回の参考の書に記載されている自家製の袋をまた作ってみました。ハーブティー1回分をガーゼと料理用の糸を使い作りました。お菓子のケースに入れました。持ち歩きます。


仕事が終わったあとに1杯を飲んでみましたが、甘い味と香りが感じ、眠くなってきたような感じもしました。体も温まりました。



2015年10月4日日曜日

レモンのパックをつくる。カオリン、ハチミツをつかう。




レモンの精油は果皮から抽出され、アロマテラピーではよく使われますが、レモンの果汁の方は、普段は料理に使うことが多いものです。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編のフェイシャルパックの項によりますと、レモンのしぼり汁などは、良質のアストリゼントになるなどと記載されています。

今回はレモンのパックをつくります。


材料(1回分)
カオリン大さじ1、レモン果汁小さじ2、ハチミツ小さじ1。


カオリンを容器に入れます。

カオリンは粘土です。手作りのフェイシャルパックの材料ともなります。カオリンなどの粘土をつかったパックは、吸収、収れん他の作用があるといわれています。


レモンの果汁を搾り、容器に加えて混ぜ合わせます。

ハーブ事典/レスリー・ブレムネス著のフェイシャルパックの項によりますと、レモンの絞り汁を数滴加えると、肌が弱酸性に保たれるなどと記載されています。果汁を絞りましたが、果皮よりも香りは強く感じないです。




ハチミツを加えてさらに混ぜ合わせます。

ハチミツも手作りのフェイシャルパックなどにつかわれます。保湿作用などがあるともいわれています。甘い香りもありますので加えてみました。


目や口の周りを避けて、顔全体に塗り、少し乾いたらぬるま湯で洗い流します。


使用してみたところ、レモンの絞り汁よりも、ハチミツの香りの方が感じました。香りが物足りない時は、芳香蒸留水などを加えてもよいと思います。使用後の肌は、しっとり過ぎない感じで、ほどよい感じがしました。

2015年9月27日日曜日

入浴剤をつくる。働かせすぎた筋肉に。ラベンダー精油、スイートマージョラム精油、ジュニパーベリー精油、ウォッカをつかう。




最近は仕事で、パソコンや字を書いたりすることが多いため、普段よりも、肩や腕などの筋肉に疲れがあるようです。そのようなことで、入浴剤を作って沐浴をと思っていたところ、アロマテラピー事典/パトリシア・デービス著/高山林太郎訳に、働かせすぎた筋肉に〜沐浴ブレンドが記載されていました。


今回はこちらを参考に入浴剤をつくります。


材料
ウォッカ(40度)10ml、ラベンダー精油3滴、スイートマージョラム精油2滴、ジュニパーベリー精油1滴。




ウォッカをビーカーに入れます。


精油をキャリヤーオイル、あるいはその他の希釈材、例えばミルクやウォッカにいれてから、それをお湯に加えた方が良い場合もありますなどと今回の参考の書の沐浴に記載されています。私は入浴剤にワインなどを使うことがありますが、今回使用のウォッカ(40度)は、エタノールよりも香りがきつく感じないようです。




精油を加えて撹拌棒でかきまぜます。

リラックスさせ、筋肉の緊張などにラベンダー、冷えなどにスイートマージョラム、ジュニパーベリーは強壮作用などと今回の参考の書に記載されています。ブレンドした香りがよい香りに感じます。




保存瓶に入れます。

今回はお試しということで作った入浴剤は、2回で使用します。

入浴の直前にお湯に入れて、よくかきまぜます。

使用してみたところ、良い香りで体も温まったようでした。浴室の近くはジュニパーベリーの香りか木のような香りも感じました。

2015年9月20日日曜日

バニラのような香りのせっけん。ベンゾイン精油、シナモンパウダー、ココナッツチップをつかう。



季節は秋の気配も感じるようになりましたが、今回は、バニラの様な甘い香りの精油に少々、ココナッツチップやシナモンを加えてせっけんをつくります。


バニラのような香りのせっけん(ボディー用1個分)
材料
MPソープホワイト50g、ベンゾイン精油3滴、ココナッツチップ小さじ約1/4、シナモンパウダー小さじ約1/8。


MPソープホワイトをはかり、包丁などで細かく切り、ビーカーに入れ、湯せんにかけて溶かします。

MPソープホワイトは電子レンジで溶ける乳白色の石けん素地です。湯せんにかけても溶かすことができます。

MPソープが溶けたら湯せんからおろし、シナモンパウダーとベンゾイン精油を加えて撹拌棒でかきまぜます。

秋になるとスパイスの香りも使用したくなります。今回はシナモンの香りを少し加えてみました。ベンゾイン精油は安息香ともいわれ、樹脂から抽出。甘くて、温かみのある香りで、褐色の樹脂はスパイシーでバニラの香りを放ち、抗カタル作用、去痰作用などとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。

 

MPソープ型に半分の量のせっけん液を注ぎ、ココナッツチップを加えて残りのせっけん液を注ぎ固まるまでそのままにします。

今回使用のココナッツチップは、ココナッツの香りそのままに、果肉をローストしたものです。食べてもおいしいですが、せっけんのベンゾインの香りにココナッツの香りも加えてみました。



出来上がりです。

しばらくそのままにして固まったら取り出します。

最初のベンゾイン精油とシナモンパウダーを合わせた時も良い香りでしたが、ココナッツチップを加えた後も良かったです。使用したところ思ったよりも甘すぎず、すっきりした感じもありました。

2015年9月12日土曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。ブラックベリー・ベイリーフジャム。

ブラックベリーです。収穫した後、赤いところは黒くなるまでそのままにしておきました。


私の所有する宮城県蔵王町の農地では、今年はブラックベリーがいつもよりも多くなりました。マーサ・スチュワートのホームページには、ブラックベリーを使用した料理のレシピがあります。色々と試してみたいものですが、今年は、まずジャムを作製してみます。


レシピと実際に作製した時の写真を投稿します。



ブラックベリー・ベイリーフジャム


材料

新鮮なブラックベリー・・・3ポンド
砂糖・・・4と1/2カップ
レモンの皮1個、プラス新鮮なレモンジュース小さじ4と1/2
粗塩・・・ひとつまみ
乾燥した月桂樹の葉・・・1または2本


作り方

冷凍庫にいくつかの小さな皿を置きます。重い深鍋にベリー、砂糖、レモンの皮と果汁、塩、そして月桂樹の葉を入れて一緒に撹拌します。砂糖を溶解するために攪拌してください。

冷蔵庫に皿を置くのは、作製したジャムの硬さを確かめるためのようです。月桂樹はこの後、ちぎりました。月桂樹は、ちょうど家の冷蔵庫に保管していたものがあり使用しました。


そしてポテトマッシャーで軽くすりつぶし、沸騰させます。表面から泡をすくい取ります。それはとてもゆるいゼリーのような固さになるまで1011分、ジャムが濃くなるようによりたくさん攪拌し、調理をしてください。熱から鍋を取り除きます。


小型のポテトマッシャーを見つけました。

中程度でふるいを通してジャムの約半分をつぶします。種子を捨てます。鍋につぶしたジャムを戻し、合わさるまで攪拌します。ふたたび沸騰させます。


濾しました。

冷凍庫から皿を取り外し、その上にジャムのスプーン1杯分を落とします。1〜2分間冷凍庫に戻します。その時、やさしく指でジャムの端を少しずつ動かします。ジャムの完了のような場合は、その形を保つことになります。もしもジャムがあまりにも薄すぎ広がる場合、毎分テストを試し完了するまでふたたび沸騰させます。月桂樹の葉を取り除き、捨てます。熱で消毒した瓶に熱いジャムをいれてください。そして消毒したふたですぐに覆います。


テストが1回で大丈夫?のようでした。

出来上がりを試したところ、酸味も程よく、ベイリーフもなじみ、おいしかったです。濾したり、種を捨てたりがありますが、何とか完成しました。

2015年9月4日金曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。ルバーブジャム。



マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。

毎回、お勉強になり感謝しています。

マーサ・スチュワートのホームページのレシピと実際に作製した時の写真を投稿します。

今回は、ルバーブをつかったジャムです。


ルバーブジャム
ルバーブをはさんだバタークッキーをつくるために、ルバーブジャムのこのレシピを使用してください。

材料
ルバーブ・・・1ポンド2オンス(約6茎)は、洗い、整えて1/インチの厚さに切ります。砂糖・・・1カップ、塩・・・ひとつまみ、新鮮なレモンジュース(レモン1/2個)・・・・大さじ2。




春に花が咲いた、私の宮城県蔵王町にある農地のルバーブです。この後たくさんの種がなりました。冬には姿がわからなくなります。料理に使用の場合は、葉は使用せず、茎を使用します。


作り方

氷水をつくるために氷と水を大きなボウルに満たしてください。




ルバーブが分解し、水分がなくなり始めるまで、10分〜12分、材料を弱火にかけます。


ルバーブの茎のみを使用、細かく切りました。甘い香りがしてきました。意外と早く分解し柔らかくなりました。焦げそうになったので鍋をはずしました。


調理をやめて、氷水に鍋を置きます。冷めたら、約2時間から1週間冷蔵できます。


容器に入れ、冷蔵庫に入れました。


甘く、酸味もあり、まろやかな風味でおいしいです。クッキーにもはさんだところ、また良かったです。ルバーブを使用したホームページのレシピを試したのは、今回で2回目です。また来年もルバーブのレシピを試したいと思います。

2015年8月27日木曜日

リラックス、すっきり発砲する入浴剤をつくる。ラベンダーティートリー精油、サイプレス精油をつかう。




今回は、ラベンダーティートリー精油をつかった入浴剤をつくります。


ラベンダーティートリー精油は、私の店でも販売していますが、お客様にラベンダーとティートリーのブレンドですか?と聞かれることがあります。アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修によりますと、ラベンダーティートリーは、ロザリーナという名前で、別名がラベンダーティートリー、タスマニア北部に見られるティートリーに似た樹木で、精油の抽出は、葉と枝の水蒸気蒸留法、ラベンダーとユーカリを合わせたような清涼感のある香りで、リラックス、鼻つ''まりをやわらげるなどと記載されています。


ラベンダーティートリーをつかった発砲する入浴剤(1回分)
材料・・・重曹大さじ1、クエン酸小さじ2、スイートアーモンド油2,5ml、ラベンダーティートリー精油2滴、サイプレス精油1滴。色付け用としてターメリックパウダー、マルベリーパウダー、食用色素緑(クチナシ黄、青を配合したパウダー状のもの)各少々。


重曹とクエン酸をはかり、ビニール袋などにいれます。色を付けたい時はハーブパウダーなどを少々加え全体を混ぜ合わせます。

重曹とクエン酸で泡の出る入浴剤をつくることができます。8回分の量にしました。写真の左から食用色素緑、マルベリーパウダー、ターメリックパウダー、色付けなしです。




スイートアーモンド油を加えて混ぜ合わせます。

アーモンドの種子からとれる植物油で、肌を柔らかくするなどといわれています。今回の、形をつくる時のつなぎにもなるようです。バスオイルのようにもなります。



ラベンダーティートリー精油、サイプレス精油を加えてよく混ぜ合わせます。

さらに木の香りともいわれるサイプレス精油を加えてみました。また、ラベンダーティートリー精油は妊娠中、授乳中は使用を避けると上記の参考の書に記載されています。



そのままでも入浴時に使用することができますが、形をつくり楽しむこともできます。

星の形が気に入って今回はこちらの型をつかいました。色を少し他の物と合わせてみました。


入浴時に使用したところ、サイプレス精油ともなじみ、ラベンダー精油もよいですが、ラベンダーティートリー精油は、甘くさわやかな感じがしてまた良いものでした。