2013年4月19日金曜日

ポプリをつくる。春の花のモイスト・ポプリ(2)カーネーションアブソリュート精油などを加える。

10日間ほどねかせた後、カーネーションアブソリュート精油などを加えます。
モイスト・ポプリは主材料の花を生乾きにとどめ、香りを残すのが目的。塩が腐敗を防ぎ色も香りも保つなどとポプリの詩熊井明子著に記載されています。

今回は前回の投稿の続編です。

塩と花びらを交互に保存ビンにいれて10日間ほどねかせたものを木のフォーク(わりばしなどでもよい)で砕き、花以外の材料を加えていきます。

乳鉢で砕いたクローヴ小さじ1/2、完全にかわかしたレモンの皮大さじ1を加えて混ぜます。
今回はカーネーションの花を多くつかいましたが、カーネーションの中でもポプリに向いているのは、クローヴのにおいの強いジリ・フラワーと呼ばれた品種ですが、普通のカーネーションしか手に入らない場合にはクローヴを少量加えるなどと愛のポプリ熊井明子著に記載されています。

カーネーションアブソリュート精油を2滴加えて良く混ぜ合わせます。

カーネーションアブソリュート精油です。花から抽出された精油ですが、採油率が低いので貴重な精油ともいわれます。濃厚な香りですが、すっきりする感じもします。アロマテラピーでは芳香浴としてつかわれる精油です。

きれいな色をもう少し楽しみたいのでガラス容器から陶器に移します。

ときどきふたを開けて香りと色を確認します。

最低6週間ねかせます。容器にはラベルをはります。

前回の段階で、ねかせる前は香りがあまり感じられなかったのですが、10日間ねかせたものは、甘く感じましたが、植物の独特の香りも感じられるようになりました。

10日間ねかせたものに他の材料を加えて5日後に嗅いでみたところ、ビターチョコレートのような香りも感じられました。

これからの香りが楽しみです。


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