2013年9月28日土曜日

ヘアーリンスをつくる。レモン果汁、ローズ・アブソリュート精油、ゼラニウム精油をつかう。

バラの香りを楽しんだ後、すすぎます。乾かした髪の毛は手触りがよいです。

今回はシャンプー後につかうヘアーリンスをつくります。

材料はグリセリン小さじ1、レモンの果汁大さじ1、ローズ・アブソリュート精油1滴、ゼラニウム精油1滴。

グリセリンをはかり容器に入れます。

グリセリンは油脂から加水分解して得られる水溶性の液体で吸湿性が高く、保湿効果があるなどとアロマテラピー用語辞典/公益社団法人日本アロマ環境協会に記載されています。


精油を加え混ぜ合わせます。

今回使用するローズ・アブソリュート精油はRosa damascenaの有機溶剤抽出法の精油です。バラの香りに広がりを持たせたいのでゼラニウム精油も加えました。少しの間バラの香りを楽しみ優雅な気分になりました。


しぼったレモンの果汁を加えて混ぜ合わせます。


女性のためのハーブ自然療法/アン・マッキンタイア著によりますと、乾燥して切れやすい髪のトリートメントとしてアーモンドオイル他でトリートメントをして洗い流し、シャンプー後は毛髪のナチュラルなPHのバランスを回復するために、レモンのしぼり汁少々かリンゴ酢を水に垂らしてすすぎますなどと記載されています。

シャンプー後、洗面器に水またはぬるめのお湯をはり作成したリンスを入れてよくかきまぜて髪の毛を浸しすすぎます。

使用したところ、私はくせ毛ですが、髪の毛がサラサラとして、手触りが良くまとまりました。バラの香りはリンスを洗い流した後はほとんど感じませんので同じ香りをヘアスプレーにすると良いと思いました。またヘアスプレーも投稿していきます。






2013年9月25日水曜日

マーサ・スチュワートのハーブをつかったレシピをつくる。ラベンダー・ハニークリームといちじくとラズベリー。


秋の味覚です。
マーサ・スチュワートのホームページよりハーブをつかったレシピをつくります。
レシピと一緒に写真を投稿します。

ラベンダー・ハニークリームといちじくとラズベリー
10人〜11人分、
材料
ラベンダーハニー 1/2カップ、大きい卵の黄身4個、塩2つまみ、 ヘビークリーム1カップ 、黒、緑または両方の新鮮ないちじく20個(大きい場合に縦に半分または四等分)、ラズベリー0,508リットル(約2と1/2カップ)


ラベンダーハニーは、手元にはありませんでしたので、上の分量のはちみつにラベンダー10gを浸して熱くなるまで湯煎にかけて濾しました。ほのかにラベンダーの香りがします。


新潟産いちじく越の雫です。花が咲いていました。

方法
ステップ1
沸騰した水の平鍋の上に大きな耐熱の容器を置いて蜂蜜、卵黄そして塩を濃くなるまで3分から5分間かきまぜます。少し冷ましてください。


ラベンダーハニーと卵黄を混ぜました。黄金色になりました。


柔らかい頂点までクリームを泡立ててください。ハチミツを合わせたものに入れてかき混ぜてください。イチジクとベリーに添えてください。


次はいちじくとラズベリーを盛りつけます。



出来上がりを試食してみたところ、ほとんど生でいただいたことがないいちじくですが、大変おいしくいただきました。ラズベリーの酸味も合います。ラベンダーハニークリームもおいしく甘さが控えめで良かったのですが、ラベンダーをはちみつに浸したものが上手に浸せなかったようで、ラベンダーの香りがあまり感じず少し残念でした。ラベンダーハニーをまた見直したいと思いました。

2013年9月21日土曜日

アルニカオイルとカレンデュラオイルをブレンドする。サンダルウッド・オーストラリア精油、プチグレン精油をつかう。


私の店では秋の新しい商品としてアルニカオイル(浸出油)が入ってきました。

アルニカArnica montanaは、ヨーロッパ原産のキク科のハーブで黄色い花を咲かせ、その姿からウサギギクとよばれ、外傷や打撲、ねん挫といった外部から物理的な力が加わって生じるトラブルに対し、軟膏やクリーム、ジェル、外用チンキ剤として古くからもっともポピュラーに用いられてきたなどとメディカルハーブの事典/林真一郎著に記載されています。

また、キンセンカで10倍に薄めたものは、発疹やその他の炎症性皮膚炎に用いることができるなどと女性のためのハーブ自然療法/アン・マッキンタイア著に記載されています。

今回はこちらを参考にアルニカオイルとカレンデュラオイル(キンセンカ浸出油)をブレンドします。

材料ですが、アルニカオイル1ml、カレンデュラオイル9ml、サンダルウッド・オーストラリア精油1滴、プチグレン精油1滴。


アルニカオイルをはかりビーカーなどに入れます。

アルニカの花をサンフラワーオイルで浸出したものです。黄色っぽい色があり、独特の香りがありますが、甘い感じもします。



カレンデュラオイルをはかり加えます。
カレンデュラオイルです。こちらもトウキンセンカの花をサンフラワーオイルで浸出したものです。色も香りもアルニカオイルに似ているような感じがします。


サンダルウッド・オーストラリア精油、プチグレン精油を加えます。

香りがあるとより使いやすいような感じがしますのでサンダルウッド・オーストラリア精油、プチグレン精油を加えます。どちらもストレスの緩和などによいともいわれています。

撹拌棒でまぜて容器にいれます。

ブレンドしたオイルに精油がなじんだように感じます。

使用してみたところ、刺激もなく肌になじみしっとりとした感じでした。

オイルの色もそうですが、花のパワーを感じるようです。


アルニカの植物そのものは、傷口が開いている場合や内用では一般にには用いない。キク科アレルギーの場合は用いないなどと上記の参考の書に記載されています。




2013年9月18日水曜日

スープ=オ=ピストゥーをつくる。バジルをつかう。

最近元気な畑のバジルをつかいました。
ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法/ジャン・バルネ著の第5章各種エッセンスの個別研究29バジルには、プロバンス地方でもっとも評判の高い料理の一つである「スープ=オ=ピストゥー」のつくりかたが記載されています。ジャン・バルネ博士はフランスの医師でアロマテラピーの精油を用いた研究などでおなじみですが、著書には植物そのものの様々な使用法も記載されています。今回はスープ=オ=ピストゥーをつくります。

スープ=オ=ピストゥーのつくりかた4人分

トマト250グラム、ニンジン6本、ジャガイモ2〜3個、セロリ適宣、インゲンマメ100グラム、さやいんげん100グラム、オニオン大1個、ガーリック2片、バジル一にぎり、おろしチーズ150グラム、油1カップ。

今回の材料です。それぞれ色がきれいな野菜です。畑のバジルも見劣りせずに写真におさまりました。バジルの使用部分は花房つきの先端部分などと記載されています。

ソースパンに大さじ2はいの油を入れて熱し、オニオンをいれてキツネ色にいためる。そこに4つ割りにしたトマトを加えてふたをし、2〜3分間さらに熱する。それから1・5リットルの水を注いで、全体を煮立たせる。そこにインゲンマメを入れる。
よい香りが漂います。

30分後に細かいさいのめに切った他の野菜類を入れる。塩コショウを加えて、さらに15分煮る。

とろみが出てきました。


他方、すり鉢でバジルとガーリックをすりつぶし、残りの油でゆるめてペーストをつくる。
バジルは香味料としてタイムの代用にすることができ、ポタージュ、サラダ、なま野菜類に加えると、これらを殺菌してくれるので、非常に役立つ、乾燥した葉は嗅覚の喪失と慢性の鼻かぜに有効などと記載されています。

このペーストをスープ鉢に入れてスープを注ぎ、おろしチーズをふりかける。

出来上がりは新鮮なバジルが香るとろみのあるスープでたいへんおいしくいただきました。

ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法/ジャン・バルネ著は疾病とそれに有効な精油一覧や患者の観察例なども記載されていますが、今回のような使用法も記載されていてすばらしい著書です。またいろいろな場面で参考にしていきたいと思います。










2013年9月14日土曜日

アフターバス用スキンモイスチャライザー(ドライスキン)をつくる。サンダルウッド精油、エレミ精油、コパイバ精油、ココアバター、ホホバ油をつかう。


実用540アロマセラピーブレンド事典/デイヴィッド・シラー&キャロル・シラー著には、日常の様々な用途のアロマテラピーのレシピが記載されています。なかでも今回は入浴後につかうスキンモイスチャライザーに興味がありましたのでこちらを参考につくります。

Recipe181ドライスキンに
材料サンダルウッド精油3滴、エレミ精油2滴、コパイバ精油1滴、ココアバター24g、ホホバ油10ml。
今回はお試しということで精油は著書のレシピより少ない滴数にします。出来上がりが楽しみです。

ココアバターをはかります。

ココアバターです。中央アメリカ原産で豆状の種子から抽出され、スキンケア、ヘアケア、保湿に用いられます。チョコレートの香りもするともいわれます。

ココアバターを湯煎にかけて溶かします。

ココアバターが溶けて液状になってきました。



ココアバターが完全に溶けたらホホバ油を加えてよく混ぜます。

ホホバ油は南西アメリカおよび北メキシコ原産で種から抽出されてスキンケアおよびヘアケア、保湿などに用いられます。


湯煎からはずし、余熱がとれたら精油を加えて混ぜます。

サンダルウッド精油はアジア原産で心材から抽出。エレミ精油はアジア原産の熱帯性の樹木で樹脂から抽出。コパイバ精油はアメリカの熱帯地域およびアフリカ原産で樹脂から抽出。これらは鎮静、安眠促進、皮膚の保湿他などに用いられると著書に記載されています。

そのままですと液状ですので液状もよいですが、私は固まった方が好みですので冷蔵庫に入れて固めました。

入浴後に使用してみたところ、著書のレシピよりも精油の量は少なかったのですが、甘い樹木の良い香りでした。
肌には思ったよりも軽い感触でべたついた感じではなく、しっとりとなじみました。

バターは重そうでべたつくように思われがちですがそんなことはありませんでした。

また次の機会に他のレシピも参考にしてつくります。





2013年9月11日水曜日

入浴剤をつくる。ミルク紅茶風呂。ベルガモット精油をつかう。

紅茶もハーブです。

1年中どんな時でも色々なおいしいお茶を飲むことができますが、特に秋になると紅茶がおいしく感じるようです。今回は紅茶をつかった入浴剤をつくります。

メディカルハーブ/ペネラビ・オディ著によりますと茶Camellia sinensisは中国では紀元前3000年のころから飲まれ、痰を減らす優れた刺激、収斂薬、あるいは健胃薬とされていて、茶には緑茶、紅茶、ウーロン茶があり原料にする葉は同じものなどと記載されています。


ミルク紅茶の入浴剤材料
紅茶10g、牛乳200ml、熱湯500ml、ベルガモット精油1滴〜2滴。

紅茶に熱湯を注ぎ、さめるまでそのままにします。

ちょうどティーバックがありまのでつかいました。良い香りです。
紅茶はハップとして湿した紅茶の葉は虫さされに効くなどとメディカルハーブ/ペネラビ・オディ著に記載されています。


牛乳に精油を加え撹拌棒でまぜます。

生乳をつかいました。ベルガモット精油は爽やかな香りです。紅茶のアールグレイの香りずけにもなっています。ミルクにも合います。
有効成分を広範囲に分散させるにはエッセンシヤルオイルに牛乳大さじ1を加えるなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています。


さました紅茶に精油を加えた牛乳を加えてまぜて浴槽にいれよくかき混ぜます。
新鮮なアールグレイ紅茶の香りのように感じます。

試したところ、紅茶の香りは穏やかに感じました。牛乳も思ったより香りがなく肌にも重く感じませんでした。ベルガモット精油の香りがいつもより感じ刺激もほとんどありませんでした。

アールグレイ紅茶のような香りのバスタイムも実際に楽しむことができるようです。



2013年9月7日土曜日

パック剤をつくる。ヨーグルト、カオリン、ブドウ、はちみつ、フランキンセンス精油をつかう。

カオリンにヨーグルト、ブドウなどを加えました。フランキンセンス精油の香りがします。

アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著 によりますと、フェイシャルパックにおいて生きている有機物である果物とヨーグルトを使用することにより、またそうしたものをダイナミックな作用をするエッセンス類と組み合わせて利用することによって、まさに若返りとしかいいようのないさまざまな結果を導きだせることがよくあるなどと記載されています。

今回はヨーグルトとブドウ、フランキンセンス精油などをつかってパック剤をつくります。
材料はカオリン大さじ1/2、プレーンヨーグルト大さじ1/2、はちみつ小さじ1/2、ブドウ小さじ1/2、フランキンセンス精油1滴。

カオリンをはかり乳鉢にいれます。

カオリンは鉱物を主成分とする粘土で吸収、吸着、収れん、洗浄作用がありパック剤などに用いるなどとアロマテラピー検定公式テキスト1級/社団法人日本アロマ環境協会に記載されています。


プレーンヨーグルトを加えまぜあわせます。

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。
ヨーグルトは皮膚を清潔にし、強壮にし、汚れを引き出す力があり、また作用が緩和なので肌質を問わず利用できるなどとアロマテラピー<芳香療法>の理論と実際/ロバート・ティスランド著に記載されています。


はちみつ、ブドウを加えまぜあわせます。

はちみつは加湿剤として、ブドウは普通肌、脂性肌、敏感肌などと上記の書に記載されています。ブドウは乳鉢で軽くつぶしました。

フランキンセンス精油を加えて混ぜ合わせます。

フランキンセンス精油は乳香、オリバナムともいわれます。
昔は薫香として用いられましたがスキンケア用にも広く利用され、脂性肌、壮年肌などと上記の書に記載されています。


顔に塗り10分くらいそのままにしてぬるま湯で洗い流してみたところ、皮膚の感触がしっとりとした感じです。カオリンのみのパックとはまた違います。

パックは1週間に1度程度行うとよいといわれています。作用もいろいろとあるといわれています。これからも他の素材で試していきたいと思います。






2013年9月4日水曜日

フェンネルのフットトリートメントオイルをつくる。フェンネル精油、タンジェリン精油、マートル精油、セサミ油をブレンド。

今回使用するフェンネル精油はフェネルの種子から抽出されたものです。
さわやかで甘い香りも感じるフェンネル精油をつかったトリートメントオイルをつくります。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、フェンネルはセリ科の二年草または多年草のハーブで、地中海沿岸原産で世界中で栽培されていて、食用になる根を持つものと種子から水蒸気蒸留でオイルが得られる2種類があり精神を活性化する特性などがあると記載されています。

フェンネルのトリートメントオイル
材料フェンネル精油2滴、タンジェリン精油1滴、マートル精油1滴、セサミ油25ml。

セサミ油をビーカーにいれます。

セサミ油はゴマの種子から抽出した植物油で美容の利用では非常に浸透性が高く、表皮を保護し、肌を柔らかくするなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著に記載されています。
今回使用するセサミ油は生ゴマ油で香りも色もほとんどないように感じます。


精油を加えて撹拌棒でまぜます。

フェンネル精油の他にタンジェリン精油、マートル精油を加えます。タンジェリン精油は柑橘系で甘い香りです。マートル精油はさっぱりした感じもあり、香りをひきしめる為に使いました。

簡単な足のトリートメントを行います。入浴後などにトリートメントオイルを手にとって足先から太ももの付け根まで表と裏を心臓のほうに向かってゆっくりとすべらせます。

爽やかな香りですので疲れやすい足にすっきりしたい時などよいと思います。

今回作成したトリートメントオイルは足だけではなくボディー用として使う事が出来ます。

できればはやめに1ヵ月でつかいましよう。ラベルなどを貼ります。