2012年12月10日月曜日

入浴剤をつくる。カゼを予防し、血行をよくするウインターバスをつくる。




アロマテラピーのアドバイザー講座にいらしているNさんからいただいたネズ(Juniperus rigida)です。アロマテラピーの精油のジュニパーベリー(Juniperus communis)はセイヨウネズといわれます。ネズの球果を嗅いでみたところ、ジュニパーベリーのかおりににていました。



奥田拓雄編最新薬用植物学の本によりますと、ネズの球果は発汗、利尿薬。セイヨウネズの球果は蒸留酒ジンの香料として用いられると記載してありました。



ご自宅の庭のヒイラギ属やレモンバームなどのハーブなどもいただきました。ヒイラギ属はNさんのお父様が切ってくださったそうです。花をさかせていました。店にかざっています。


今回もロバート・ティスランド著アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際の沐浴法のブレンドを参考に入浴剤をつくってみます。

ウィンターバス
カゼを予防し、血液循環を活発にする。

今回はバスオイルにします。植物油をつかいます。

材料は、ジュニパーべリー精油2滴、ブラックペッパー精油1滴、ラベンダー精油2滴、植物油の小麦胚芽油2,5ml、スイートアーモンド油小さじ2,5ml。

ロバートティスランドの著書には、これらの植物油は、バスオイルとして肌が乾燥気味のときにとくに有効だということです。


ブラックペッパーの精油は加温性があり、かぜなどに有効で、ジュニパーは血液循環を促進し、ラベンダーは消毒剤などとしても有効とロバート・ティスランドの著書に記載されていました。


ブラックペッパーの精油は、皮膚に刺激を与える可能性があります。使用量に注意しましょうと日本アロマ環境協会のアロマテラピー検定公式テキスト1級に記載されていました。



植物油はどれも利用できますが、スイートアーモンド油、小麦胚芽油などはビタミンが比較的多く含まれていますので、とりわけ栄養効果があるとロバート・ティスランドの著書には記載されていました。





植物油と精油を混ぜます。小麦胚芽油のオレンジ色がきれいです。

3種類は合わせるとスパイシーな香りもしますが、小麦胚芽油がまざるとすこし甘いかおりになりました。


入浴後は、足も温まり、肌もしっとりした感じがしました。

これから寒さも本格的です。ウインターバスなどでかぜの予防を。




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