2015年10月25日日曜日

肌に吹きかけリラックススプレー。ゼラニウム精油、パルマローザ精油、フランキンセンス精油をつかう。




鏡を見ると、顔面が緊張して固まっているように感じることがよくありますが、今回は、休憩時間などにも吹きかけて使うことができるリラックススプレーをつくります。

リラックススプレー(約30ml容器用)
材料  ゼラニウム精油、パルマローザ精油、フランキンセンス精油各1滴。グリセリン2,5ml、精製水27,5ml。



グリセリンをはかり、ビーカーに入れます。

グリセリンは、水やエタノールによく溶け、アロマテラピーでは、ローションなどの基材として用いられます。皮膚をやわらかくする作用があるといわれています。今回のグリセリンは植物性のものです。私は、手作りの化粧水にグリセリンをつかいます。


精油を加えて、撹拌棒でよくかき混ぜます。

ゼラニウムはリラックス作用、鎮痙作用、抗菌作用他で、香水、吸入、皮膚への塗布など最も利用価値の高いエッセンシャルオイルのひとつなどとエッセンシャルウォーター&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。葉から抽出ですが、バラのような香りがします。香りのブレンドとしてパルマローザ、フランキンセンスをつかいました。どちらもスキンケアにも使われる精油です。



精製水を加えて撹拌棒でよくかき混ぜます。

精製水は、不純物が極めて少ない純度の高い水として薬局で手に入ります。



保存容器に入れます。使用する時はよく振ります。

保存容器に入れて化粧水として使い、また持ち歩き用としてのスプレーにします。


ゼラニウム精油の香りがブレンドしたこともあり、少し穏やかでやさしい感じになりました。精製水が冷たく気持ちよく感じます。へアスプレーとしてもつかうことができます。







2015年10月18日日曜日

ココアバタークリームをつくる。ココアバター、スイートアーモンド油、マンダリン精油、プチグレイン・ビターオレンジ精油、サンダルウッド・インド精油をつかう。

持ち歩き用に小型の容器にも詰めました。

そろそろ手の乾燥も少し気になる季節となりました。

寒くなってくると、ココアなども思い浮かんできますが、今回はちょうど保存していたココアバターがありましたので、ココアバターを使用してクリームを作ります。

ココアバタークリーム(ボディー用、約50ml容器用)
材料 ココアバター12g、スイートアーモンド油35ml、マンダリン精油4滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油2滴、サンダルウッド・インド精油2滴。



ココアバターをはかり、エッセンシャルウォーマーの容器に入れます。

カカオの木は中央アメリカと南アメリカ原産で、ココアバターは1695年に初めて製造されました。カカオの種からココアとココアバターが出来上がり、ココアバターは手の熱で溶けて皮膚を柔らかく滑らかにする性質から、軟膏などの潤滑油としても利用が可能などとキャリアオイル事典/レン・プライス/シャーリー・プライス/イアン・スミス著に記載されています。香りをかいでみると、ココアの香りもするようです。



スイートアーモンド油を加えてエッセンシャルウォーマーのキャンドルに火をつけます。

アーモンドの種子から抽出で、今回の参考の書によりますと、スイートアーモンド油は、皮膚の柔軟剤としての医薬品や化粧品での利用がみられるなどと記載されています。ココアバターに香りも合いそうな感じもして選びました。



ココアバターが溶けたらエッセンシャルウォーマーからはずし、保存容器に入れて竹串などでかき混ぜて精油を加え、またかき混ぜます。

マンダリン、プチグレイン、サンダルウッド、どの精油もリラックスの香りなどといわれています。マンダリンが入ると爽やかな感じになりました。




しばらく冷蔵庫に入れて固めます。

冷蔵庫に入れて約2時間の状態です。


柔らかめのクリームが出来上がりました。トリートメントもできそうです。べたつきは思ったよりもなく、香りも良い感じでした。もう少し固くしたい時は、植物油を少なくして作るとよいと思います。


2015年10月11日日曜日

リラックスのための組み合わせ、レモンバーム、ジャーマンカモミール、リンデンのハーブティー。


一息つきたい時にリラックスのハーブティーと思い、ブレンドを考えていたところ、英国ハーブ療法ハンドブック/ぺネラピ・オディ著に、リラックスのための組み合わせ、レモンバームとカモマイルのブレンドが記載されていました。今回はこちらを参考にハーブティーをブレンドします。


リラックスのための組み合わせ(1回分)
レモンバーム、ジャーマンカモミール、リンデンフラワー、ティースプーン各1/3、熱湯160〜180ml。


ティーポットを温めて、乾燥したハーブをそれぞれはかり、入れます。

この鎮静作用のあるハーブの組み合わせは、1日のハードな仕事のあとの緊張をほぐしてくれ、レモンバームは消化促進剤として、カモマイルには鎮静作用とリラックス、リンデンフラワーは神経系の鎮静と不安の鎮静作用などと今回の参考の書に記載されています。リンデンフラワーは手でちぎりました。



熱湯を注ぎ5〜10分そのままにし、ティーカップに注ぎます。

穏やかな香りがします。


今回の参考の書に記載されている自家製の袋をまた作ってみました。ハーブティー1回分をガーゼと料理用の糸を使い作りました。お菓子のケースに入れました。持ち歩きます。


仕事が終わったあとに1杯を飲んでみましたが、甘い味と香りが感じ、眠くなってきたような感じもしました。体も温まりました。



2015年10月4日日曜日

レモンのパックをつくる。カオリン、ハチミツをつかう。




レモンの精油は果皮から抽出され、アロマテラピーではよく使われますが、レモンの果汁の方は、普段は料理に使うことが多いものです。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編のフェイシャルパックの項によりますと、レモンのしぼり汁などは、良質のアストリゼントになるなどと記載されています。

今回はレモンのパックをつくります。


材料(1回分)
カオリン大さじ1、レモン果汁小さじ2、ハチミツ小さじ1。


カオリンを容器に入れます。

カオリンは粘土です。手作りのフェイシャルパックの材料ともなります。カオリンなどの粘土をつかったパックは、吸収、収れん他の作用があるといわれています。


レモンの果汁を搾り、容器に加えて混ぜ合わせます。

ハーブ事典/レスリー・ブレムネス著のフェイシャルパックの項によりますと、レモンの絞り汁を数滴加えると、肌が弱酸性に保たれるなどと記載されています。果汁を絞りましたが、果皮よりも香りは強く感じないです。




ハチミツを加えてさらに混ぜ合わせます。

ハチミツも手作りのフェイシャルパックなどにつかわれます。保湿作用などがあるともいわれています。甘い香りもありますので加えてみました。


目や口の周りを避けて、顔全体に塗り、少し乾いたらぬるま湯で洗い流します。


使用してみたところ、レモンの絞り汁よりも、ハチミツの香りの方が感じました。香りが物足りない時は、芳香蒸留水などを加えてもよいと思います。使用後の肌は、しっとり過ぎない感じで、ほどよい感じがしました。