2013年3月29日金曜日

入浴剤をつくる。鎮静させるイブニングバスをつくる。カモミール・ローマン精油、ラベンダー精油、ネロリ精油をブレンド。

乾燥したカモミール・ローマン、ラベンダー、ネロリ(オレンジフラワー)、これらはハーブティーや入浴剤としても利用できます。今回は精油をつかってバスオイルをつくります。

アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際ロバート・ティスランド著には、鎮静させる。寝付きの悪い人によい。イブニングバスというバスオイルの処方が記載されています。今回はこの処方を参考にバスオイルをつくります。


材料はカモミール・ローマン精油2滴、ラベンダー精油5滴、ネロリ精油2滴。スイートアーモンド油小さじ5ml。



植物油をビーカーに入れます。

今回はスイートアーモンド油。ビタミンが多く含まれいて栄養効果があるそうです。


精油を加えます。撹拌棒でまぜます。

今回のカモミール精油はカモミール・ローマン精油にしました。ラベンダー精油、ネロリ精油どの精油も鎮静作用があり、また肌などにも効果があるといわれています。

それぞれの香りがします。良い香りです。

保存ビンにいれます。使用の際はよく振ってからつかいます。

ラベルに日付け、精油名、滴数などを書きます。


保存ビンの半分の量をつかいます。
浴槽に保存ビンにいれたバスオイルを半分いれてよくかき混ぜます。残りは早めにつかいます。保存期間は、日本アロマ環境協会アロマテラピー検定公式テキスト1級によりますと、植物油などが中心のオイルなどは1ヵ月程度と記載されています。

入浴したところ、たいへん良い香りです。花の精油ですが甘くなり過ぎないすっきりした香りが感じました。寝付きもよかったです。

アロマテラピー<芳香療法>理論と実際ロバート・ティスランド著は大変参考になる本です。現在は廃版になったようでたいへん残念です。




2013年3月26日火曜日

入浴剤をつくる。ローズレッドの赤ワイン風呂。

ワインに浸したところ、ローズレッドの花びらがふたたび開いたようです。
バラは昔から利用されていて古代の人びとは、その価値を発見して以来、食物、飲み物、香料に利用していたそうです。また、バラの花びらでワインやサラダ、香水や軟膏もつくりました。赤いバラは最も強い香りと風味をもつのでハーブガーデンにはなくてはならないものなどとハーブのたのしみA・W・ハットフィールド著に記載されています。

今回はワインにバラを浸した入浴剤をつくります。

材料はバラの花びら10g、赤ワイン200ml、はちみつ大さじ1、ローズマリー精油1滴

今回つかうバラはローズレッド(Rosa gallica)です。Rosa gallicaは昔からつかわれていたそうです。バラは様々な作用があり、女性とっても有効だといわれています。

バラの花びらをはかり、保存容器にいれてワインを注ぎます。蓋をしてしばらくそのままにします。

ちょうどローズマリーの花が咲いていたので少量ですが、一緒に浸します。ローズマリーの葉のような香りもします。
赤ワインをつかいます。化粧品有効成分ハンドブック霜川忠正著によりますと、皮と種に多いポリフェノールを赤ワインは豊富に含んでいて、ポリフェノールは抗酸化作用があり、化粧品原料としても注目されるものなどと記載されています。

しばらく浸したあと、容器を下に置いて、入浴剤のハーブをいれる袋などに浸したバラをいれて最後に浸した液をとうします。

2週間くらい浸しました。赤ワインの香りにバラの香りがほのかにします。少々飲用しましたが、すこし渋みがありバラの香りも楽しむことができます。

袋の口をリボンなどでしめます。

バラがはいった袋もいっしょに浴槽にいれます。

はちみつとローズマリー精油をあわせます。

アロマテラピーの歴史などに登場するハンガリアンウォーターの効果を期待してローズマリー精油をつかいます。撹拌棒などでよくかきまぜます。

まず浴槽にバラがはいった袋と浸した液をいれてよくかきまぜ、浴槽に入ります。
しばらくしたら、ローズマリー精油を合わせたはちみつを浴槽にいれます。良くかき混ぜまた浴槽に入ります。

バラと赤ワインの香りが穏やかです。ローズマリーの香りも楽しめます。

入浴後、体も温り少々すっきりした感じもしました。

またバラ、赤ワインをつかってつくっていきます。





2013年3月22日金曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。ミントとイチゴホイップクリーム。


ミントを飾って出来上がりです。今回もまた成功。
マーサ・スチュワートのホームページからハーブをつかったレシピをつくります。
今回はミントとイチゴホイップクリームです。

4人分材料
砂糖1/4カップ
新鮮なミント2カップ(詰め込んだ葉や茎は粗く刻みプラス付け合わせ用の小枝を加えておきます。)
ヘビークリーム(乳脂肪の多いクリーム)1カップ
へたを取り薄く切ったイチゴ約1000ml


今回はフレッシュのスペアミントをつかいます。葉の色がきれいです。
いちごです。最近スーパーなどでよく見かけます。

シロップを作る

中火の上に中型の鍋で砂糖、ミント、そしてカップ2杯の水を沸騰させてください。15分したら火からおろします。


沸騰させて少し火を弱めました。15分そのままにしました。部屋が良い香りになりました。


できるだけ多くの液体を抽出するためにこしてください。計量カップのなかに細かい網の目のふるいをかけこします。固形物を廃棄します。(カップ約1/4になります)冷まします。
ふるいをかかけて固形物を廃棄したあと分量をはかったら、ちょうどその分量になりました。

一方、大きめのボウルでクリームが堅いピークに形つくまで泡立ててください。 
1/4カップのシロップをゆっくり混ぜ込んでください。もし、必要があるのならばクリームを再び泡立ててください。


1度泡立てすぎてバターのようになりました。今度は成功しました。


ミントシロップを加え混ぜ合わせます。もういちど泡立てました。


4個の取り分け用のグラスにイチゴとクリームの層を交互に、イチゴから始まってイチゴとクリームの層を交互にスプーンでいれてください。 ミントの小枝をそれぞれトッピングしてください。
イチゴから盛りつけていきます。


出来上がりを試食してみたところ、ホイップクリームに少しさわやかさが加わった感じがしました。スペアミントをつかいましたのでペパーミントより穏やかだと思います。
主人にも試食してもらいましたが、市販の物よりもおいしいと大変気にいりました。

またミントシロップはアイスティーやレモネード他にも試すことができるとレシピには記載されていました。今年はミントを収穫してミントシロップをつくります。

2013年3月19日火曜日

バスルーム用スプレーをつくる。シトラスハーブの香り・リツェバクベバ精油、グレープフルーツ精油、パチュリ精油、クローブ精油をブレンド。

シトラスハーブの香りのバスルーム用スプレー

540以上もの精油のブレンドレシピが記載されているディヴィッド・シラー&キャロル・シラー著・実用540アロマセラピーブレンド事典には、バスルーム用エアフレッシュナーの濃厚なシトラスハーブの香りというレシピが記載されています。今回はこのレシピを参考にバスルーム用のスプレーをつくります。

材料は精製水、リツェバクベバ精油、グレープフルーツ精油、パチュリ精油、クローブ精油。
今回は試しということで、著書の精油の滴数より少ない滴数、1パーセントの濃度でつくります。

まず精製水をはかりビーカーにいれます。本日は60mlつかいます。

不純物がない純度の高い水といわれアロマテラピーの基材としてつかわれます。

精製水にそれぞれの精油を加えていきます。


まずグレープフルーツ精油3滴。

さわやかな香りです。光毒性がありますので皮膚に使用後は紫外線にあたらないようにしましょう。

次はリツェバクベバ精油7滴。

クスノキ科の小果から抽出される精油です。鎮静作用などもあるそうです。レモンのようなレモンレモングラスのような?スパイシーな柑橘の香りが感じます。

パチュリ精油1滴。

香りの保留剤となるそうです。甘い香りになってきました。

最後はクローブ精油1滴。

甘さにスパイシーな香りが加わり主役のリツェバクベバになじみ、より安定したように感じます。

良くかき混ぜてスプレー瓶にいれます。

甘くスパイシーな柑橘の香りです。


よく振って洗面所や浴室内に繰り返しスプレーします。

浴槽に浸かりながらスプレーをしたところ、甘くスパイシーなレモンのような香りがしましたが、グレープフルーツの香りも新鮮な柑橘の香りとして感じるようでした。アルコールを入れない精製水だけを使うのもよいと思いました。

参考の著書は精油の滴数が今回より多めに記載されています。くわしくは著書をご覧になるとよいです。
また著書を参考につくっていきたいと思います。




2013年3月15日金曜日

入浴剤をつくる。甘くすっきりするハーブ・スペアミントのお風呂。はちみつ、オレンジ・スイート精油をブレンド。

乾燥したスペアミントとフレッシュのスペアミント

甘いミントともいわれるスペアミントの入浴剤をつくります。

ガーデンミントと呼ばれているのは、たいていスペアミントでペパーミントほど作用が強くありませんが、同じように使うことができ、子供に適していますなどとペネラビ・オディ著メディカルハーブに記載されていました。

材料はスペアミント(本日はドライハーブを使用)20g、熱湯1リットル、はちみつ大さじ2、オレンジ・スイート精油1滴。


スペアミントは古代ローマの時代から欠かせない料理用ミントで、特徴は消化促進、鎮痙作用などがあるとデニ・バウン著ハーブ大百科に記載されていました。


容器などを下におき入浴剤をいれる袋などにスペアミントをはかり、入れます。

布でもよいです。しっかり口をしめます。

熱湯をいれる容器に袋をいれて熱湯を注ぎ、蓋などをしてさめるまでそのままにします。

熱湯を注ぎましたが、穏やかなミントのかおりがします。蓋をします。


ハチミツをはかりオレンジ・スイート精油をいれて混ぜ合わせます。

ハチミツはアロマテラピーでは入浴剤をつくる時などに用いられます。保湿作用や殺菌作用などがあると日本アロマ環境協会のアロマテラピー用語辞典に記載されていました。オレンジ・スイート精油は温かみのある香りなどといわれています。


浸出した液、スペアミントがはいった袋などをそのまま浴槽にいれ湯をよくかきまぜ、オレンジ・スイート精油と合わせたハチミツもいれてよくかき混ぜます。

浴槽につかっていると温かく眠くなりました。浴槽から出るとすっきりする感じがしました。少しすっきりしたい時や春先などに良いと思いました。




2013年3月12日火曜日

入浴後の花の香りのボディーローションをつくる。ネロリの芳香蒸留水、ジャスミン精油、ローズオットー精油をつかう。

それぞれの花の香りがします。華やかな気分になります。

入浴後につける贅沢な花の香りのボディーローションがスザンナ・マリオット著スパイススパ百科に記載されていました。今回はこちらを参考につくっていきます。

材料は、みつろう2g、パーム乳化ワックス3g、ココアバター5g、スイートアーモンド油大さじ1と1/2、ネロリの芳香蒸留水小さじ3と1/2、ジャスミン精油、ローズオットー精油各1滴。

参考のレシピには乳化ワクッスが入っていませんでしたが、ネロリウォーターを混ぜるには細かい技術がいるようですので、簡単に混ぜる事が出来るパーム油由来の乳化ワックスをすこし加えます。脂溶性、水溶性どちらにも親和性があるといわれています。
aみつろう、乳化ワックス、ココアバター、スイートアーモンド油を容器にいれます。bネロリの芳香蒸留水は別の容器にいれます。a、bとも一緒に鍋に湯を沸かし湯煎にかけてみつろうと乳化ワックスを完全に溶かします。

ネロリウォーターの良い香りがします。このままでも十分です。

湯煎からおろしてaをかき混ぜながらbを少しずついれていきます。15分かき混ぜます。

ミニ泡立器でかき混ぜながらネロリウォーターを少しずつ入れていきます。
ミニ泡立器でかき混ぜてもうすぐ15分です。

ローズオットー精油、ジャスミン精油を加えて混ぜます。

どちらも精油では華やかといわれています。気分などを鎮静させたり高揚させたりするともいわれます。

容器にいれてふたをします。

今回、ネロリの芳香蒸留水、ローズオットー精油、ジャスミン精油を一緒につかいましたが、思ったより濃厚な香りではありませんでした。入浴後に使用していますが、それぞれの花の香りが感じられて贅沢な気分になります。ココアバターもしっとりと肌になじみます。参考のレシピではさらにバニラエッセンスをつかうとも記載されていました。今回は残念ながらバニラエッセンスは加えませんでしたが、また違った香りになることでしょう。







2013年3月7日木曜日

入浴剤をつくる。すっきりするバスソルトをつくる。フェンネル精油、ジュニパーベリー精油、ローズマリー精油をブレンド。

フェンネル、ジュニパーベリー、ローズマリー、ハーブも精油もすっきりする香りです。


フェンネル精油、ジュニパーベリー精油、ローズマリー精油のブレンドは二日酔いに効く沐浴剤として(肝臓と頭部に湿布するのも有効)、また肥満にも役立つなどとロバート・ティスランド著アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際に記載されていました。

今回はこのブレンドを参考にバスソルトをつくります。

材料は天然塩30g、フェンネル、ジュニパー、ローズマリーの乾燥したハーブ合わせて小さじ1、フェンネル精油1滴、ジュニパーベリー精油2滴、ローズマリー精油1滴。

まずフェンネル、ジュニパーベリー、ローズマリーのドライハーブを乳鉢で軽く砕きます。

一般的にフェンネルは種子がドライハーブとして扱われています。私は胃腸の調子を整えたい時に3〜5粒そのまま口の中に入れている時があります。通常数分で気分がすっきりとします。


ふた付きの瓶に天然塩をいれてドライハーブを加えてふたをしめて振り混ぜ合わせます。

今回は死海の塩マグネシウムをつかいます。塩化マグネシウムが多く含まれています。
海塩や岩塩などミネラルを含んだ天然塩には体内の毒素を排泄する効果があると日本アロマ環境協会のアロマテラピー検定公式テキスト1級に記載されていました。


1日程そのままにして塩にハーブをなじませます。

塩にハーブの香りをなじませます。このままでも良い香りです。


入浴する前に精油を加えてふたをしめて振り混ぜ合わせます。

フェンネル精油はむかしから伝統的に肥満にたいして使用されていて、ジュニパーベリー精油は刺激とリフレッシュとの両作用を発揮するバスオイルに、ローズマリー精油はフレッシュな香りの植物の精油とよく融合し爽快でリフレッシュ効果があるバスオイルになるとロバート・ティスランド著アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際に記載されていました。

容器などを下に置き入浴剤をいれる袋などに出来上がったバスソルトを入れて浴槽にいれお湯をよくかきまぜます。

入浴するまで少々時間があったのでまた袋ごと瓶にいれてふたをしめておきました。
入浴してみたところ、鼻のとうりがよくなる香りですが、フェンネルの甘さが少し感じられます。夜の入浴でもよいですが、朝にもつかうことができそうです。

すっきりした気分で春を迎えたいものです。





2013年3月4日月曜日

ポプリをつくる。春の花のポプリをつくる。

春の花のポプリです。乾燥させたチューリップ、桃の花、菜の花などとミモザ精油などをつかいました。

今回は春の花のポプリをつくります。

材料は乾燥させたチューリップ、桃の花、菜の花、スイートピーなど合わせてカップ
1/2、乾燥させたオレンジ、レモンの皮、オールスパイスあわせて小さじ1、トンカ・ビーンズ小さじ1/2、ミモザ精油、タンジェリン精油、レモンマートル精油各1滴をつかいました。

私が住んでいる仙台では春の花が咲きそろうのはまだまだ先です。お花屋さんで春の花束を購入しました。

花びらを完全に乾燥させます。乾燥させたオレンジやレモンの皮がないときは一緒に乾燥させます。

花びらをガクからはずします。菜の花は葉もつかいました。スイートピーは少し華やいだ香りがしました。

白熱灯ランプを当てて仕上げます。

5日後パリパリに乾いた花びらなどに白熱灯ランプを当てて仕上げました。

オールスパイスを乳鉢にいれて砕きます。

乳鉢に入っているのがオールスパイスです。クローブなどのような香りがします。真ん中はトンカ・ビーンズ、右は乾かしたオレンジとレモンの皮です。
トンカ・ビーンズをはさみで切ります。

熊井明子著愛のポプリによりますと、トンカ・ビーンズは南米ギアナ、ベネズエラ、ブラジルに自生する木の黒かっ色の大きめのナッツ。種子で、ポプリやサシェには香りを添え保留剤の役割を果たし、桜餅の匂いに似ていると言った人もいたなどと記載されています。

トンカ・ビーンズにミモザ精油、タンジェリン精油、レモンマートル精油をおとしまぜます。

ミモザ精油は花を溶剤抽出した精油で甘い香りです。タンジェリン精油は柑橘系の皮から抽出。レモンマートル精油は葉、枝から抽出、レモンのような香りです。


容器に乾燥させた花びら、オレンジの皮、レモンの皮、オールスパイス、精油をおとして混ぜたトンカ・ビーンズなどを入れて全体を混ぜ合わせます。

合成のポプリオイルをつかわないでアロマテラピーなどでもでつかう精油ををつかいました。すべて混ぜ合わせるとレモンの香りがして、甘い香りはほんのりとします。早春の花の独特の香りも感じられます。

2週間〜6週間容器をゆすってなじませます。この後の香りが楽しみです。