2017年12月31日日曜日

ハーブのお正月飾りをつくる。




2017年も後少しで終わりとなります。今回は、私の所有する宮城県蔵王町の農地で収穫したハーブのお正月飾りをつくります。

ハーブのお正月飾り(長さ約35cm)
材料 レモングラス、ムギ、ラベンダー、パイナップルセージ、カーネーションの乾燥させたもの。




レモングラスを束にしてワイヤーでまとめてさらにひもで結びます。

10月に鉢上げをした時に切ったレモングラスの葉です。すぐにひもでまとめましたが、今回、新たに結び直しました。




ムギ、ラベンダー、パイナップルセージをそれぞれ2〜3束ずつまとめ、ワイヤーを付けて、フラワー用のテープを巻きます。

ワイヤーは28番をつかいました。


レモングラスの束に下準備をしたムギ、ラベンダー、パイナップルセージをグルーガンで付けて、さらにリボンを付けます。

リボンにワイヤーを付けました。夏に収穫したラベンダーがまだ良い香りがします。赤い色のパイナップルせージの花もつかいました。



最後にカーネーションをグルーガンで付けて、後ろにワイヤーで壁掛け用のフックを付けます。

クローブピンクとローズ・ド・メイ・カーネーションの花です。春が楽しみです。


2018年も良い年でありますように。

2017年12月24日日曜日

ユズのバスルームスプレーをつくる。柚子精油、シダーウッド・バージニア精油、ジュニパーベリー精油をつかう。




今回は、ユズの精油をつかってスプレーをつくり、バスルームで拡散し香りを楽しみます。

ユズは中国を原産とし、日本へは奈良時代までに朝鮮半島経由で伝わったと考えられていて、古くから、邪気をはらう果実と信じられていたなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。


ユズのバスルームスプレー(30ml容器用)
材料 エタノール5ml、精製水25ml、ユズ(柚子)水蒸気蒸留法精油6滴、シダーウッド・バージニア精油1滴、ジュニパーベリー精油1滴。

今回の材料です。


ビーカーにエタノールを入れて、精油を加えて撹拌棒でかきまぜます。

エタノールは、精油を水と混ぜる目的で使用します。今回は植物性の99%エタノールです。ユズ精油は、主な産地が日本、採油方法が果皮から、主な成分がリモネン、シトラール他、血行を促進、新陳代謝を活発にし、疲労の緩和、気分を前向きにする、イライラを抑えるなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。柑橘系のユズの精油に、香りの特徴が樹木系といわれるシダーウッド・バージニア精油、ジュニパーベリー精油を少し加えました。


精製水を加え、撹拌棒でかき混ぜて、保存ビンに入れ日付などを書いたラベルを貼ります。

アロマテラピーでは、ローションやスプレーを作る時、精製水などを用います。精製水を加えたらユズの香りがよりやさしくなりました。

入浴時にスプレーを使用します。

冬至の日にお風呂にゆずを1個浮かべて、今回作成したスプレーを拡散しました。お風呂にうかべたゆずも香りがしましたが、作成したスプレーは、後から木のような香りもしました。

2017年12月17日日曜日

ブルーベリーの葉でクリスマスリースをつくる。





クリスマスが近づいています。今回は遅くなってしまいましたが、リースをつくります。

秋になり、私の所有する宮城県蔵王町の農地のブルーベリーの葉が紅葉しました。きれいなのでクリスマスリースに良いのではと思い、乾燥させて保存しておきました。同じく保存しておいた農地のレディースマントルの花、ゴールデンハニーサックルの葉も使用します。

今回使用のブルーベリーの葉、レディースマントルの花、ゴールデンハニーサックルの葉がついた枝です。ブルーベリーは実をお菓子などに、レディースマントルはハーブティーなどに、ゴールデンハニーサックルは花が良い香りで観賞用として楽しみました。


ブルーベリーの葉のクリスマスリース
材料 12cmリース台、ブルーベリーの葉30枚、レディースマントルの花20個、ゴールデンハニーサックルの葉がついた枝(3〜4cmに切る)25本、飾り用のベル1個。



リース台を準備します。ブルーベリーの葉、レディースマントルの花、ゴールデンハニーサックルの葉がついた枝は、ワイヤーをつけてフラワー用のテープを巻きます。

ワイヤーはリース台に24番、他は28番をつかいました。ブルーベリーの葉は1枚ずつ、レディースマントルの花は2〜3個ずつ束ね、ゴールデンハニーサックルの葉がついた枝は3〜4cmに切り、2本ずつ束ね、それぞれワイヤーをつけてテープを巻きました。


下準備をしたブルーベリーの葉、レディースマントルの花、ゴールデンハニーサックルの葉がついた枝を一緒に束ねグルーガンでリース台につけていきます。途中で飾り用のベルにフラワー用のテープを巻いたワイヤーをつけてリース台につけ、後ろに壁掛け用のフックをつくります。

ある程度つけたら飾り用のベルをつけます。


夜に撮影。思ったようにブルーベリーの葉できれいに出来上がりました。
皆様も素敵なクリスマスを。





2017年12月10日日曜日

ブラックペッパー入りハンドクリームをつくる。ブラックペッパー精油、サンダルウッド精油、レモンマートル精油をつかう。





ハンドクリームは、一年中使用しますが、特に今の時期は使用する機会が多く、大掃除の前や途中などにも使用します。今回は温かい気分になりそうなブラックペッパー精油をつかってハンドクリームをつくります。


ブラックペッパー入りハンドクリーム(25ml容器用)
材料 オリーブ油20ml、ミツロウ1g、キャンデリラワックス1g、ブラックペッパー精油2滴、サンダルウッド精油1滴、レモンマートル精油1滴。

今回の材料です。エッセンシャルウォーマーは、ミツロウを溶かす時につかいます。ミツロウは未精製、キャンデリラワックスがありましたのでつかいます。


ミツロウ、キャンデリラワックス、オリーブ油をそれぞれはかり、エッセンシャルウォーマーの容器に入れて設置し、キャンドルに火をつけます。

ミツロウは、ミツバチが巣をつくる時に分泌する動物性ワックスで、キャンデリラワックスは、キャンデリラから抽出した植物性ワックス、どちらもクリームを作る時の固さの調整などになります。オリーブ油は、オリーブの果実から採れる植物油で、主要成分がオレイン酸、植物オイル・ハンドブック/シャンタル&クレルジョウ著によりますと、美容利用として乾燥した手、割れやすい爪他に使用可能などと記載されています。



ミツロウとキャンデリラワックスが溶けたらクリーム容器に入れて、撹拌棒でかきまぜて粗熱がとれたら精油を加え撹拌棒でかきまぜます。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、ブラックペッパーは、インド原産、多年性の木質のつる植物で、熟すると黒くなる小さな実がなり、香りはホットでシャープなど、作用は抗カタル作用、去痰作用などと記載されています。木の香りのサンダルウッド・インド精油を加えたところ、穏やかで華やかな感じになりました。またレモンのような香りもするレモンマートル精油も1滴加えました。


そのまま置いておき、ラベルを貼り、完全にさめたらふたをします。

作成日、使用精油などを書いたラベルを貼ります。今の時期、ほどよい使用感になりました。



2017年12月3日日曜日

チコリーコーヒーのシフォンケーキをつくる。




お菓子をつくる時間ができましたので、シフォンケーキをつくることにしました。ハーブやスパイスを入れようと思ったところ、ちょうどチコリーコーヒーがありましたので、今回は、チコリーコーヒーでシフォンケーキをつくります。


チコリーコーヒーのシフォンケーキ(12cm型1個分)
材料 チコリーコーヒー大さじ1、熱湯50cc、*卵白1と1/2個、塩少々、きび砂糖15g*卵黄1と1/2個、きび砂糖15g、サラダ油大さじ1と1/2、薄力粉35g、ベーキングパウダー小さじ1/2。




チコリーコーヒーに熱湯を加えます。

チコリは古代ローマの時代に野菜として栽培され、以来欧州大陸全域に重要な作物として伝わっていて、利用部位は葉、根で、特徴は肝臓、胆嚢の強壮作用がある他、料理用として煎った根はコーヒーに加えるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。今回はチコリー根エキス100%のインスタントコーヒーをつかいました。



卵白に塩、砂糖を加えて、ツノがたつまで泡立器でかき混ぜます(1)。また、別のボールで卵黄に砂糖を加えて白っぽくなるまで泡立器でかきまぜ、サラダ油、熱湯を加えたチコリーコーヒーを加えてかき混ぜ、薄力粉、ベーキングパウダーを加えてかき混ぜ(1)を加えて大きくかき混ぜます。

次に作る時は、マーブル模様にします。



型に生地を流しこみ、180℃予熱を行ったオーブンで25分焼きます。焼き上がったら、10cmの高さからおとし、型をさかさにしてそのままさまし、型をはずします。

シフォンケーキ用の紙の型をつかいました。ほんのりと苦みのあるおいしいシフォンケーキになりました。来年、私の農地で青いきれいなチコリーの花が咲くことを想像しながら、チコリーコーヒーといっしょにいただきました。