ふたを開けると日本水仙の香りがします。 |
ポプリの詩/熊井明子著には、ガラスの中に作る香りの庭である雪の庭のポプリが記載されています。今回はこちらを参考にポプリをつくります。
私が住んでいる仙台は雪があまり多くは降りませんが、子供の頃は今よりも多く降っていたように感じます。雪が庭に積もったお正月もありました。その頃を思い出しながら今回はつくっていきます。
材料は、粗塩(天然塩)カップ約2、水仙の花10輪、松葉、野いばらの実。
ガラスの容器に2cmくらい塩を入れます。
今回は天然塩である海塩をつかいます。 |
松葉を軽くもんで香りをだします。
私の畑の周りにある松の木のものです。葉はさわやかな香りに感じます。枝の方が香りが濃い様に感じます。 |
松葉と野イバラの実を割り箸をつかって外側から見えるように置き塩をいれます。
野イバラの実は、ローズヒップで、畑のスイートブライヤーとドッグローズです。昨年の秋はたくさんとれたのでジャムにしたりリースにして飾ったりしました。今年は何にしようか考えています。 |
水仙の花を半量ならべ、塩をすこしずつやさしくふりかけていき、残りの水仙をならべて塩をふります。
日本水仙です。花屋さんで購入しました。香りは見かけよりも華やかな香水のように感じます。 |
ビンにふたをして必要な時にふたをとって香りを楽しみます。
今回のポプリは、モイスト・ポプリです。ポプリの詩/熊井明子著によりますと、モイスト・ポプリは塩が腐敗を防ぎ色も香りも保つポプリで、独特の香気やくせが出ますが、日本水仙は甘い芳香をもちなどと記載されています。
水仙の花を見かけるのは私の住んでいる仙台ではまだまだ先ですが、一足先に早春の香りを楽しむことができそうです。
ポプリは熟成させたものを楽しむと言われますが、松葉なども入っていますので、これからの香りが楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿