2018年5月27日日曜日

爪のケアオイルをつくる。カスター油、椿油、レモン・フロクマリン精油、サンダルウッド精油をつかう。



庭仕事や家事、パソコンなどで指先を使うことが多いので、今回は、爪のケアになるオイルをつくります。

爪のケアオイル(10ml)
材料 カスター油5ml、椿油5ml、レモン・フロクマリンフリー精油1滴、サンダルウッド・インド精油1滴。


カスター油と椿油をビーカーに入れます。

カスター油の原料であるヒマシはトウダイグサ科でインドまたは アフリカが原産と考えられていて、種子から、やや黄緑色の酸敗の早い油が得られ、美容利用としてクレオパトラがメイク落としとして使用していたと伝えられている、美容ケアでは、爪を強く硬くする他で、椿油(カメリア油)は、日本では1月に開花し、堅果からはカメリア油を抽出することができ、保湿作用など多くの効用があり、割れて弱くなった爪などにも使用できますなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著に記載されています。




レモン・フロクマリンフリー精油、サンダルウッド・インド精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせます。

さわやかなレモンの香りのレモン・フロクマリン精油と木の香りのサンダルウッド・インド精油を加えました。レモン・フロクマリン精油は、レモン精油の光毒性を回避するため、光毒性の成分のフロクマリン類を分別蒸留によって除去した精油です。




保存容器にいれて作成日などを記入したラベルを貼ります。

ロールオンボトルに入れました。指先に塗って仕事をします。植物油のみよりも精油を加えるとほのかにレモンとサンダルウッドの香りがして良いです。

2018年5月20日日曜日

とれたてフレッシユハーブティー。レモンバーム、スペアミント、ペパーミントをつかう。




ハーブティーには乾燥したハーブを使用することが多いですが、ハーブを栽培していると今の時期は、生のハーブを収穫して使用し、色や香りや風味を楽しむことができます。


今回は、とれたてのハーブでハーブティーをつくります。

私の所有する農地のペパーミントです。収穫して乾燥させることが多いです。2018年5月16日撮影。



とれたてフレッシユハーブティー(1人分)
材料 生のレモンバーム、スペアミント、ペパーミントあわせてティースプーン2杯分、沸騰したての湯180ml〜200ml。



茶こし付きカップに湯を入れて温めておきます。

茶こし付きカップは、ハーブティーを簡単に楽しむことがでいます。




カップが温まったら、ハーブを入れて沸騰したての湯をそそぎ、蓋をして3〜5分そのままにします。

レモンバームは、レモンの香りがする多年草で、2000年以上昔から栽培されてきて、消化促進、鎮痙、生の葉はサラダ、スープ、ソース、ハーブヴィネガー、乾燥させたハーブはポットポプリ、ハーブピローにいれる、スペアミントは、古代ローマの時代から欠かせない料理用ミント、消化促進、鎮痙、またハーブティー、アイスドリンクの香味料、飾りに使用する、パペーミントは、スペアミントとともに最も世界中に広まった香料のひとつ、鎮痙、発汗促進、消化機能促進、葉は茶、冷たい飲み物、サラダに使用するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。沸騰したての湯は、味や色、香りがより感じられます。



出来上がりです。

この時期独特のものです。特にレモンバームのレモンのような香りは、フレッシユならではのものです。


2018年5月13日日曜日

イタリアンパセリのチーズクッキーをつくる。

2018年5月に収穫したイタリアンパセリ。


5月に入り、私の所有する農地では冬越ししたイタリアンパセリが元気そうで、とてもおしいそうです。今回は、そのイタリアンパセリを使用してクッキーをつくります。


イタリアンパセリのチーズクッキー(7枚分)
材料 無塩バター14g、粉チーズ14g、卵黄1個、砂糖28g、薄力粉35g、イタリアンパセリ(細かくしたもの小さじ1)+(葉7枚)、卵白1個、カシユーナッツ(砕いたもの)14g。



泡立器でバターをねり、つぎに砂糖を加えてねり、卵黄を加えてねります。ゴムベラに持ち替えて薄力粉、粉チーズ、カシユーナッツを加えてさっくりと混ぜ合わせます。

イタリアンパセリは、葉は平たく、切れ目がある、茎も食用などとハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています。サラダやスープに加えたり簡単に使用できます。また、今回の卵は蔵王のたまご舎さんで購入しました。



オーブン皿にスプーンなどで生地をおとし、オーブン180℃で5分焼いた後、オーブン皿を取り出して卵白に付けたイタリアンパセリの葉をのせていきます。

オーブンは、100℃で予熱しました。イタリアンパセリの葉をそれぞれのせます。


ふたたびオーブン180℃で10分焼きます。

焼き上がりました。上にのせた葉がパリパリしています。チーズの香りともよく合います。

2018年5月6日日曜日

ラズベリーシード油をつかったクリームをつくる。ラズベリーシード油、ホホバ油精製、ミツロウ精製をつかう。



今回は、ラズベリーの種子からとれるラズベリーシード油をつかってクリームをつくります。


ラズベリーシード油は、そのまま使用するとラズベリーの香りが感じられますが、今回はクリーム作りに使用してみます。なるべく香りが感じられるようなクリームになればと思います。


ラズベリーシード油をつかったクリーム(9mlクリーム容器用)
材料 ラズベリーシード油5ml、ホホバ油精製2ml、ミツロウ精製1g。



ミツロウ精製をはかり、エッセンシャルウォーマーの上部の容器に入れます。

ミツロウは、ミツバチが巣をつくるときに分泌する動物ロウで、クリームを作る際など、量の加減により固さを調節することができるといわれています。今回は精製のものをつかいます。エッセンシャルウォーマーは、ミツロウを溶かす際につかう道具です。


ビーカーではかったラズベリーシード油、ホホバ油精製を加え、エッセンシャルウォーマーの火をつけ、ミツロウが溶けるまでそのままにします。

植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、ラズベリーシード油は、ほとんどの場合、美容ケアで使用しますが、ほかの植物油やケアクリームに数滴加えても利用できますなどと記載されています。ホホバの種子からとれるホホバ油を加えました。今回は精製したものです。



ミツロウが溶けたら、保存容器に注ぎます。

ラズベリーシード油の黄色がきれいにでました。(材料のミツロウは白で、ホホバ油精製は透明)また今回は、ラズベリーシード油の香りが感じられるクリームにしたいので、精油は使用しませんでした。




保存容器のふたに材料や日付などを書いたラベルを貼ります。

ラズベリーの香りがします。また、しっとり感もあるクリームになりました。少しずつ塗って香りと感触を楽しみます。