2015年3月12日木曜日

タンポポカフェオレをつくる。

2015年3月5日撮影です。宮城県蔵王にある私の所有する農地のビニールハウスでは、一足先にタンポポの花が咲いていました。ビニールハウスには外に種をまいたことがあるスミレ(ハートシーズ)、ジャーマンカモミールなども花を咲かせることがあります。

私の身近ではタンポポの花に出会えるのはまだまだ先ですが、タンポポをつかったものが頭に浮かび、今回はタンポポの根でカフェオレをつくることにしました。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、タンポポの根は秋に2年ものを堀り上げ、ジュースを絞るか、煎ってコーヒーにする。また乾燥させたものを煎じ薬、成分浸出液、成分抽出液、チンキに、またタンポポは利用部位は全体で、利尿、緩下などと記載されています。


タンポポカフェオレ(1杯分)

材料 セイヨウタンポポの根ティースプーン1杯強、熱湯50ml、牛乳90ml、生クリーム20ml。



フライパンでタンポポの根を弱火で煎ります。

タンポポ属は多年草60種からなる属で北半球と南米の温帯地方に分布。セイヨウタンポポ(ダンデライオン)は、特にフランスで野菜として栽培されていて、19世紀には品種改良がおこなわれていたなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。今回は市販のセイヨウタンポポの根の乾燥したものを、約25分間フライパンで煎りましたが、だんだん芳ばしくなってきました。


煎ったタンポポの根をティーポットにいれて、熱湯を注ぎしばらくそのままにします。

約10分間そのままにしました。だんだんお湯の色が濃くなってきました。


鍋に牛乳と生クリームを入れて温めます。

生クリームで豊かなこくが加わるようです。(参考文献珈琲の楽しみ方ブック)


温めたティーカップに濾したタンポポの根の浸した液を注ぎ、温めた牛乳と生クリームを注ぎます。
出来上がりです。
やさしいカフェオレができあがりました。ほのかにタンポポコーヒーの芳しい感じがしました。また、試した後は眠くなってきました。

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