2013年10月30日水曜日

フレッシュハーブをつかってリースをつくる。(2)ラベンダーセージのリースをドライフラワーリースにする。

2013年10月16日に投稿しましたラベンダーセージのフレッシュハーブのリースですが、
使用したハーブは乾燥していきドライフラワーになりました。

今回は10月16日に投稿したハーブでドライフラワーのリースをつくります。

ラベンダーセージのドライフラワーリース

ドライフラワーは畑のラベンダーセージ、キャットミント、ホワイトセージ、ゴールデンオレガノ、黄色の葉脈入りハニーサックル、ボウルズミント。市販のカラマツホワイト。
他にリース台、ワイヤー、フラワー用のテープ、グルーガンをつかいます。


フレッシュハーブの約1週間後のリースです。フレッシュハーブが完全に乾きました。
特にラベンダーセージが丸くカールしています。


リース台からハーブをはずして新たに2、3まとめてワイヤー、フラワー用のテープをつけます。

ゆるくなっているので締め直します。

リース台に新たにまとめたハーブのワイヤーとカラマツホワイトをグルーガンでつけます。

空間にカラマツホワイトをつけます。


最後にリボンを付けて、空間に再度カラマツホワイトをつけけます。

明るくなるように黄色のリボンをつけました。

フレッシュハーブで作製した時よりも、香りは穏やかになりました。
ラベンダーセージはラベンダーのような姿になりました。再度リースを楽しむことができます。

2013年10月26日土曜日

ハンドケアクリームをつくる。ブルーサイプレス精油、ゼラニウム精油、レモンティートリー精油をつかう。

ブルーサイプレス精油をつかいました。

秋も深まってきましたが、手のかさつきが少し気になりはじめる頃です。

今回はブルーサイプレス精油をつかったクリームをつくります。

ブルーサイプレス(Callitris intratropica)はオーストラリア原産のヒノキ科の木で、樹皮は皮をはがし、残った部分を水蒸気蒸留すると濃いブルーで粘着性のあるオイルが抽出され、成分はグアイアズレン他で用途が抗炎症、肌や湿疹などとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。

ハンドケアクリーム約25ml

みつろう3g、スイートアーモンド油20ml、ブルーサイプレス精油2滴、ゼラニウム精油1滴、レモンティートリー精油1滴。

みつろうとスイートアーモンド油をはかりエッセンシャルウォーマーの器に入れます。

今回はエッセンシャルウォーマーをつかいます。みつろうを溶かす時につかわれます。みつろうはみつばちの巣の材料となるもので、クリームなどのかたさの調整などにつかわれます。スイートアーモンド油は扱いやすい油脂です。


エッセンシャルウォーマーのキャンドルに火をつけて器を置いてみつろうが溶けるまでそのままにします。

キャンドルによってもみつろうは溶ける速さが違います。
みつろうクリームを常に利用しています。手に柔らかくのびます。

みつろうが溶けたらクリーム容器に注ぎ竹串でかきまぜてあら熱がとれたら精油を入れます。

まずブルーサイプレス精油を入れました。サイプレス精油の香りにも似ているように感じます。良い香りです。渋みもあるようです。

ブルーサイプレス精油の香りにゼラニウム精油とブルーサイプレス精油と同じ原産国オーストラリアのレモンティートリー精油を加えました。

ブルーサイプレス精油の香りは良い香りですが、少し渋みのある香りに感じましたのでゼラニウム精油のバラの様な香りとさらにレモンティートリー精油でレモンの香りを加えました。

これから特にハンドケアクリームを使う機会が多くなります。また様々な精油や基材を試していこうと思います。





2013年10月23日水曜日

ポマンダーをつくる。(2)フルーツポマンダーをつくる。2カボスのポマンダー

昨年の10月に作製しましたオレンジでつくったフルーツポマンダーと一緒に撮影。

またフルーツポマンダーの季節がやってきました。

欧米では幸運のお守りとされ、クリスマスのデコレーションやプレゼントによくつかわれるようですとポプリの詩/熊井明子著に記載されています。

いただいたカボスが3個ありましたので、今回はカボスをつかってポマンダーをつくります。

材料はカボス3個、クローヴ約20g、オリスルート小さじ1〜2、フラワー用のテープ、
竹串。

カボスに十文字にフラワー用のテープをかけます。

大分産のカボスをいただきました。スダチよりも大きいです。さっぱりした香りのように感じます。
ユズの近親種で熟す前の青い果実が収穫されると食材選び便利帳監修渋川祥子に記載されています。


テープ以外のところに竹串で穴をあけた後、同じところにクローヴを刺します。

クローヴはびっちりと刺してクローヴの頭は壊さないよう注意しましょうなどと上記の書に記載されています。

テープをはずしてビニール袋にオリス・ルートを入れてまぶしながら1日〜2日置きます。


オリスルートです。スミレの匂いがするともいわれポプリやサシェの保留剤としてつかわれます。
甘い香りがします。乳鉢で砕き細かくしますが堅い部分はハサミをつかいます。

今回のクローヴの崩れたものや残ったものも一緒に乳鉢で砕いて入れました。

ビニール袋から出して竹串でクローヴにつまったオリスルートの粉などを取り除き乾かして1/3以下の重さになればできあがりです。

昨年投稿しましたオレンジポマンダーは今回の1番最初の写真にもありますが、クローヴは落ち着いたおだやかな香りになりほのかにオレンジの香りもするように感じます。

今回はオリスルートとカボスをつかってつくりました。今後の香りがたのしみです。今回も成功して来年は違う素材と一緒に飾ることができればと願います。

2013年10月19日土曜日

入浴剤をつくる。良い眠りのブレンド。ベルガモット精油、マンダリン精油、ジャスミン精油、アミリス精油、ベチバー精油、生クリームをつかう。

香りがよい入浴剤です。

アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー、ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著には心地よい眠りを得るためのブレンドが記載されています。

今回はこちらを参考に入浴剤をつくります。

材料はベルガモット精油4滴、マンダリン精油3滴、ジャスミン精油1滴、アミリス精油2滴、ベチバー精油1滴。今回は試しですので全部合わせて2〜3回分にします。生クリーム1回分100ml。


精油を保存瓶に合わせます。

5種類の精油をあわせていきます。ベルガモット精油、マンダリン精油は柑橘類、ジャスミン精油は花、アミリス精油は木部、ベチバー精油は根などから抽出された精油で、それぞれ睡眠に良い精油ともいわれています。


クリームに精油1回分を加えてまぜます。

今回は生クリームが入ったものをつかいます。


お湯をはった浴槽にいれてよくかき混ぜます。

ブレンドをした精油を4〜5滴加えて撹拌棒でまぜて浴槽にいれます。

浴槽に入れてみましたところ、良い香りです。柑橘類の香りが新鮮に感じ、ジャスミン精油やベチバー精油もあまり強く感じなくそれぞれの良さが感じられるようです。

クリームは重くもなくスキムミルクよりも軽い感じでもなく、特にこれからの時期にもちょうど良いと思いました。柑橘類は今回のクリームをつかった入浴剤では肌に刺激があまり感じませんでした。

体も温まり、熟睡できて朝は気持ちよく起きることができました。

またアロマ療法大全を参考にさせていただきたいと思います。






2013年10月16日水曜日

フレッシュハーブをつかってリースをつくる。ラベンダーセージのリース。

壁に飾りました。秋の畑にはラベンダーセージSalvia 'Indigo spires'が咲いています。

今回はフレッシュハーブをつかってリースをつくります。

材料
ラベンダーセージ、ホワイトセージ、キャットミント、ゴールデンオレガノ、ボウルズミント、黄色い葉脈が入っているハニーサックル。ワイヤー、リース台。

畑のハーブです。赤い葉はゴールデンオレガノです。最近では黄色い葉が赤くなったものもあります。


リース台を置いてワイヤーで壁飾り用のフックをつけます。

真ん中を決めてワイヤーを丸くして付けます。


ハーブを2、3束ずつに分けてワイヤーでまとめます。

茎のところをワイヤーをつかってまとめます。

リース台にまとめたハーブをワイヤーでさらにまとめていきます。

ワイヤーをつかってリース全体にハーブを固定させます。ラベンダーセージは青い花がきれいな観賞用のセージです。乾燥するとラベンダーの花のようにも感じます。

この後は乾いてきますが、空いたところにリボンなどを付けたり、ワイヤーを止め直したりしてドライフラワーリースにします。


作成している時から香りがあり部屋にも香りが広がりました。畑のハーブもこれからいろいろと活用していきたいと思います。


2013年10月12日土曜日

入浴剤をつくる。海藻入りあら塩、ローズマリー精油、スイートマージョラム精油、オレンジ・スイート精油をつかったバスソルト。

また入浴が楽しい季節になりました。今回はバスソルトをつくります。
今回のバスソルト(1回分)
材料・・・塩大さじ1、ローズマリー精油1滴、スイートマージョラム精油2滴、オレンジ・スイート精油1滴。

ジャンバルネ博士の植物=芳香療法/ジャンバルネ著によりますと、先人たちの芳香エッセンスの浴用の例としてマージョラム浴は強壮ために処方され、また鎮静作用があり、循環を促す特性があることがわかり、ローズマリー浴は全体的な強壮に役立ち・・などと記載されています。



まず塩をはかりふた付きのガラス瓶にいれます。

今回の塩はブルターニュ特産海藻入りあら塩です。アオサ、ダルス、ヒバマタの3種類の海藻がまぜられていて食塩です。海の香りがします。


今回の塩は海藻が少し含有していますが、上記の書によりますと、海藻浴も目新しいものではなく海藻は各種ミネラルと非金属元素を豊富に含有していてビタミン類、アミノ産他も含有して海藻のもつ特性は多様であるなどと記載されています。



精油を加えます。

スイートマージョラム精油とオレンジ・スイート精油にローズマリー精油を加えてすこしすっきりさせました。


ふたをしてよく振ります。お湯をいれた浴槽に入れる時はよくかき混ぜます。

出来上がりです。

入浴時に使用してみたところ、バスソルトの作成時はローズマリー精油の香りが強く感じましたが、実際に浴槽に入れてみたところ、ローズマリー精油の香りは穏かでブレンドは思ったとおりに仕上がりました。海藻入りあら塩とも合ってたいへん気持ちよい入浴ができました。体も温まりました。

2013年10月9日水曜日

へアーコンディショナーをつくる。パセリの浸出液、ラベンダー芳香蒸留水、ラベンダー精油をつかう。

畑のイタリアンパセリです。一般的なパセリ(葉がカール)よりも穏やかな香りがします。

秋になって再び元気になった畑のハーブですが、その中のパセリは古代ギリシャの人に尊ばれていたハーブで、医薬用に用いられ、現在では、料理の他に浸出液はヘアトニック、ヘアコンディショナーになるなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス編に記載されています。

今回はこちらを参考にパセリをつかったヘアーコンディショナーをつくります。合計20ml。

材料はパセリ1g、精製水10ml、ラべンダー芳香蒸留水5ml、ラベンダー精油1滴、エタノール2.5ml、グリセリン⒉5ml。

パセリ、ラベンダー芳香蒸留水、ラベンダー精油、材料の一部です。今回はスプレーにします。

パセリをはかり鍋に入れて、精製水をそそぎ、沸騰したら弱火にして約30分煮て濾します。

薄い緑色になりました。煎じたので水の量が10mlより少なくなりました。パセリはドライヘア用、フケ防止用、ヘアトニック用(髪を濃くし。つやをあたえる)などと上記の書に記載されています。

ビーカーにエタノールとグリセリンを入れてラベンダー精油を加え撹拌します。

エタノールはアロマテラピーでは精油を希釈する基材として用いられ、グリセリンは、保湿効果があるといわれています。ラベンダー精油はパセリの香りに広がりを感じさせるためにつかいました。ヘアーケアーとしてもつかわれます。

冷ましたパセリの煎じた液を加えて撹拌し、ラベンダーの芳香蒸留水を加えて撹拌します。

このあとビーカー20mlメモリまでラベンダーの芳香蒸留水を注ぎます。ラベンダーの香りで少し華やかな感じになりました。


スプレー容器などに入れて早めにつかいます。残りはリンスにしても良いと思います。

シャンプーの前に髪にスプレーをして頭皮もマッサージしました。

シャンプー後、髪の毛は柔らかい感触で手触りが良い感じでした。

2013年10月5日土曜日

パック剤をつくる。リンゴ、ホワイトクレイ、小麦胚芽油、サイプレス精油をつかう。

リンゴも用います。乾燥する季節によいパック剤です。
10月に入りました。最近ではリンゴが出始めてきたようです。アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著には果物とクレイ、精油などを用いたパックの利用法が記載されています。今回はこちらを参考につくります。

材料はリンゴ大さじ1/2、ホワイトクレイ大さじ1/2、小麦胚芽油少々、サイプレス精油1滴。

今回の材料です。
ホワイトクレイをはかり乳鉢にいれて擦りおろしたリンゴを加えて混ぜ合わせます。

今回使用のホワイトクレイはカオリンを主成分に微量ミネラルを含みます。
リンゴは青森県産津軽です。リンゴはハップ剤として伝統的にもちいられているともいわれています。


小麦胚芽油を加えて混ぜ合わせます。


小麦胚芽油です。乾燥肌、壮年肌の場合には、果物と少量の小麦胚芽油などを用いると上記の書には記載されています。
サイプレス精油を加えて混ぜ合わせます。


今回使用のサイプレス精油はヒノキ科の葉と果実から抽出した精油です。上記の書にはパックの壮年肌の精油に記載されています。

目や口のまわりをさけ、顔全体に塗ります。

ぬるめの湯で洗いながし化粧水などで肌を整えます。

使用してみたところ、リンゴの擦りおろしが冷たく感じて気持ちがよいです。香りは甘くフレッシュな香りにサイプレスの木のような香りがします。小麦胚芽油は独特の香りがありますが不快には感じませんでした。洗い流す前からしっとり感があるので小麦胚芽油はほんの少量でも良いと思いました。これからの季節に良いと思いました。

2013年10月2日水曜日

ポプリをつくる。秋の庭のポプリ。

ラベンダーセージ、ボッグセージ、セルフヒール他秋にも咲いている花のお陰で畑は寂しくありません。

夏が一段落して畑には主に鑑賞用の秋のセージの花が咲いています。

今回は秋の庭のポプリをつくります。

材料
乾燥した花・・・セージ(ラベンダーセージ、ボッグセージ、メドーセージ)、マリーゴールド、フェンネル、オレガノ、ベルガモット、ラヴェンダー、セルフヒール。乾燥した葉・・・ペパーミント、ベルガモット。花と葉を合わせて4分の3カップ。

レモンの皮、フェンネルの種、オールスパイス合わせて4分の1カップ。

オリスルート小さじ2分の1。

バジル精油、ペパーミント精油、スペアミント精油合わせて3滴(足りない時は出来上がった後でまた加えます。)

花と葉を洗い完全に乾燥させて、白熱灯ランプをあてて仕上げます。

完全に乾かした花と葉をランプにあてているところです。

レモンの皮、オールスパイス、フェンネルの種を乳鉢で軽く砕きます。

1種類ずつおこないます。今回は香りをひきしめるために入れます。

オリスルートに精油をおとし混ぜます。

オリスルートです。香りの保留剤としてつかわれます。甘い香りもします。精油はバジル精油、ペパーミント精油、スペアミント精油を使います。秋の庭にも香るハーブです。
全部の材料を軽く混ぜ合わせ、保存容器などに入れて2週間ねかせます。


すっきりした香りですが、甘さもあります。
鑑賞用のセージはそれぞれ香りがありますが、ポプリにするとどうなるかが楽しみです。今回は夏から秋にかけて深まっていく秋の前の段階のポプリをつくりました。