2016年5月29日日曜日

パセリバタートースト、ナスタチュームの花を添える。



私の所有する宮城県蔵王町の農地のパセリは、冬を越し無事でした。最近では農地にいく度に大きくなっているように感じます。4月のなかば頃に、近くに植えたナスタチュームも次々と花を咲かせています。

今回は、トーストにもつかうことができる、パセリバターをつくります。

パセリバター
材料 バター50g、パセリ(生)小さじ1、レモン汁小さじ1/4。


バターを室温でやわらかくする間にレモンを絞り、パセリを細かく切ります。

レモン汁をつかうとよりやわらかく、バターが溶かしやすくなるように感じました。


やわらかくしたバターにレモン汁、細かく切ったパセリを加えて混ぜ合わせます。
今回は、縮れ葉のパセリをつかいました。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編によりますと、どの品種もビタミン、ミネラルなどが豊富で食べると健康によいなどと記載されています。細かく切り色々な料理につかうことができます。パセリは、昔から料理につかわれてきたそうです。



パセリバターをパンに塗り、軽く焼き、一緒にナスタチュームの花もいただきます。

ナスタチュームは、南米原産で、料理では葉、花、花の蕾などをサラダにして食べるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。今回のパセリバターは、思ったよりも穏やかな感じになりました。少しピリッとした味のナスタチュームと一緒にいただくと味に変化が感じられます。



パセリとナスタチューム、近くに植えています。農地が明るい雰囲気になります。どちらも今年はより元気がよいようです。


2016年5月22日日曜日

チャイブオムレツをつくる。

ピンク色の花のつぼみもふくらんできた私の農地のチャイブです。2016年5月

私の所有する宮城県蔵王町の農地で栽培しているハーブも、活動を始めています。観賞用のタイムといっしょに始めの頃、花を咲かせるのがチャイブです。チャイブは、アサツキの近親種といわれています。

今回はチャイブをつかってオムレツをつくります。

チャイブオムレツ(1人分)
材料 卵2個、牛乳大さじ1、塩少々、こしょう少々、バター大さじ1、チャイブの葉と花合わせて大さじ1/4、イタリアンパセリ大さじ1/4。


チャイブの葉と花、イタリアンパセリを細かく切ります。

チャイブはジャガイモ、卵と相性がよい、花にもおだやかなネギの香りがありなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。アサツキと同じ様にスープやみそ汁などに加えてたりしています。チャイブの香りは穏やかな感じです。イタリアンパセリも加えてみました。


ボールに、バター以外の材料を入れて、箸などで卵をほぐします。

チャイブの他に、チャービルなどでもよいといわれています。


フライパンにバターを入れて火にかけ、溶けたら材料を入れて、はしでかき混ぜ、半熟状になったら火からおろして、向こう側におり、また向こう側からもおります。

オムレツ、もっと上手につくる方はたくさんいらっしゃることでしょう。バターの香りが広がっています。



ふたたび火にかけて、裏返しにして皿に移して出来上がりです。

穏やかな一日になりそうです。

2016年5月15日日曜日

初夏のパックをつくる。ホワイトクレイ、カレンデュラパウダー、オリーブ油、パルマローザ精油をつかう。



やっと本格的な春かな?と思っていますと、最近では気温の差もあり、初夏のような日も感じるようになりました。外で活動することも多くなりました。今回は、そのような後にも使用するパックをつくります。

初夏のパック(1回分)
材料 ホワイトクレイ大さじ2、精製水小さじ2、カレンデュラパウダー小さじ1/2、オリーブ油小さじ1/2、パルマローザ精油1滴。


乳鉢に、はかったホワイトクレイ、カレンデュラパウダー、精製水を入れて乳棒で混ぜ合わせます。

手作りのクレイ(粘土)のパックなどにつかわれるホワイトクレイです。クレイをつかったパックは、余分な皮脂や汚れを吸着などといわれています。カレンデュラパウダーは、乾燥したカレンデュラの花をフードミルを使用した後、茶漉しを使用しパウダー状にしました。カレンデュラは、皮膚や粘膜を修復、保護などとメディカルハーブーハーバルセラピストコース・テキストーに記載されています。


オリーブ油、パルマローザ精油を加え、混ぜ合わせます。

今回は、しっとりとしした感じですが、夏でも私の肌にはなじむオリーブ油、花のような甘い
香りでスキンケアにもつかわれるパルマローザ精油を使用しました。レモングラス、シトロネラグラスなどと極めて近縁の植物でインドが原産などとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。


目や口の周りをさけてパックを行います。

出来上がりです。少し乾いてきたらぬるめの湯で洗い流します。早めにつかいます。



スパチュラなどを使用も。


これからの季節(どの季節でも使用しますが)、特にクレイパックは活用することが多くなるかもしれません。

2016年5月8日日曜日

レモンいっぱい入浴剤。リツエアクベバ精油、レモングラス精油、サイプレス精油、重曹、クエン酸、グレープシード油をつかう。




連休も終わりに近づきました。外に出かけたり、途中で仕事をしたりなど様々でしたが、最後はお風呂にゆっくり入ってまた次から頑張ろうと思い、入浴剤をつくることにしました。

レモンいっぱい入浴剤(1個分)
材料 重曹 大さじ3、クエン酸大さじ1、グレープシード油小さじ1、ハーブパウダー小さじ2/1〜1、リツエアクベバ精油2滴、レモングラス精油1滴、サイプレス精油1滴。


容器に重曹、クエン酸、ハーブパウダーを入れます。

重曹は、アロマテラピーでは入浴剤の基材として用いられ、湯あたりをやわらげるといわれています。重曹とクエン酸を組み合わせると泡のでるお風呂になります。色づけにハーブパウダーをつかいました。写真は緑色のネトルパウダー、1番最初の写真のピンク色はローズパウダーをつかいました。


グレープシード油を加えます。

グレープシード油は、ブドウの種子から抽出です。香りがあまり感じなく感触が軽いように思います。バスオイルとしても使うことができますが、今回の型を作る時のつなぎにもなります。


リツエアクベバ精油、レモングラス精油、サイプレス精油を加えて撹拌棒などで混ぜ合わせます。

リツエアクベバ精油は、果実から抽出です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、東アジア原産、 アジアで栽培されていて成分がシトラール、しばしばレモンのエッセンシャルオイルの代用品として使用され、気分をおちつかせる作用、鎮静作用などと記載されています。レモンのような香りですが、甘いような感じもします。リツエアクベバ精油と少し違うように感じるレモンの様なレモングラス、ウッディなサイプレスを加えました。


このままで湯をはった浴槽に入れても使用できますが、お菓子の型で形をつくります。

お菓子の型をつかうと楽しいです。上から押して、固くなったら取り出します。


それぞれのレモンのような香りが感じてレモンいっぱいのさわやかなお風呂になりました。

2016年5月1日日曜日

スペアミントの浸出油でつくるリップクリーム。スペアミント、スイートアーモンド油、カスター油、ミツロウ(精製)をつかう。

薄い緑色でスペアミントの香りがします。

気温が上がってきますと、ミントの香りを使用したくなります。しかし、私が住んでいる東北地方は、やっと今、本格的な春になったばかりで、ペパーミントでは少し涼しいような感じがしますので、今回は、ペパーミントほど作用が強くないといわれているスペアミントをつかってリップクリームをつくります。


スペアミントの浸出油でつくるリップクリーム(2個分)
材料 スペアミント(乾燥)1〜2g、カスター油5ml、スイートアーモンド油15ml、みつろう(精製)2g。

スペアミント、カスター油、スイートアーモンド油をそれぞれ計ります。

今回使用のスペアミントは、ハーブティー用の乾燥したものです。使用しやすいスイートアーモンド油に、しっとりした感じのカスター油を少し加えました。

 
準備した保存ビンに入れて、しばらくそのままにします。
ハーブの種類によって抽出後、香りがあまり感じない場合もありますので、様子を見ながらと思っていましたが、忘れてしまい、気がついた時は7日過ぎていました。スペアミントの香りがありました。もうすこし早く抽出しても大丈夫だと思いました。



ガーゼなどを使用し、保存ビンの中身をビーカーなどに絞り、みつろうを準備して、エッセンシャルウォーマーに絞ったスペアミントの浸出油とみつろうを入れ、火を着けて、みつろうが溶けるまでそのままにします。

少し緑色のスペアミント浸出油と、みつろうをエッセンシャルウォーマーに入れて、火をつけます。途中で竹串でかき混ぜながら、みつろうを溶かしました。スペアミントの香りがさわやかです。


みつろうが溶けたら、容器に注ぎ、ラベルを貼って出来上がりです。


スペアミントの香りがして、さわやかな感じのリップクリームになりました。



私の所有する宮城県蔵王町の農地では、スペアミントがやっと目覚めたようです。スペアミントはハーブティー、料理他に使われます。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、スペアミントとペパーミントは最も世界中に広まった香料のひとつなどと記載されています。