2015年6月15日月曜日

ローズマリーリンスをつくる。アップルビネガー、ローマンカモマイルのフローラルウォーターをつかう。



先日、私の店では、ラヴェンダーの小さい枕とローズマリーのリンスを作る講座を行いました。ちょうどその時に使用したアップルビネガー(りんご酢)が残っていたこともありますが、今回は、久しぶりにローズマリーのリンスをつくることにしました。


ローズマリーリンス(9〜10回分)
材料 乾燥したローズマリーの葉5g、アップルビネガー100ml、ローマンカモマイルのフローラルウォーター20ml、グリセリン小さじ9杯。


ローズマリーをはかり、容器に入れます。

ローズマリーは「海のしずく」といわれるハーブで古代から、料理用あるいは薬用として使われてきて記憶力を強める作用があるといわれ、へアケア用のハーブとして、脂っぽいヘア用、ふけ防止用、ヘアトニック用(髪を濃くし、つやをあたえる)などとハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています。


アップルビネガーを加え、ふたをして7日から10日そのままにしてから濾します。

茶漉しを使用して濾した液です。酢は、手作りの入浴剤やリンスに使用され、シャンプー使用後の髪を中和して酸性に戻す働きをするなどといわれています。アップルビネガーは、りんご酢で果実からつくる果実酢です。リンゴの香りもして香りが穏やかといわれています。


濾した液にグリセリンを加え撹拌棒で混ぜ合わせます。

グリセリンは、油脂のグリセリドから加水分解して得られ、水やアルコールによく溶け、化粧水の基材として使用されます。保湿作用があるともいわれています。


作製した液の半分の量を他の容器に移して、カモミールウォーターを加えて撹拌棒で混ぜ合わせ、保存容器に入れます(4〜5回分)残りの液はそのまま使用したり、精油を入れたりして使用できます。

フローラルウォーターは、水蒸気蒸留法で精油を抽出する際に精油とともに得られる水のことです。アップルビネガーのりんごの香りに甘いすっきりした感じも加わるようにローマンカモマイルウォーターを加えてみました。


シャンプー後、湯を入れた洗面器に液を適量入れて、髪の毛を浸した後、お湯ですすぎます。


すっきりしたリンゴの香りにローズマリーのスパイシーな感じもありましたが、洗面器のお湯に入れるとそれよりも穏やかな感じになりました。使用後の髪の毛は、手触りも柔らかい感じでした。

1 件のコメント:

  1. 家にローズマリーが沢山あるので、作ってみたいです!!^0^

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