2018年11月25日日曜日

シアバター入りボディクリームをつくる。パルマローザ精油、ゼラニウム精油をつかう。




冬になるとシアバターが気になります。手や足などのケアに、今回はシアバターが入ったクリームをつくります。

シアバター入りボディクリーム(約100ml容器用)
材料 シアバター12g、セサミ油60ml、キャンデリラワックス2g、パルマローザ精油6滴、ゼラニウム精油4滴。



キャンデリラワッウス、セサミ油、シアバターをはかり、クリーム容器に入れます。

キャンデリラワックスは、メキシコに生育するタカトウダイ草(キャンデリラ)から採れる天然ワックスです。いつものミツロウのかわりに入れました。アロマテラピーのベースオイル/ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと、セサミ油は、種子を常温搾りして得られ、インドではスキンオイルそのものであり、同時に神経強壮剤ともなる、シアバターは、ボディーケア剤とし食品としてアフリカで需要が多い、シアバターをベースとするクリームは皮膚によくのび、皮膚機能をサポートするので、特に有効であるなどと記載されています。


水をはった鍋にキャンデリラワックス、セサミ油、シアバターを入れたクリーム容器を入れて、火にかけ、キャンデリラワックスが溶けたら、鍋から容器をはずします。

キャンデリラワックスが溶けてきたところです。


撹拌棒などでかきまぜて、少し時間がたったら冷蔵庫に入れ、途中取り出して精油を加えて撹拌棒でかき混ぜ、また冷蔵庫に入れクリームを固めます。

パルマローザは、スキンケアではどんなブレンドにも使用することができ、とても甘いローズに似たゼラニウム様の匂いがする、ゼラニウムは、香水、吸入、皮膚への塗布など、最も利用価値の高いエッセンシャルオイルのひとつなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回は、バラの様な香りがする精油をつかいました。


クリームが固まったら冷蔵庫から取り出し日付などを書いたラベルをはります。

1時間くらい冷蔵庫にいれました。つかいやすいクリームスティックケースにも入れました。手や足に塗ります。


2018年11月18日日曜日

フレッシュレモンバーベナのハーブティー。レモンバーベナ、オレンジピール、シナモンパウダーをつかう。

私の自宅で栽培しているレモンバーベナです。2018年11月17日撮影。

自宅の鉢植えで栽培しているレモンバーベナは、毎年冬が近づくと葉が落ちます。現在、まだ落ちてはいませんが、今回は、葉を収穫してフレッシユのレモンバーベナのハーブティーをつくります。

フレッシユレモンバーベナのハーブティー(1人分)
材料 レモンバーベナ(生)ティースプーン2、オレンジピールティースプーン1/4、シナモンパウダーティースプーン1/4、熱い湯180ml。



温めておいたティーポットにフレッシュレモンバーベナ、オレンジピール、シナモンパウダーをいれます。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、レモンバーベナは、アルゼンチンやチリの野原や道端で見かける、落葉低木、長さ10cmのレモンの香りがする、先の尖った披針形の葉3〜4枚が輪生する、弱鎮静、特に消化管の鎮静、生の葉はハーブティーに、乾燥させた葉はポットポプリに入れるなどと記載されています。他にビターオレンジの皮を乾燥させたオレンジピールと、冬になると特に使用したくなるシナモンのパウダー状にしたものを加えてみました。



熱い湯を注ぎふたをして5分ほどそのままにします。

とてもよい香りです。



茶こしなどを使って温めておいたティーカップに注ぎます。

オレンジピールやシナモンとも合うレモンバーベナのおいしいハーブティーが出来上がりました。よい午後のティータイムになりました。

2018年11月11日日曜日

朝のハンドバスブレンド。ローズマリー精油、レモングラス精油、ベルガモット・フロクマリンフリー精油をつかう。




少し早起きをして、モーニングバスは無理ですが、手浴を行うことにしました。

今回は、手浴用のブレンドをつくります。

朝のハンドバスブレンド(10回分)
材料 ローズマリー・シネオール精油8滴、レモングラス精油8滴、ベルガモット・フロクマリンフリー精油14滴。



ローズマリー・シネオール精油、レモングラス精油、ベルガモット・フロクマリンフリー精油を保存容器に入れます。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、ローズマリー精油はマッサージや朝の目覚めに使用するブレンド、一般に、心と体を刺激して活性化させたい時に用いる、レモングラス精油は強壮作用、消化活動を促進などと記載されています。少し甘く穏やかな感じにしようとベルガモットの香りも加えました。ベルガモット・フロクマリンフリー精油は、光毒性を回避するため、フロクマリンを除去したものです。




保存容器にラベルを貼ります。

1回3滴で、これから10回使用する予定です。



精油3滴を入れた湯に両手首までを浸します。

約40℃の湯にブレンドした精油を3滴いれ5分行いました。ローズマリーの香りが最初でレモングラス、ベルガモットもかおり、手も温かくなりました。きょうも元気にすごすことができそうです。先日、鉢上げをしたレモングラスをそばに置きました。

2018年11月4日日曜日

うがい用チンキをつくる。セージ、マロウ、カモミール、ペパーミントをつかう。





空気が乾燥し、口の中も乾くことが多くなりました。また、かぜの季節も気になります。

今回は、うがい用のチンキをつくります。

うがい用のチンキ(100ml保存容器用)
材料 セージ1g、マロウ1g、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール合わせて1g、パペーミント1g、ウォッカ40度100ml。



セージ、マロウ、ジャーマンカモミール、ローマンカモミール、パパーミントを保存ビンに入れます。

私の所有する農地で収穫し乾燥させたものです。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、セージはヨーロッパ北部で中世から栽培されており、特徴が収斂、殺菌他、マロウは古代ローマ時代から、特徴は粘液質の弱収斂性ハーブで、去痰作用他、ジャーマンカモミールは、苦い芳香、鎮静性のハーブで消炎他、ローマンカモミールは、苦い芳香性のハーブ他、ペパーミントは、苦く、強い芳香、鎮痙、消化機能促進他と記載されています。



ウォッカをビーカーに入れ、保存ビンに注ぎます。

チンキ剤は、有効成分をアルコールで抽出する方法で、水溶性と脂溶性の両方の成分を取り出せ、ウォッカは内用チンキ剤に使用などとメディカルハーブハーバルセラピストコース・テキストに記載されています。




保存ビンのフタをしめて、日付などを書いたラベルをはります。

1日1回ビンをふって2週間そのままにします。


2週間後、茶こしやガーゼなどでこして保存容器に入れ。コップに水を入れ数滴たらし、うがいをします。


さわやかなペパーミントも加えました。楽しみです。