私の店では秋の新しい商品としてアルニカオイル(浸出油)が入ってきました。
アルニカArnica montanaは、ヨーロッパ原産のキク科のハーブで黄色い花を咲かせ、その姿からウサギギクとよばれ、外傷や打撲、ねん挫といった外部から物理的な力が加わって生じるトラブルに対し、軟膏やクリーム、ジェル、外用チンキ剤として古くからもっともポピュラーに用いられてきたなどとメディカルハーブの事典/林真一郎著に記載されています。
また、キンセンカで10倍に薄めたものは、発疹やその他の炎症性皮膚炎に用いることができるなどと女性のためのハーブ自然療法/アン・マッキンタイア著に記載されています。
今回はこちらを参考にアルニカオイルとカレンデュラオイル(キンセンカ浸出油)をブレンドします。
材料ですが、アルニカオイル1ml、カレンデュラオイル9ml、サンダルウッド・オーストラリア精油1滴、プチグレン精油1滴。
アルニカオイルをはかりビーカーなどに入れます。
アルニカの花をサンフラワーオイルで浸出したものです。黄色っぽい色があり、独特の香りがありますが、甘い感じもします。 |
カレンデュラオイルをはかり加えます。
カレンデュラオイルです。こちらもトウキンセンカの花をサンフラワーオイルで浸出したものです。色も香りもアルニカオイルに似ているような感じがします。 |
サンダルウッド・オーストラリア精油、プチグレン精油を加えます。
香りがあるとより使いやすいような感じがしますのでサンダルウッド・オーストラリア精油、プチグレン精油を加えます。どちらもストレスの緩和などによいともいわれています。 |
撹拌棒でまぜて容器にいれます。
ブレンドしたオイルに精油がなじんだように感じます。 |
使用してみたところ、刺激もなく肌になじみしっとりとした感じでした。
オイルの色もそうですが、花のパワーを感じるようです。
アルニカの植物そのものは、傷口が開いている場合や内用では一般にには用いない。キク科アレルギーの場合は用いないなどと上記の参考の書に記載されています。
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