ソープワートはナデシコ科で和名はサボンソウです。花はとても良い香りがします。このような香りの石けんがあればよいと思います。2013年8月 |
所有の畑では夏になるといつもソープワートがピンク色の可愛らしい花を咲かせます。今年は例年より花が少ない感じがします。
ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、Saponaria officinalisソープワートのようなサポニンを豊富に含む植物は、1800年代に石けんが大量生産されるまで洗浄に使用されていたと記載されています。
サポニン類には界面活性作用などがあるとハーバリストのための薬用ハーブの化学/アンドリュー・ペンゲリー著に記載されています。
またソープワートの葉、茎、根にサポニンが含まれていることがハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています
今回はソープワートをつかって洗濯を行います。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス著英語版Wikipedia参考。
材料はソープワートの葉ひとつかみ、軟水約1リットル(煮だす時は600mlをつかいます。)
ソープワートの葉を軟水にさらします。
茎がついた葉をつかいました。ミネラルウォーターでひたしました。 |
ソープワートの葉を切って包丁などでたたきます。
葉はかたく感じます。 |
約30分煮て液を濾します。
花のような甘い香りはありませんが、黄緑色ですこしとろみがあり、泡が少々たちます。 |
洗濯をします。
今回は洗濯をしてもおちないシミがついた白いハンカチをつかってみました。 |
今回つかったハンカチは水道水ですすぎました。乾燥後は液の色と香りはつかずに手触りは柔らかくなった感じがします。やはり前に洗濯してもおちないシミはおちませんでした。
花の収穫時にまた洗濯につかっていきたいと思います。また別な発見があることを楽しみにしています。
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