2013年9月18日水曜日

スープ=オ=ピストゥーをつくる。バジルをつかう。

最近元気な畑のバジルをつかいました。
ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法/ジャン・バルネ著の第5章各種エッセンスの個別研究29バジルには、プロバンス地方でもっとも評判の高い料理の一つである「スープ=オ=ピストゥー」のつくりかたが記載されています。ジャン・バルネ博士はフランスの医師でアロマテラピーの精油を用いた研究などでおなじみですが、著書には植物そのものの様々な使用法も記載されています。今回はスープ=オ=ピストゥーをつくります。

スープ=オ=ピストゥーのつくりかた4人分

トマト250グラム、ニンジン6本、ジャガイモ2〜3個、セロリ適宣、インゲンマメ100グラム、さやいんげん100グラム、オニオン大1個、ガーリック2片、バジル一にぎり、おろしチーズ150グラム、油1カップ。

今回の材料です。それぞれ色がきれいな野菜です。畑のバジルも見劣りせずに写真におさまりました。バジルの使用部分は花房つきの先端部分などと記載されています。

ソースパンに大さじ2はいの油を入れて熱し、オニオンをいれてキツネ色にいためる。そこに4つ割りにしたトマトを加えてふたをし、2〜3分間さらに熱する。それから1・5リットルの水を注いで、全体を煮立たせる。そこにインゲンマメを入れる。
よい香りが漂います。

30分後に細かいさいのめに切った他の野菜類を入れる。塩コショウを加えて、さらに15分煮る。

とろみが出てきました。


他方、すり鉢でバジルとガーリックをすりつぶし、残りの油でゆるめてペーストをつくる。
バジルは香味料としてタイムの代用にすることができ、ポタージュ、サラダ、なま野菜類に加えると、これらを殺菌してくれるので、非常に役立つ、乾燥した葉は嗅覚の喪失と慢性の鼻かぜに有効などと記載されています。

このペーストをスープ鉢に入れてスープを注ぎ、おろしチーズをふりかける。

出来上がりは新鮮なバジルが香るとろみのあるスープでたいへんおいしくいただきました。

ジャン・バルネ博士の植物=芳香療法/ジャン・バルネ著は疾病とそれに有効な精油一覧や患者の観察例なども記載されていますが、今回のような使用法も記載されていてすばらしい著書です。またいろいろな場面で参考にしていきたいと思います。










0 件のコメント:

コメントを投稿