2012年12月20日木曜日

ポプリをつくる。ポプリとは。シトラスポプリをつくる。



シトラスポプリです。昨年の年末につくりました。ダイダイ、スイートオレンジ、レモン、ミカンの葉などをつかいました。ハーブティーでおなじみのレモングラス、レモンヴァーベナ、アロマテラピーでおなじみのレモン、ライムの精油などもつかいました。約1年経ちますがオレンジの甘い香りがします。2012年12月撮影しました。

ポプリとは
pot-pourri(フランス語)のことで、花、果皮、ハーブ、スパイス、コケ、精油などを処方に従って数種類混ぜあわせ熟成させた室内香の一種です。
ポプリは3つの種類にわけられます。
1ドライポプリ・・・すべての材料を完全に乾燥させて作ります。
2モイスト・ポプリ・・・半乾きの花にたっぷり粗塩を加え、完全に乾かしたハーブやスパイスを加えて作ります。
3   フレンチ・オリジナル・ポプリ・・・生の花に油脂を混ぜます。

ポプリはいつ頃から
Pot-pourriというフランス語が香料の意味で文献にあらわれるのは17世紀ですが、古代エジプトや古代ギリシャにまでさかのぼります。また古代中国、インド、イスラエル、バビロニアといった古代文明の栄えた所にも見られます。香料の歴史、そして文化そのものの歴史と重なっているのがポプリの歴史なのです。
(熊井明子著『ポプリ』、『ポプリの詩』を参考にしました。)


シトラスポプリをつくる

柑橘系のポプリをつくってみました。

フレッシュな香りが欲しくなる2月頃にレモンだけのポプリをつくると良いとポプリの講座を受講していた時におしえていただいたのですが、年末は、めずらしいダイダイやミカンの葉などが手に入りましたので、レモンと混ぜてつくってみました。

甘くフレッシュで温かみのある香りのポプリになりました。



ダイダイや葉がついたミカンは、年末にお目見えします。ダイダイはスイートオレンジほど甘い香りがしませんが、良い香りで香りが強く、引き締まった感じがします。味は酸味が強いです。


材料は柑橘類の皮カップ1、レモングラス大さじ2、レモンヴァーベナ大さじ2、オリスルート小さじ1、レモン精油、ライム精油単品かまたはあわせて1〜4滴。

まず柑橘類の皮を薄くむいて完全に乾燥させます。


完全にパリパリになるまで乾かして白熱灯ランプ他を裏表にあててしあげるとよいです。

オリスルートにレモン、ライムの精油を垂らしなじませます。
オレンジなどが多いので、レモンやライムの精油で香りをひきしめました。


オリスルートはポプリの保留剤になります。ニオイアヤメの根を乾燥させたものです。ライム、レモンの精油をつかいました。

柑橘類の皮にレモングラス、レモンヴァーベナ、オリスルートを混ぜます。


レモンヴァーベナはべルヴェーヌ。ハーブティーはリラックスのお茶です。
出来上がりです。最低2週間は時々ゆすってねかせます。


できあがり。ふたをあけると柑橘の香りがいっぱいです。時々精油を加えて混ぜるとよいです。



サシェにしても。
















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