2013年12月28日土曜日

アロマキャンドルをつくる。ジャスミン精油、ベルガモット精油、イランイラン精油、みつろうをつかう。

ジャスミンなどの香りがほのかに漂います。

今回はアロマテラピーでつかう精油をつかってキャンドルをつくります。

材料はみつろう80g、ジャスミン精油6滴、ベルガモット精油5滴、イランイラン精油4滴、酸化鉄ライトブラウン耳かき型さじ(ミクロスパーテル)4杯、パールマイカシルバー(お好みで)、キャンドル芯、ガラス容器。


みつろうをはかり、ガラス容器にいれて湯煎にかけて溶かします。

みつろうです。今回は色付けをしますので精製した白いみつろうをつかいます。湯煎用の水は少なくならないように気をつけなければなりません。


みつろうが溶けたら鍋から容器を取り出し、色付け用の酸化鉄ライトブラウンを加えて竹串でまぜます。

酸化鉄ライトブラウンです。オレンジがかった茶色で化粧品などに使用されます。オレンジ色は人との関係をよくする効果などとカラーセラピー/池田朝子著に記載されています。



精油を加えて竹串で混ぜます。

今回使うジャスミン精油は幸福感や喜びを感じさせてくれて、イランイラン精油も幸福感を起こすなどの作用がありベルガモット精油は不安やストレスなどに芳香などとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


キャンドル芯を入れ込み割り箸で上部をはさみ、落ち着いたら割り箸を静かにはずして仕上げにパールマイカシルバーを振りかけます。


パールマイカシルバーです。パールががった銀色で化粧品などに使用されます。キャンドルの表面に亀裂がはいった時など仕上げにふるとよいです。


キャンドルに精油をつかうとあまり香りがしないといわれていますので、今回はジャスミン精油、イランイラン精油などをつかいました。明るい気分にもなれそうです。

火をつけてみたところ、あまり強くはないですがほのかに精油の香りがしました。また火を消しますと、時々香りが漂います。

火をつけなくてもキャンドルを近くに寄せると香りがしますので、火をつけずに机などに置いてたまに香りを楽しむのも良いと思います。

2013年12月25日水曜日

バラの香りでハンドケア。ローズオットー精油、ベンゾイン精油、パチュリ精油、オリーブスクワランをつかう。



バラなどの香りをつかって年末を過ごすことも良いですね。

アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著/高山林太郎訳のの中で乾燥肌などのハンドケアとしてローズの精油のブレンドが記載されています。

今回はこちらを参考にトリートメントオイルをつくります。

材料はベンゾイン(安息香)精油1滴、パチュリ精油1滴、ローズオットー精油1滴、オリーブスクワラン15ml。


まずオリーブスクワランをビーカーにいれます。

オリーブスクワランです。植物性スクワランはオリーブ油を蒸留後、水素添加したものでさらさらした軽い感触で、肌なじみがよいなどとアロマテラピー用語辞典/公益社団法人日本アロマ環境協会に記載されています。


ベンゾイン精油、パチュリ精油、ローズオットー精油を加えて撹拌棒でまぜます。

ベンゾイン精油はバニラに似た蜂蜜のようなにおいで、バラなどときわめてよく融合し、パチュリ精油はバラの香水などにも少量ずつ使われ、バラは芳香植物の女王で、3種類とも乾燥肌などのハンドケアにとアロマテラピー<芳香療法>の理論と実際に記載されています。


容器にいれます。ラベルなどを貼り早めにつかいます。

上記の書によりますと、この精油の軟膏または油剤で最低2分間、マッサージして手によくすりこみ、夜もめんの古手袋をはめて寝るといちばんよいなどと記載されています。ラベルをはったビンはロールオンタイプで簡単に指先まで塗布することができます。


甘くて良い香りです。ローズオットー精油は濃厚と言う方もいますが、上記の書のとうりに各精油を同量のブレンドにしましたところ、濃厚には感じないようでした。

今回はオリーブスクワランをつかいましたので、軽い感触で、べたつかず仕事の合間などにも利用できるようです。私は指先にもトリートメントをしました。オリーブスクワランよりもしっとりとハンドケアをしたい場合にはスイートアーモンド油他をつかうとよいと思います。

2013年12月21日土曜日

入浴剤をつくる。ユズのミルク風呂。ユズ精油、ゼラニウム精油をつかう。

1個だけでも良い香りがするユズですが、今回はユズの果皮から抽出した精油をつかいます。

もうすぐ冬至の日ですが、日本ではユズ湯に入る習慣があります。

毎年冬になるとユズを思い浮かべますが、今回はユズの精油をつかった入浴剤をつくります。

ミルクをつかった入浴剤は何回か投稿しましたが、ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編には、有効成分を広範囲に分散させるにはエッセンシャルオイルに牛乳を大さじ1加えるなどと記載されています。以前、こちらを参考に大さじ1よりも多く牛乳をつかい柑橘系の精油を加えましたが、ほとんど皮膚に刺激がない感じで入浴することができました。

以前投稿したミルクと紅茶とベルガモット精油をつかった入浴剤です。
今回のユズの精油ではどうなるかも楽しみなところです。


ユズのミルク風呂
材料は牛乳200ml、ユズ精油3滴、ゼラニウム精油1滴。


牛乳をはかります。

ミルクは肌をなめらかにするなどと天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイヤーに記載されています。

牛乳にユズ精油を加えます。

ユズの圧搾法の精油です。フレッシュなユズの香りがします。右は同じ高知産のユズです。
ユズ精油には光毒性があるため使用後は、直射日光は避けるなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫監修に記載されています。


ゼラニウムの精油を加え撹拌棒でかきまぜます。



ユズの精油に華やかさを加えたいのでバラの様な香りのゼラニウムを加えました。

お湯を入れた浴槽に入れてよくかきまぜます。

使用後はすぐに浴槽のを洗い流すとよいです。


入浴したところ、思ったとうりのユズに華やかな香りが加わり良い香りになりました。牛乳の香りも感触も穏やかでした。ユズの精油は皮膚に刺激がほとんどなかったように感じました。

ユズの精油には血行を促進し疲労を回復させるなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫監修に記載されています。冬至にユズをつかうことについて様々な説があるようですが、今回の入浴剤でますます寒くなるこれからの季節を元気に乗り越えそうな気分になりました。







2013年12月18日水曜日

ハーブをつかってカクテルをつくる。グレープフループフルーツとスペアミントをつかう。

グレープフルーツとスペアミントをつかいます。
私の畑ではペパーミントよりも夏は元気がなかったスペアミントですが秋が深まるにつれて元気になって
きました。しかし今回は畑に行くことができませんでしたので市販のスペアミントをつかいました。

グレープフルーツとスペアミントのカクテル
1人分
材料はグレープフルーツ1/2個、スペアミントティー50〜75ml(熱湯で抽出したもの)、ホワイトラム10ml、砂糖小さじ1、氷、生のスペアミントの葉少々。



グレープフルーツを切り果肉をしぼります。
グレープフルーツのルビーです。グレープフルーツは西インド諸島のバルバドス島が原産です。今回はアメリカ産のものをつかいます。グレープフルーツは、ビタミンCが多く含まれているそうです。


スペアミントのハーブティーをつくります。3〜5分後、抽出して砂糖を加えてかきまぜてとかします。

乾燥したスペアミントでハーブティー用です。スペアミントはあまり刺激が強くないミントといわれています。


グラスに氷を上部まで注ぎ、ラムを入れます。

ホワイトラムです。サトウキビの絞り汁が原料の蒸留酒です。


スペアミントティーとグレープフルーツの果汁をラムがはいったグラスに注ぎ、スプーンでかき混ぜて生のスペアミントを飾ります。

グレープフルーツのさわやかな香りと穏やかなスペアミントの香りがします。ホワイトラムもさらに良い香りを与えているようです。


ホワイトラムにライムとミントなどをつかったものがモヒートですが、今回はグレープフルーツを使用してみました。

私はお酒が強くはありませんので、ラム酒は少量だけつかいました。試飲してみたところ、香りがよくまたグレープフルーツの風味が損なわれずに感じることができるようです。スペアミントも穏やかです。

スペアミントには消化機能促進などの特徴があるとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。夕食の時に肉が入った鍋料理などと一緒に飲用しましたが、次の日の朝はすっきりした気分でむかえることができました。


グレープフルーツには薬物相互作用があるので、薬を飲んでいる方は注意が必要です。




























2013年12月14日土曜日

掃除の時の精油をブレンドする。掃除機にベルガモット精油、レモン精油、ユーカリ精油、ジュニパーベリー精油をつかう。

お掃除にアロマテラピー。
気持ちよく掃除ができたらといつも思うところですが・・・・・

今回は掃除機にアロマテラピーをつかいます。慌ただしいもうすぐ店の開店時間などにも少し穏やかな気分で過ごすことができそうです。(私の場合)

材料はベルガモット精油4滴、レモン精油2滴、ユーカリ精油1滴、ジュニパーベリー精油2滴。

アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著には上記のベルガモット、ユーカリ、ジュニパーベリーの精油のブレンドが、消毒力のある空気洗浄剤として記載されています。また、ベルガモット精油は気道のものなどにレモンとブレンドすると良いことなども記載されています。


まず保存容器にそれぞれの精油を入れて、ふたをしてふります。

作製中もアロマテラピーです。なんとなく気分がよいです。ベルガモット精油、レモン精油は光毒性がありますので皮膚に使用後は紫外線にあたらないように。(今回は掃除機につかいますが)


ブレンドした精油の容器にふたをして振り、テッシュペーパーに1滴おとします。

精油の量が少ないのでスポイトをつかいました。
スポイトの滴数の量を合わせて0,05mlで1滴分としました。


精油をおとしたティッシュペーパーを掃除機の紙パックの中に入れたり、そのまま吸い込ませたりします。

次回はティッシユペーパーを吸い込ませます。
今回作製した精油のブレンドは、1回に1滴ずつつかいますのでまたつかうことができます。

紙パックを掃除機に装着していつも通り掃除機をかけます。

私の店の掃除機です。


掃除機に装着する前は爽やかな良い香りでしたが、装着して実際に掃除機をかけてみたところ、あまり強い香りは感じませんが、穏やかな香りが感じました。ブレンドをしましたので、1滴でもベルガモット精油だけではなく他の精油の香りも感じるようです。

朝から1日を良い気分で過ごすことができそうです。


2013年12月11日水曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。バナナフォスター。


バナナのおいしいデザートが出来上がりました。
マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。
今回はシナモンやラム酒などをつかったバナナのデザートです。温かいバナナにバニラのアイスクリームも添えます。

バナナフォスター
4人分
 
材料
バニラアイスクリーム1パイント(.473リットル)
バナナ4本(大)
バナナリキュールカップ1/4(または水カップ1/4を代わりとすることができます)
ダーク·ラム1/2カップ
無塩バター大さじ6
ライトブラウンシュガー1/4カップ
挽いたシナモン小さじ1/2

方法
ステップ1
小さなベーキングシート(あなたの冷凍庫に収まる)にクッキングシートを覆い、10分間冷凍庫に入れます。 冷やして冷凍庫から取り出します。 すぐに12個の小さな丸いアイスクリームをすくいます。そして冷えたクッキングシートに置きます。 固くなるまで少なくとも時間から日前まで冷凍して配膳の準備をします。


バニラのアイスクリームです。小さく丸くはできなかったのですが、薄く丸くしました。
1時間冷凍庫に入れました。


ステップ2
配膳の準備ができたら、バナナの皮をむいてそれらを4等分にします。縦に長くして十文字に切ります。脇に置きます。計量カップでバナナリキュールとダーク·ラムをそれぞれ別のグラスに注ぎ、脇に置きます。 中火で大きいフライパンに大さじのバターを熱しバターの上に砂糖とシナモンを振りかけて、砂糖が溶けるまで調理してください。


バターを熱しブラウンシュガーとシナモンを加えました。シナモンはスリランカ産のスティックをすり鉢で粉状にしました。良い香りで日本で販売しているお菓子を思い出しました。



ステップ3
火から鍋を外し、慎重にバナナリキュールを加えて混ぜます。バナナを加え平らな面を置いて、柔らかく、軽く底が茶色になるまで調理します。



バナナリキュールの代わりに水をつかいました。バナナはフィリピン産のバナナです。
豊かな甘みともっちり感などと袋に書いてありました。弾力があるように感じます。



ステップ4
火から鍋をおろしてラム酒を加えます。火に戻し、ラム酒を入れたまま約10秒調理します。 ガスストーブを使用する場合は、慎重にラム酒の発火から蒸発するまで自分から離れて鍋を傾けてください。 (代わりに、長いマッチでラム酒に火をつけてもよいです。)炎がおさまりましたら、火から鍋を外し、残りのバター大さじ3を加えてゆっくりと混ぜます。


ラム酒の香りが広がりました。ラム酒はさとうきびを原料としています。



ステップ5
個の配膳の器にそれぞれ3個アイスクリームをすくい配置します。 バナナの調理したものとそれぞれの上にソースをかけます。 すぐに配膳してください。

ステップ5の写真は1番最初のもの


ラム酒とシナモン、バニラなどの香りが良いです。
試食してみたところ、温かいバナナと冷たいアイスクリームがうまく調和しているように感じました。

今回もおかげさまでおいしくいただきました。

2013年12月7日土曜日

ルームスプレーをつくる。クリスマスのスプレー。オレンジ・スイート精油、クローブ精油、カルダモン精油、シナモンリーフ精油、イリス精油をブレンド。

クリスマスの香りというとオレンジ・ポマンダーを思い浮かべます。秋になると、オレンジにクローヴをさして粉状のスパイスなどをまぶし、完全に乾かして、ちょうどクリスマスの頃には飾り用コードやリボンなどを付けて飾ることができます。

オレンジ・ポマンダーは、欧米ではクリスマスのデコレーションやプレゼントによく使われるなどとポプリの詩/熊井明子著に記載されています。

今回はオレンジ・ポマンダーの香りのルームスプレーをつくります。

クリスマスのスプレー・オレンジ・ポマンダーの香り
材料は、オレンジ・スイート精油2滴、クローブ精油1滴、カルダモン精油1滴、シナモンリーフ精油1滴、イリス精油1滴、エタノール5ml、精製水45ml。



エタノールをビーカーに入れます。

精油は、水には溶けませんが、アルコールに溶かしてから水を加えると
比較的よく混ざり合うといわれています。


精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせます。

昨年つくったオレンジ・ポマンダー(後方)の様な香りのスプレーをつくります。
ポマンダーにはカルダモンをつかいましたので、今回のスプレーは、カルダモン精油も加えます。



精製水を加えてさらに混ぜます。

精製水です。アロマテラピーでは水性の基剤として用いられます。



スプレー容器に入れてよく振ってからつかいます。

すっきりした甘みもある香りになりました。


クローブ精油とシナモン精油には抗感染作用、抗真菌作用などがあり、カルダモン精油にも抗感染作用、抗菌作用などがあって、オレンジ・スイート精油には消毒作用、イリス精油には粘液溶解作用などがあるとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。

すっきりした甘みもあるスパイスの香りのスプレーですが、クリスマス用のルームスプレーとして、また今の時期の室内の空気の清浄スプレーとしても活用すると思います。







2013年12月4日水曜日

フレッシュハーブをつかってリースをつくる。ローズヒップのリース

ローズヒップとオリーブの葉のリースです。
2013年11月23日の投稿に引き続き、畑でとれたローズヒップをつかって今回はリースをつくります。

材料ですが、ローズヒップ、オリーブの葉、リース台、フラワー用テープ、ワイヤーです。


まずローズヒップを水で洗い、乾かして枝がついていたらはさみで切ります。



畑のドッグローズRosa caninaとスイートブライヤーRosa rubiginosaです。


ローズヒップの頭の黒い部分にワイヤーを横に通して折り曲げてワイヤーにフラワー用のテープを巻き付けます。




全部ではなくそのままの物も残しておくと仕上げによいです。


同時にオリーブの葉にもワイヤーとフラワー用のテープを巻き付けます。


オリーブの葉です。今回は乾燥したオリーブの葉(ハーブティー用)をつかいます。
オリーブは先史時代から栽培され、葉は薬用として軽い発熱性疾患、緊張、高血圧に内服するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。甘い香りもします。



リース台に、ワイヤーとフラワー用のテープをつかって壁掛け用のフックを付けて、ワイヤーの長さを調節しながら、グルーガンでローズヒップとオリーブの葉を付けていきます。


見苦しいところがないか確認して完成です。


ローズヒップが乾燥して小さくなりましたら、空間にリボンなどを付けようと思います。
クリスマスやお正月の飾りにも大丈夫です。






2013年11月30日土曜日

カモミールのスキンケアミルクローションをつくる。カモミール・ローマン精油、レモンマートル精油、マンゴーバター、アプリコット油、スイートアーモンド油などをつかう。

カモミール・ローマン精油にレモンの香りのレモンマートル精油を加えました。
今の季節は肌が乾燥しますので、顔だけではなく他の部分のケアも心掛けたいものです。今回は入浴後などにつかうカモミールのスキンケア乳液をつくります。

カモミール・ローマンは多年草のカモミールで、花だけではなく葉も香るといわれています。精油は花から抽出され、アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著には緊張緩和作用に優れたエステル類を主成分としていて、またスキンケア、特に敏感肌に効果的などと記載されています。


カモミールのスキンケア乳液

材料は、精製水20ml、アプリコットカーネル油とスイートアーモンド油合わせて3ml、マンゴーバター1g、パーム乳化ワックス1g、キサンタンガム0,25g、カモミール・ローマン精油2滴、レモンマートル精油1滴。



精製水をはかりビーカーにいれます。(1)

アプリコット油、スイートアーモンド油、マンゴーバター、乳化ワックスをはかり精製水のビーカーとちがうビーカーに入れます。(2)

精製水は純度の高い水で、アプリコットカーネル油はスイートアーモンド油と組成がにていて保湿作用があるともいわれていて、マンゴーバターは乾燥防止などといわれ、パーム乳化ワックスはパーム由来の乳化剤です。


2個のビーカーを湯煎にかけて乳化ワックスが溶けたら2個のビーカーを50〜60度に温度をあわせます。

ちょうど60度くらいになりました。

(2)のビーカーに(1)の精製水を半分くわえてかきまぜ、キサンタンガムを加えてさらにかきまぜます。

キサンタンガムはジェルやとろみのあるクリーム、乳液作りに使用する植物由来のジェルベースです。とろみがでます。ミニ泡立器はかき混ぜる時役に立ちます。


残った精製水を(2)のビーカーに加えて約15分かきまぜます。精油を加えさらにかきまぜます。
容器に入れて早めにつかいます。


カモミール・ローマン精油の他にレモンマートル精油をつかいます。葉と枝から水蒸気蒸留法で抽出したオーストラリア産の精油です。レモンに似た香りがします。


カモミール・ローマン精油にレモンマートル精油のレモンのような香りが加わりより引き立つように感じました。乳液の感触は柔らかくしっとり感もあります。


2013年11月27日水曜日

ローズヒップのジャムをつくる。

畑で収穫したローズヒップでジャムをつくりました。2013年11月25日

私の畑では秋になるとドッグローズ(Rosa canina)とスイートブライヤー(Rosa rubiginosa)は実をつけます。その実はローズヒップといわれます。


6月頃に開花したスイートブライヤーです。
フレッシュな花はバラの良い香りがしました。


秋になると葉がなくなります。しかし赤い実をつけます。
今年は昨年よりも多く実をつけました。

今回はドッグローズとスイートブライヤーの実をつかってジャムをつくります。

ローズヒップジャム材料
ローズヒップ50g、砂糖15g、レモンの汁少々、水50〜100ml。


ローズヒップを半分にさいて、種と毛を取り除き水で洗い、鍋にいれて砂糖とレモン汁を加えます。

種と毛がびっしりと入っています。蟹の中身をとる道具をつかって取り除きました。
種からは、スキンケアで知られているローズヒップ油が採られるといわれています。

水を加えながらとろみがでるまで煮ます。


焦げないように気をつけなければいけません。
水を加えながら40分くらい煮ていたと思います。

容器にいれます。

甘く酸味がありおいしくいただきました。今回はフレッシュのローズヒップをつかいましたが、乾燥したローズヒップで作製した時よりも新鮮でさわやかな感じがしました。

ドッグローズ(R.canina)はローマの時代には狂犬病にかかった犬のかみ傷に推奨され、ローズヒップは重要なビタミンC源として、今でも市販のお茶、シロップ、果汁飲料などに配合されているとメディカルハーブ/ペネラビ・オディ著に記載されています。






2013年11月23日土曜日

入浴剤をつくる。樹木の香りの発砲する入浴剤。モミ精油、マンダリン精油、ブラックペッパー精油をブレンド。


寒くなってきました。入浴が楽しい季節です。今回は樹木の香りの発砲する入浴剤をつくります。この時季ですのでスパイスの精油も少し加えます。

材料は1回分です。

重曹大さじ3、クエン酸大さじ2、スイートアーモンド油小さじ1/2、ハーブパウダー小さじ1(お好みで)、モミ精油3滴、マンダリン精油1滴、ブラックペッパー精油1滴。


重曹とクエン酸、ハーブパウダーを加えて混ぜ合わせ、スイートアーモンド油を加えてさらに混ぜ合わせます。

重曹とクエン酸をあわせると発砲する入浴剤ができます。ハーブパウダーは木の葉型にはマルベリー(桑の葉)を、星型にはカモミールの花をつかいました。スイートアーモンド油はスキンケアに良い植物油といわれています。今の季節に良い感触です。


精油を加えさらに混ぜ合わせます。



今回使用のモミ精油です。北海道原産で葉と枝から抽出されたAbis sachalinensisです。
パインニードルと呼ばれていて呼吸器の吸入や、石けんの香り付けに多く使用されているとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


マンダリン精油、ブラックペッパー精油も加えて混ぜ合わせます。



モミ精油に木の葉型にはマンダリン精油とブラックペッパー精油、星型にはマンダリン精油をブレンドしました。甘い柑橘の香りとモミの香りをひきしめようとブラックペッパーをつかいました。



混ぜ合わせてを少しなじませてから型に入れて固めます。

お菓子の型につめこみラップをかけて手でさらに押しこみました。
型に入れないでそのまま入浴時につかっても発砲する入浴剤になります。


ある程度固くなったら型からはずして入浴時につかいます。


木の葉型を入浴時につかったところ、樹木の香りが心地よく穏やかな気分になりました。ブラックペッパー精油は、思ったよりも刺激もなくなじみ、泡が立った時に渋みのある香りをプラスしたようです。

体も温まりました。