2019年10月27日日曜日

セージせっけんをつくる。




ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、Salvia officinalisセージは古代ローマ時代から長寿薬の評判があるなどと記載されています。

今回は、セージを使ってせっけんをつくります。

セージせっけん
材料 セージ乾燥3g、精製水60ml、石っけん素地150g、ベルガモット精油6滴、ブラッドオレンジ精油4滴、飾り用セージ適宜。



ビーカーに精製水を入れて温め、セージを入れ約10分そのままにします。

精製水を入れたビーカーは、湯煎にかけ、取り出した後、セージを加えラップをしました。セージは乾燥したものです。


2重にしたビニール袋に石けん素地を入れて、セージを浸した液を漉して2〜3回に分けて加え、練り合わせます。

今回の石けん素地は、手で練って形をつくる石けんです。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、セージは、収斂、殺菌、抗炎症性のハーブで、樟脳系の香りがするなどと記載されています。



精油を加えて練り合わせます。

さわやかな柑橘系の香りを加えました。


ビニール袋から出して、形を整え、セージの葉を飾り、乾かします。

栽培しているセージの葉を飾りました。今回の作業後、頭がスッキリした感じがしました。


 

2019年10月20日日曜日

ゼラニウムブルボンのクリームをつくる。ゼラニウムブルボン精油、ラベンダー精油、ベルガモット・フロクマリンフリー精油をつかう。




今回は、ゼラニウムブルボン精油を使ったクリームをつくります。

クリームは、必需品ですが、特にこれからの季節は重宝します。

ゼラニウムブルボンのクリーム(30ml容器用)
材料 ミツロウ精製2g、アルガン油(精製)25ml、アプリコットカーネル油(精製)3ml、ゼラニウムブルボン精油1滴、ラベンダー精油1滴、ベルガモット・フロクマリンフリー精油1滴。

ガラス製のクリーム容器にミツロウ、アルガン油、アプリコットカーネル油を入れ湯煎にかけます。

ミツロウは、ミツバチが巣をつくる時に分泌する動物性ワックスで熱を加えると柔らかく、冷めると徐々に固まる性質でクリームなどに用いられ、アルガン油は、アルガンツリーの種子から得たオイルで、人間の皮脂成分に近い、ビタミンEを多く含み、抗酸化作用が高いことで知られていて、アプリコットカーネル油は、アプリコットの仁から得たオイルで、スイートアーモンド油と科学上はよく似たなどと言われています。


ミツロウが溶けたら、ガラス棒で混ぜ合わせ、火を止めて取り出し、ガラス棒でかき混ぜます。

今回は、湯煎です。


粗熱が取れたら、精油を加えて混ぜ合わせ、固まってきたらできあがりです。

今回のゼラニウムブルボン精油は、抽出部位が花付きの全草で、マダガスカル産、さわやかなローズ調の香りなどと言われています。アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますとゼラニウム・ブルボンは、心臓、皮膚、ホルモン系を喜ばせると記載されています。他ラベンダーと爽やかなベルガモット・フロクマリンフリーを加えました。




作成日を記入したラベルを貼ります。

香りのよい柔らかめのクリームが出来上がりました。




2019年10月13日日曜日

タイムの匂い袋をつくる。

私の農地のタイムです。2019年10月9日撮影。


私の所有する宮城県蔵王町の農地では、秋になり、タイムが再び元気になり、花も咲かせています。

以前、初夏にタイムの花の香りが良く、匂い袋を作リ投稿したことがありましたが、今回は、スパイシーな感じもする葉をつかいます。

タイムの匂い袋
材料 タイム10g、布15cm×20cm、手芸用わた12cm×15cm。


布と手芸わたをそれぞれ中表にし、詰め口を残して袋状に縫い、タイムは乾かして、枝をハサミで切ります。

枝の硬いところはハサミで取り除きます。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、タイムは、料理用としてブーケ・ガルニの主成分、香料用として乾燥させた葉は、ポットポプリに、実用としてチモールは歯磨き粉、口内洗浄剤などと記載されています。



袋状に縫った手芸用わたを表に返し、タイムを入れて詰め口を縫います。

とれたてのタイムのフレッシュな感じも良いものです。


袋状に縫った布を表に返し、タイムを詰めた手芸用わたを入れて、詰め口を縫います。

収納しておいた秋からつかうバッグに入れます。以前投稿したラベンダーの匂い袋と違い、
秋からつかうバッグにはスパイシーな感じも漂います。





2019年10月6日日曜日

エルダーベリー(果実)のジヤムをつくる。

エルダーベリー(果実)です。2019年10月5日撮影。



今年も、夏の終わりから秋のはじめまで、私の所有する宮城県蔵王町の農地では、エルダーの果実が収穫できました。

今回は、エルダーの果実を使用してジャムをつくります。


エルダーベリーのジャム
材料 エルダーベリー110g、黒砂糖33g、レモン1/8個(汁を絞る)

私の農地のエルダーです。2019年6月23日撮影。花はエルダーフラワーハーブティーで知られています。写真の後、果実がなりました。



枝から切り離したエルダーベリーを鍋に入れて、黒砂糖を加えて15分くらいそのままにし、なじませます。

メディカルハーブ/ペネラピ・オディ著によりますと、エルダー(セイヨウニワトコ)の果実について、熟した果実はビタミンA、Cを豊富に含み、冬に食べられる輸入果物などなかった時代には、ワインやシロップにして貯蔵しておき、真冬に食べてかぜの予防にし、秋に収穫しなどと記載されています。



レモン汁を加えて焦げないように火加減を調節しながら煮ます。

ミニじゃがいも潰し器で果実を潰しながら約10分煮ました。


保存容器に入れます。

甘酸っぱい美味しいジャムです。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、エルダーの葉と生の実は食べると有害であるなどと記載されています。