2014年6月18日水曜日

ボリジの花をつかったゼリーをつくる。

ボリジの花が咲いています。2014年6月16日

私の所有する農地では、先週あたりからボリジの花が咲き始めました。可愛らしい青い花をどうしようかと思っていたところ、ハーブのたのしみ/A.W.ハットフィールド著にボリジの花は、薄い色のレモンゼリーによく映えてつくりやすいなどと記載されていました。

今回は、ボリジの花をつかったレモンゼリーをつくります。

ボリジの花のゼリー(2個分)
材料は、しぼりたてのレモン汁約50ml(レモン1個分)、ゼラチン1/2包み、砂糖30ml、水30ml。

青い色をしている花が、ボリジの花です。ボリジはもともとシリアの野生植物であるが、ヨーロッパのほとんどの場所で自生化するようになったなどとハーブの楽しみ/A.W,ハットフィールド著に記載されています。


ボウルにレモン汁を30mlを入れて、ゼラチンを振りかけて5分間、そのままにします。また、砂糖と水をまぜて強火で沸騰するまで火にかけて、砂糖を溶かし、ゼラチンとレモン汁を合わせた上に注ぎ、かき混ぜ、残りのレモン汁20mlを注ぎ、さらにかき混ぜます。

レモンは広島県産です。今回のレモンのゼリーのつくり方は、以前、投稿したマーサ・スチュワートのホームページからつくってみたミントをつかったレモンのゼリーを参考にしました。

型に上記のゼラチンを合わせたものを約1/3注ぎ、ボリジの花を押し込みます。ラップなどを上にかけて45分〜50分位冷蔵庫に入れた後、さらに残りのゼラチンを合わせたものを注ぎ、またボリジの花をおしこみ、完全にかたまるまで冷蔵庫に入れます。

ボリジの花をレモンゼリーの液に押し込んだところ、きれいな青い色の変化はなく、冷蔵庫にいれた後は
ピンク色が出てきました。写真は1回目の冷蔵庫に入れて約50分後です。


完全にかたまったら、型から取り出します。

出来上がりです。

レモンゼリーは酸味があり、おいしいです。ボリジの花は、香りも味もほとんど感じませんでしたが、可愛らしい花は、ほぼそのままの姿を保ことができ、良かったです。


ボリジの医薬使用法は、古い本草書や植物の本ならどれにもみられ、またボリジは、解熱・鎮痛効果のあるハーブとして一般にみとめられ、とくに腎臓や肺疾患に効果があったようであるなどとハーブの楽しみ/A.W.ハットフィールド著に記載されています。


メディカルハーブ安全性ハンドブックによりますと、ボリジの地上部の使用は、ピロリジジン・アルカロイドを含有するので注意が必要であることが記載されています。


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