2015年5月25日月曜日

入浴剤をつくる。レモンの香りもするはちみつ風呂。パルマローザ精油、レモンマートル精油をつかう。




甘く、おいしく、栄養もあるはちみつですが、入浴時にも使用することができます。

はちみつは、古代エジプトの時代から薬効効果にすぐれ、紀元前2600年から2200年にかけて書かれた、エジプトの薬草書、スミス・パピルスのなかのはちみつの記載は500箇所以上にものぼり、傷や潰瘍の殺菌剤他に使われてきたなどと天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイアー著に記載されています。


今回ははちみつを使用して入浴剤をつくります。

レモンの香りもするはちみつ風呂(2〜3回分)
材料 はちみつ50ml、パルマローザ精油6滴、レモンマートル精油4滴。



はちみつをビーカーに入れます。


はちみつは、ミツバチが花から採取した蜜を原料にして作り、食料として巣に貯蔵する天然の甘味料で、アロマテラピーの基剤としてもつかわれます。殺菌作用、保湿作用他があるといわれています。



パルマローザ精油、レモンマートル精油を加え、撹拌します。

花のような甘い香りのあるパルマローザ精油、少しレモンのような香りも使いたくなりレモンマートル精油を加えました。パルマローザはインド原産で精油は葉から採油、ゲラニオールが主成分でローズを思わせる香りをもち、レモンマートルはオーストラリア原産で、採油が枝と葉から、香りのもとはシトラールという成分でレモンに似たさわやかな香りなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫監修に記載されています。


保存ビンなどに入れて入浴時に使用します。

甘くレモンの爽やかな香りがします。どちらも明るい気分になるなどと上記の書に記載されています。



使用したところ、保存ビンに入れた時よりもやさしい香りになりました。使用後はさっぱりした感じにもなりました。

2015年5月18日月曜日

レモンヴァーベナ、レモンバーム、レモングラスのアイスティー、ボリジの花の氷を飾る。



私の所有する宮城県蔵王町の農地では、5月に入り、ようやく植えているハーブ類が冬眠から目覚めてきたような感じです。昨年の晩秋には、こぼれ種から発芽した新芽が多数あり、春が楽しみでしたが、実際に冬を越して花を咲かせたのは、今のところ、下の写真の1個だけのようです。

春になり、楽しみにしていたボリジの姿はほとんどなく、チャイブの陰に1個だけボリジの姿がありました。


今回はアイスハーブティーにボリジの花の氷を飾リます。

アイスハーブティー(1人分)
材料 乾燥したレモンヴァーベナ、レモンバーム、レモングラスの葉合わせてティースプーン1杯(多め)、炭酸水100ml、熱湯50ml、ボリジの花の氷2個。



ボリジの花を、水を入れた製氷皿に入れて、冷凍庫に入れます。

ボリジは耐寒性の一年草と多年草3種が、地中海沿岸の地域や西アジアに自生していて、種子はガンマ・リノール酸を豊富に含み、生の花はサラダの飾りに使われるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。ボリジの種子からのボリジ油があります。


ティーポットに乾燥したレモンヴァーベナ、レモンバーム、レモングラスを入れて熱湯を注ぎしばらくそのままにします。

約5分くらいそのままにしていました。どれもレモンのような香り、消化促進他といわれるハーブティーです。

浸したハーブティーをグラスに注ぎ、さらに炭酸水を注ぎ、ボリジの花の氷を入れます。

炭酸水を入れた飲み物もこれから季節的に良いのではと思い入れてみました。泡がさわやかな感じです。


やさしいレモンの香りのアイスティーができました。炭酸水とも合うように感じました。農地のボリジのブルーの花も楽しむことができました。




メディカルハーブ安全性ハンドブックによりますと、ボリジは使用部位が地上部である場合、外用のみ、妊娠中に使用しない、授乳期間中に使用しない、長期の使用は不可などと記載されています。




2015年5月11日月曜日

スギの木の香りのトリートメントオイル。スギ(木部)精油、グレープフルーツ精油、セサミ油、スイートアーモンド油をつかう。




産地が日本である精油は、私の店にも何種類かありますが、なじみのあるスギの精油には抽出部位が木部からのものと葉からのものがあります。以前、葉からのものでバスソルトをつくった時は、さわやかな感じで良い気分になりました。今回は、木部から抽出のものでトリートメントオイルをつくります。

スギの木の香りのトリートメントオイル(ボディー用、約15ml)
材料 セサミ油10ml、スイートアーモンド油5ml、スギ(木部)精油2滴、グレープフルーツ精油1滴。



ビーカーにセサミ油を入れます。

今回のセサミ油は生ゴマ油です。精神的な疲労、表皮を再生し、肌をやわらかくしますなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&クレルジョウ著に記載されています。



スイートアーモンド油を加えます。

スイートアーモンド油は仁から抽出で、神経系のバランス回復作用、軟化作用、保湿作用などと上記の書の記載されています。



スギ(木部)の精油、グレープフルーツ精油を加えて撹拌棒でかき混ぜます。

スギの木は古くから植林されていたこともあり、日本各地で見られ、精油の特徴として気分を浄化する、イライラを鎮める、安眠を促すなどで、木部の主な成分はδーカジネンなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。葉の精油よりも落ち着いた感じがします。より爽やかな香りのグレープフルーツ精油を加えました。グレープフルーツ精油は、体内脂肪の燃焼を促すなどとも上記の書に記載されています。



今回はボディー用として、主に足全体や足首からひざまでとひざからももの付け根まで自分でトリートメントを行いました。グレープフルーツの爽やかな甘い香りに穏やかなスギ(木部)の香りが感じます。夜に使用しましたが、よい感じでした。



グレープフルーツ精油は光毒性がありますので皮膚に使用後は紫外線にあたらないようにまた、スギの精油は妊娠中、授乳中は使用を避ける。肌の弱い人は控えめに使用(参考文献アロマテラピー図鑑/監修佐々木薫)


2015年5月7日木曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。チアシードを浸す。浸したチアのパフェ。




マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。

私の店では、数日前にチアシードが入ってきました。さっそく購入してくださったお客様もいらっしゃいましたが、マーサ・スチュワートのホームページにチアシードのレシピを見つけることができました。今回はこちらを作ってみます。

レシピといっしょに作製した時の写真を投稿します。



チアシードを浸す
材料
チア種子、アーモンドミルクまたは水

作り方
アーモンドミルクまたは水(1カップ液に1/4カップの種子)に約20分タピオカプディングを思わせる噛み応えのある質感を得るまで、種子を浸します。浸した種子は、最大日間冷蔵することができますので、あらかじめ大きな固まりを作ることができます。

作製したミックスはオメガ3、食物繊維、タンパク質とパワーアップすることができ、毎日の習慣にそれらを組み込むためにとても簡単な方法ですなどとレシピの最初に記載されていました。今回はお試しということで、チアシード大さじ1を使用とした量でつくってみました。



料理のメモ
スムージーやオートミールにスプーン1杯の浸した種子入れて、かき混ぜます。または、パフェのために、大さじアーモンドミルクと1/2カップ浸した種を合わせます;新鮮なフルーツをトッピングそしてメープルシロップを振りかけます。

水を加えてふたをして約20分後です。ゼリー状になりました。においはほとんど感じませんでした。


レシピのアーモンドミルクとフルーツなどのパフェをつくりますので、まずアーモンドミルクを加え混ぜ合わせます。

グラスなどにうつしてフルーツをトッピングして、メープルシロップを加えて出来上がり。


今回は試しということで、チアシード大さじ1を水に浸した量をもとにフルーツのパフェを作製してみましたが、夕食のデザートとして主人と作製した半分の量ずつ食べてみたところ、チアシードの食感もよくフルーツとも合ってメープルシロップもほどよい感じでおいしくいただきました。お腹にももたれずさわやかな感じでした。また作ってみようと思います。

2015年5月4日月曜日

花の香りのスキンローション。ローズダマスクフローラルウォーター、ネロリ(オレンジフラワー)フローラルウォーター、ジャスミン精油をつかう。



日差しも明るく少し初夏の雰囲気も感じるこの頃ですが、今回は、花の香りのスキンローションをつくります。

以前、今回使用するネロリの芳香蒸留水にジャスミン精油、ローズオットー精油を合わせたローションを投稿しましたが、思ったよりもよい感じでしたので、今回は、ネロリ、ローズの芳香蒸留水にジャスミン精油でつくります。

花の香りのスキンローション(約50ml)
材料 グリセリン小さじ2,5ml、ローズの芳香蒸留水とネロリ(オレンジフラワー)の芳香蒸留水合わせて47,5ml、ジャスミン精油1滴。



グリセリンをビーカーに入れます。

グリセリンは脂肪や油脂からとれ、保湿作用があり、化粧水をつくる時などに用いられます。スキンローションは、グリセリンを入れないと物足りないような感じがします。



ジャスミン精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせます。

ジャスミンは多くの種があり、現在では世界中で栽培されていて、香水や化粧品などにも使用され、気分の落ち込みを未然に防ぎ、幸福感や喜びを感じさせてくれるなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


ローズの芳香蒸留水とネロリの芳香蒸留水を半分ずつビーカーの目盛り50mlまで注ぎ、撹拌棒でかき混ぜます。

オレンジウォーターはドライスキンの水分保湿、入浴、気分を高揚させる他、ローズウォーターは全てのスキンタイプのスキントニック、入浴後のスキンローション、神経的緊張を和らげる他と上記の書に記載されています。ジャスミン精油にローズウォーターを加えたところ、ローズの香りがより濃く華やかになったようでしたが、さらにネロリウォーターを加えたところ少しやわらぎました。


保存ビンなどに入れて使用します。

花園にいるような気分です。

華やかな香りになりましたが、香りが長い間残るような感じではありませんので、持ち歩き、手や髪の毛につけ、スプレーコロンとしてもよいと思います。