2012年11月1日木曜日

入浴剤をつくる。コンフリーについて。バニラビーンズとココナッツミルクの入浴剤をつくる。




私が所有している宮城県蔵王町の農地に生えているコンフリー


ハーブの本などに、コンフリーというハーブがよく記載されていますが、私の蔵王の農地にはそのコンフリーがあります。コンフリーは、これまで種を播いたこともないですし苗を植えたこともないです。
ある日、久しぶりに蔵王に行ったところ、ビニールハウスの中にコンフリーが生えていて、茎が長く葉も茂って、近くにある鉢うえのハーブが見えなくなるくらいになっていました。その後、何回か茎を切ったりしましたが、成長の勢いがとまらないので外に移植したのが上の写真の物です。

コンフリーについて

牧野和漢薬草大図鑑によりますと、コンフリーはヨーロッパ原産で、日本には明治時代に渡来し、観賞用、食用に栽培される多年草です。根葉の浸剤は、ハップ剤として用いられ生の根、葉の生汁は貧血予防、新陳代謝促進などに効果があるとありました

日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストのテキストによりますと、コンフリーにはピロリジジンアルカロイドという成分が含まれていて、肝毒性の危険性があるので注意とあります。以前、コンフリーの天ぷらをおいしくいただいたことがありましたし、私が店を開店したころには、ハーブティーも販売していました。

夏にかけて茎を伸ばし、花もたくさん咲かせますので、現在、私は観賞用としています。蔵王のコンフリーが、来年も花をたくさん咲かせてくれることを楽しみにしています。


デニ・バウン著ハーブ大百科に記載されているコンフリーの写真


バニラビーンズとココナッツミルクの入浴剤をつくる

スザンナ・マリオット著スパイススパ百科によりますと、インドネシアの中央ジャワの宮廷の王女達は何世代も受け継がれてきた古いレシピにしたがって、スパイスたっぷりのミルクやオイルを使って入浴していたと記載されていました。またココナッツとバニラのブレンドがありました。

最近、料理にバニラビーンズをつかったので保存していました。またココナッツミルクの缶詰も手に入りましたので、バニラビーンズとココナッツミルクの入浴剤をつくってみます。


バニラビーンズとココナッツミルクの入浴剤

バニラビーンズ・・・2分の1〜1本(香りを分散させるのでしたら切り分けるとよい)
ココナッツミルク・・・10〜20ml(お好みで増減します。)


ココナッツの果実をそのまま取り出して製造したマレーシア産のココナッミルク。そばにあるのはバニラビーンズでマダガスカル産です。

鍋にココナッツミルクをいれて、バニラビーンズを加えてひと煮立ちさせます。


甘い香りが広がります。


そのままお湯をはった浴槽にいれてよくかきまぜます。

お風呂につかってみますと、穏やかなココナッツの香りにバニラビーンズのほんのりチョコレートのような香りがしたお風呂です。

バニラビーンズは、使用したあともまたつかえるそうです。ココナッツミルクは、しっとりしていてココナッツパウダーをいれたときと違う肌の感覚です。トリートメントオイルにもできそうな感じがします。

スパイススパ百科によりますと、バニラの香りは不安をしずめ、リラクゼーション効果があることがわかっているそうです。ココナッツミルクは、肌に栄養を補うためにボディーローションに加えられるほか、シャンプーにもつかわれるそうです。







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