産地が日本である精油は、私の店にも何種類かありますが、なじみのあるスギの精油には抽出部位が木部からのものと葉からのものがあります。以前、葉からのものでバスソルトをつくった時は、さわやかな感じで良い気分になりました。今回は、木部から抽出のものでトリートメントオイルをつくります。
スギの木の香りのトリートメントオイル(ボディー用、約15ml)
材料 セサミ油10ml、スイートアーモンド油5ml、スギ(木部)精油2滴、グレープフルーツ精油1滴。
ビーカーにセサミ油を入れます。
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今回のセサミ油は生ゴマ油です。精神的な疲労、表皮を再生し、肌をやわらかくしますなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&クレルジョウ著に記載されています。 |
スイートアーモンド油を加えます。
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スイートアーモンド油は仁から抽出で、神経系のバランス回復作用、軟化作用、保湿作用などと上記の書の記載されています。 |
スギ(木部)の精油、グレープフルーツ精油を加えて撹拌棒でかき混ぜます。
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スギの木は古くから植林されていたこともあり、日本各地で見られ、精油の特徴として気分を浄化する、イライラを鎮める、安眠を促すなどで、木部の主な成分はδーカジネンなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。葉の精油よりも落ち着いた感じがします。より爽やかな香りのグレープフルーツ精油を加えました。グレープフルーツ精油は、体内脂肪の燃焼を促すなどとも上記の書に記載されています。 |
今回はボディー用として、主に足全体や足首からひざまでとひざからももの付け根まで自分でトリートメントを行いました。グレープフルーツの爽やかな甘い香りに穏やかなスギ(木部)の香りが感じます。夜に使用しましたが、よい感じでした。
グレープフルーツ精油は光毒性がありますので皮膚に使用後は紫外線にあたらないようにまた、スギの精油は妊娠中、授乳中は使用を避ける。肌の弱い人は控えめに使用(参考文献アロマテラピー図鑑/監修佐々木薫)
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