2015年3月30日月曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。イチゴとルッコラのサラダ。

今回も成功。使用したルッコラにはつぼみがついているものもありました。

マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。

以前から作りたいと思っていたレシピです。今回、やっと実現しました。レシピと一緒に実際に作製した時の写真を投稿します。



イチゴとルッコラのサラダ

材料(4人分)
イチゴ1/2パイント(洗い、へたを取り、4等分にする)バルサミコ酢大さじ2、オリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/4、コショウ小さじ1/4、ルッコラ2束(洗って乾かし、そして切りそろえる)ペカン1/2カップ(こんがり焼いて2等分にする)


ペカンはピーカンナッツともいわれます。フライパンで煎りました。先日Tさんからペカンナッツが入った和風のお煎餅をいただいたことを思いだしました。



作り方

大きなボウルにイチゴとバルサミコ酢大さじ1を一緒にします。 5〜10分そのままにします。


今回は福岡県産イチゴです。イチゴはビタミンCなどの補給にともいわれています。

小さなボウルに、オリーブオイルと塩、コショウ、残りのバルサミコ酢大さじ1を合わせてかき混ぜます。

オリーブオイル、塩、コショウ、バルサミコ酢を合わせました。食欲がでそうです。

イチゴにドレッシング、ルッコラ、そしてこんがり焼いたペカン(2等分にしたもの)を加えます。混ぜ合わせて、盛りつけをして勧めてください。


宮城県産のルッコラがいつものスーパーで手に入りました。ルッコラは以前、他の所で育てたことがありますが、今の時期あたりに花が咲いたような記憶があります。

朝食時に作製しましたが、なんとかいつもの時間に食事をとることができました。イチゴとルッコラの組み合わせでおいしくまた元気に一日が過ごせそうな感じがしました。また他のレシピに挑戦したいと思います。 







2015年3月26日木曜日

ローズのリップクリームをつくる。ホホバ油精製、ボリジ油、ローズレッド、ローズピンクパウダーをつかう。




春先は空気も乾燥することが多いです。

今回はリップクリームをつくります。気分が華やぐようにローズレッド、ローズピンクパウダー、また、植物油はホホバ油精製とボリジ油をつかいます。


ローズのリップクリーム(9ml容器用)
材料 ホホバ油クリア7ml、ボリジ油3ml、ローズレッド1g、ミツロウ精製2g、ローズピンクパウダー少量。


まずは、ローズレッドをつかって浸出油をつくります。

ローズレッドをはかり、保存ビンに入れます。

ローズは長年、花の女王として君臨し続けていて、開花したバラの花びらを乾燥させたものは、主にポプリや匂い袋の材料としてつかわれるなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス編に記載されています。今回はハーブティー用のローズレッドをつかって浸出油をつくります。ハーブティーにすると良い香りです。

ローズレッドが入った保存ビンにホホバ油精製とボリジ油を注ぎ、約2週間そのままにします。

ホホバ油は、乾性肌か脂性肌かを問わず、ヘアーパック、またアイメーク落としに、デイリークリームやナイトクリームとしてあらゆるタイプの肌に原液として使用でき、ボリジ油は、特に乾燥肌やシワ、生気のない肌などに対して柔軟性や弾力性、ハリをもたらしますなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著に記載されています。今回のホホバ油は精製したものをつかいました。どちらも種子から抽出です。



2週間後、ローズレッドの浸出油を濾して(約5mlになりました)ミツロウと合わせてエッセンシャルウォーマーにいれ、備え付けのキャンドルに火をつけてミツロウが溶けるまでそのままにします。

濾したローズレッドの浸出油は、色や独特の香りはあまり強く感じなかったですが、ローズというとなんとなく気分が華やかになるようです。今回のミツロウは精製をつかいました。またリップクリームなので少し固い感じにしました。


ミツロウが溶けたら容器に注ぎ、竹串などでかき混ぜてローズピンクパウダーを加えてかき混ぜて出来上がりです。

さらにローズピンクパウダーを加えて、ほのかなピンク色とローズの香りを付けることができました。


しっとりした感じのリップクリームが出来上がりました。ほのかに甘い香りがします。またローズを使用したことで華やかな気分になれそうです。




2015年3月23日月曜日

指先のケアー。携帯用のオイルをつくる。セサミ油、オリーブスクワラン、オレンジ・スイート精油をつかう。

ほんの少しの間、オレンジ・スイートの香りでリラックス。

いつもハンドクリームは塗っていても、指先まではおろそかになっていることがよくあります。特に春先は気になることがあるような感じがします。

今回は、手軽に指先に塗ることができる携帯用のオイルをつくります。


指先のケアーオイル(約5ml保存容器用)
材料 セサミ油4ml、オリーブスクワラン1ml、オレンジ・スイート精油1滴。



セサミ油、オリーブスクワランをビーカーに入れます。

ゴマはインド原産で、種子から抽出のセサミ油は非常に浸透性が高く、表皮を保護し、肌をやわらかくし、爪や頭髪に活力を与えるなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著に記載されています。オリーブスクラワンはオリーブ油に由来する飽和炭化水素で、今回は、オイルの感触の調整のために使用しました。


オレンジ・スイート精油を加え撹拌棒でかきまぜます。

今回は、さわやかな甘い香りのオレンジ・スイート精油を加えました。肌への働きとして、疲れた肌をいきいきと元気によみがえらせるなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫著に記載されています。



保存ビンに入れます。

小型でロールが付いていて指先などに塗ることができる保存びんを見つけました。


持ち歩き、必要な時に手や指先に塗ります。


作製したオイルはあまりべたつきもなく程よい感触でした。さわやかな甘いオレンジ・スイート精油も穏やかに感じました。

2015年3月19日木曜日

ポマンダーをつくる。(6)レモンのポプリの(卵の)エッグポマンダー。


卵を振るとレモンのポプリが感じます。

2015年3月5日に投稿したレモンのポプリですが、作製から時間がたち、香りには新鮮なレモンの感じがありますが、甘い感じや苦みのある感じ他もあるようです。

今回はレモンのポプリで(卵の)エッグポマンダーをつくります。

レモンのポプリのエッグポマンダー(1個分)
材料 卵1個、卵に貼る布、卵の穴に貼る布(絹ゴース他)3×3cm、レモンのポプリ大さじ2。

卵をフォークなどで軽く突き、約直径2cmの円になるように穴をあけて、中身を取り出し、洗剤をつかい洗って乾かしたら、2cm角に切った布を布用ボンドで貼っていきます。

卵1個につき布の2cm角は36枚くらいつかいました。ポマンダーとはフランス語のpomme-d'ambreからきていて、pommeはリンゴ、ambreはアンバーグリスのこと。つまり、本来ポマンンダーとはアンバーグリスなどの強い香料を容器に入れたもので、、魔除け、悪疫からのお守りとして身につけるものでしたが、今では、香りとその形の美しさを楽しむものとなっているとポプリの詩/熊井明子著に記載されています。


レモンのポプリを乳鉢にいれて乳棒で砕き、少し細かくします。

再び新鮮な香りが蘇るようです。


布用ボンドが乾いたら、穴に砕いたレモンのポプリを入れます。

今のところ、さらに精油は加えなくても良いような感じです。


布用のボンドで穴に布を貼り出来上がりです。

穴のある方を下にして、机などに置いて飾り、必要な時に振って香りを楽しむことができます。レモンのさわやかな香りなどを当分感じる事ができます。頭と鼻にすっきり感をあたえそうです。


卵の形は、とても美しいのでいろいろなタイプのポマンダーにしてみることができるとポプリ/熊井明子著に記載されています。

2015年3月16日月曜日

パック剤をつくる。バナナをつかったパック。ホワイトクレイ、小麦胚芽油、サンダルウッド・インド精油をつかう。




今回はバナナをつかったパック剤をつくります。

身近にある果物などを使用すると、いつものクレイパックに変化を加えることができます。果物の精油は数が少ないですが、気に入った果物を使用することで精油にはない香りなども楽しむことができます。

春先にも肌は乾燥するといわれていますが、アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著/高山林太郎訳には乾性肌としてバナナなどを使用するパック剤のレシピが記載されています。今回はこちらを参考につくります。


バナナをつかったパック剤(乾性肌用)1回分
材料・・・ホワイトクレイ大さじ1、小麦胚芽油(スポイト0.025ml用)1滴、サンダルウッド・オーストラリア精油1滴、バナナ(皮をむいた中身)小さじ2。




乳鉢にバナナの皮をむいた中身を入れて乳棒で潰します。

乾性度の高い脱水肌には緩和で加湿性のある栄養パックが必要で、これには果実が理想的などと上記の書に記載されています。バナナのおいしそうな香りがします。潰したら水分が出てきました。




他の乳鉢にホワイトクレイ入れ、潰したバナナを加えて混ぜ合わせます。

ホワイトクレイはカオリンを主成分にミネラルを含み、乾燥肌にもおすすめといわれています。



小麦胚芽油を加えます。

乾性肌または壮年肌の場合には、混合基剤に果実のパルプと少量の小麦胚芽油それに精油などと上記の書に記載されています。小麦胚芽油は少量だけ加えたのであまり強い香りは感じませんでした。




精油を加え混ぜ合わせます。

参考の書ではサンダルウッド・インド(白檀)精油が記載されていますが、今回はサンダルウッド・インド(白檀)精油が手元になかったため、サンダルウッド・オーストラリア精油をつかいました。香りがサンダルウッド・インド精油に似ているといわれています。



目や口のまわりをさけて顔全体に塗り、少し乾いてきたらぬるま湯で洗い流します。化粧水などで肌を整えます。

使用中はバナナにサンダルウッド・インドの香りが加わり、木の香りもあり、良い感じになりました。使用後は肌も落ち着いたような感じでした。





2015年3月12日木曜日

タンポポカフェオレをつくる。

2015年3月5日撮影です。宮城県蔵王にある私の所有する農地のビニールハウスでは、一足先にタンポポの花が咲いていました。ビニールハウスには外に種をまいたことがあるスミレ(ハートシーズ)、ジャーマンカモミールなども花を咲かせることがあります。

私の身近ではタンポポの花に出会えるのはまだまだ先ですが、タンポポをつかったものが頭に浮かび、今回はタンポポの根でカフェオレをつくることにしました。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、タンポポの根は秋に2年ものを堀り上げ、ジュースを絞るか、煎ってコーヒーにする。また乾燥させたものを煎じ薬、成分浸出液、成分抽出液、チンキに、またタンポポは利用部位は全体で、利尿、緩下などと記載されています。


タンポポカフェオレ(1杯分)

材料 セイヨウタンポポの根ティースプーン1杯強、熱湯50ml、牛乳90ml、生クリーム20ml。



フライパンでタンポポの根を弱火で煎ります。

タンポポ属は多年草60種からなる属で北半球と南米の温帯地方に分布。セイヨウタンポポ(ダンデライオン)は、特にフランスで野菜として栽培されていて、19世紀には品種改良がおこなわれていたなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。今回は市販のセイヨウタンポポの根の乾燥したものを、約25分間フライパンで煎りましたが、だんだん芳ばしくなってきました。


煎ったタンポポの根をティーポットにいれて、熱湯を注ぎしばらくそのままにします。

約10分間そのままにしました。だんだんお湯の色が濃くなってきました。


鍋に牛乳と生クリームを入れて温めます。

生クリームで豊かなこくが加わるようです。(参考文献珈琲の楽しみ方ブック)


温めたティーカップに濾したタンポポの根の浸した液を注ぎ、温めた牛乳と生クリームを注ぎます。
出来上がりです。
やさしいカフェオレができあがりました。ほのかにタンポポコーヒーの芳しい感じがしました。また、試した後は眠くなってきました。

2015年3月9日月曜日

肌に活力、ローズマリーウォーターでつくるスキンローション。ラベンダー精油をつかう。

スプレー容器に入れて、肌の水分補給、ヘアスプレーにも。

今回はローズマリーウォーターをつかってスキンローションをつくります。ローズマリーは地中海原産、世界中で栽培されていて深いブルーなどの花をつける常緑樹で、2m近くまで育つなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。

ローズマリーウォーターは水蒸気蒸留法で精油を製造する時に一緒に得られる水です。わずかながら、水溶性の芳香成分やその他の成分が溶け込んでおり、そのまま化粧水としてまたアロマテラピーの基剤として使われます。

ローズマリーウォーターは、肌に活力を与える、エネルギーの回復、覚醒を促すなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


ローズマリーウォーターでつくるスキンローション(30mlスプレー容器用)
材料 ローズマリーウォーター29ml、グリセリン1ml、ラベンダー精油1滴。



グリセリンをビーカーに入れます。

今回のグリセリンはパーム油からとれる植物性のものです。手作りのローションなどに使われます。グリセリンは保湿作用があるといわれています。




ラベンダー精油を加え混ぜ合わせます。

ラベンダー精油はローズマリーウォーターと香りが合いそうに思います。ヘアケアやスキンケアなどと上記の書に記載されています。




ローズマリーウォーターを加えよく混ぜ合わせ、保存容器に注ぎます。

ローズマリーウォーターは、ローズマリー・シネオール精油ともちがう香りに感じます。たまには精油ではなくローズマリーウォーターも利用してみるのもよいことです。



スプレー容器に入れて持ち歩き、使用していますが、肌だけではなく、髪の毛にも使用で気分の方も元気になりそうです。ローズマリーウォーターのみをスプレーにして使用でも良い感じです。

2015年3月5日木曜日

ポプリをつくる。レモンのポプリ。

さわやかなレモンのポプリをつくります。

ポプリとは花や果皮を乾かし、ハーブやスパイスや香料と混ぜ合わせ、熟成させたもので、瓶や壷などの容器に入れておいて、必要な時にふたをとって漂い出る香りを楽しみます。今回は、レモンの皮をポプリに使用しますが、レモンの皮はポプリやサシェなどにさわやかな香りを添えるといわれています。


レモンのポプリ(精油以外は乾燥させたもの)
材料 レモンの皮3/4カップ、レモンバームの葉大さじ2、コリアンダーの種子大さじ1、オリスルート小さじ1/2、チューリップ、フリージア合わせて約大さじ1と1/2、レモン精油とベルガモット精油各1滴。



材料をそれぞれ準備して乾燥させ、さらにオーブンなどで仕上げ乾燥をします。

今回は、色どりにフリージアとチューリップの花をつかいました(写真)フリージアは乾燥させると香りがあまり感じなくなり残念でした。レモンの皮は薄くむいて、花は花びらをはずし、1週間くらい乾燥させてオーブン40℃40分で仕上げ乾燥をしました。他は市販の乾燥したものをつかいました。


瓶にレモン(乳鉢で軽く砕く)、チューリップ、フリージアを入れ、レモンバームを加え、コリアンダーの種子(乳鉢で軽く砕く)を加え混ぜ合わせます。



レモンは乳鉢で砕いたら新鮮な香りが感じました。レモンバームはレモンの香りと合うようでより甘い感じになりました、コリアンダーの種子は乳鉢で砕くとよい香りになりレモンの香りも感じました。

オリスルートを乳鉢で砕き、精油を加え、まぜあわせ瓶に入れます。
オリスルートは香りを統合し、長持ちさせる保留剤としてつかわれます。精油をオリスルートなどにしみこませて加えると均等に混ざります。この段階で、精油は加えなくても良い感じですが、レモン精油ベルガモット精油を加えます。より新鮮な香りになりました。熟成させた香りが楽しみです。



瓶にふたをしてラベルを貼り涼しくて暗いところで最低2週間、できれば6週間ねかせ、時々瓶をゆすって、中身がよく混ざるようにします。

2週間後が楽しみです。

昨年、レモンのサシェで投稿した時はレモンヴァーベナをつかいましたが、今回はレモンヴァーベナはつかわずにレモンの果皮を多くしました。今回のレモンは2個乾かしましたが、前に乾かしていたものも加えましたので合計で4〜5個くらいになります。できあがったポプリはさわやかな感じですが、熟成後が楽しみです。
参考文献 愛のポプリ/ポプリ/ポプリの詩 /熊井明子著

2015年3月2日月曜日

入浴剤をつくる。スペアミントのホイップクリーム風呂。スペアミント精油をつかう。



今回はホイップクリームで入浴剤をつくります。以前に投稿しましたが、柑橘系の精油を入浴時に使用する時は、精油だけだと皮膚の刺激など気になる場合があります。しかし牛乳やホイップクリームに精油を混ぜて使用するとあまり刺激がないように感じるようでした。

今回はミント系の精油ではどうかと思い、スペアミント精油で試してみます。


スペアミントは地中海原産で香りが甘く、ミントの温かみのある、シダーやハーブの香りもする匂いで、気分を落ち着ける作用、粘液溶解作用他、吸入すると、喜びや幸福感を生み出すすばらしい特性をもっていますなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。

スペアミント精油です。



スペアミントのホイップクリーム風呂(1回分)
材料ホイップクリーム50ml、スペアミント精油1〜3滴。



ホイップクリームを準備します。

ちょうど料理に使用した残りのホイップクリームがありました。乳脂肪35%のクリームを泡立てたものです。入浴剤に50mlはすこし贅沢な気分で、しっとり感もありました。牛乳のような香りはあまり感じませんでした。




ホイップクリームを計り、精油を加え撹拌します。

ハーブのスペアミントも一緒に。


入浴時に湯をはった浴槽に作製した入浴剤を加え、よく湯をかき混ぜて使用してみたところ、甘いミントの香りでさっぱりした感じもありました。またミントを使用ということですが、寒くはなりませんでした。今回はスペアミント精油を3滴使用で皮膚には刺激がほとんど感じなかったのですが、心配な場合は1〜2滴で試してみるとよいです。