2013年8月24日土曜日

月桃のせっけんをつくる。月桃精油、レモングラス精油、ジュニパーベリー精油、月桃の葉、ネトルパウダーをつかう。

透明せっけん素地に月桃精油、月桃の葉などをつかいました。

月桃はしょうが科で九州南部から沖縄および台湾からインドまで分布し、また栽培される常緑の多年草で草丈が2m〜3m。薬用部分は種子で、葉は鞘部を乾燥してマットなどの編み物を製し、繊維は魚網、織物などになり、また葉は芳香があるので佐多岬付近ではシャニンバといって食物を包むのに用いるなどと牧野和漢薬草大図鑑に記載されています。

最新版アロマテラピー図鑑/佐々木薫監修/主婦の友社によりますと、月桃精油は不安やストレスを軽くし安眠をうながし、殺菌消毒作用により体を清潔に保ち、保湿作用と収れん作用で肌を引き締めるなどと記載されています。

今回は月桃精油(Alpinia spesiosa)をつかってせっけんをつくります。

月桃のせっけん1個分
材料 MPソープクリア50g、月桃精油3滴、レモングラス精油1滴、ジュニパーベリー精油1滴、ネトルパウダーミクロスパーテル2杯、月桃の葉小さじ1/2。

MPソープをはかり小さく切ってビーカーなどにいれて湯煎にかけて溶かします。

MPソープは電子レンジで溶かしてつかう石けん素地ですので電子レンジでも溶けます。今回は湯煎にかけます。


湯煎からはずし精油を加えて撹拌します。

沖縄産の月桃精油の他にレモングラス精油を加えました。少し甘くなりこのままでもよいと思いましたが、さらにジュニパーベリー精油を加えたところ香りがひきしまった感じです。

色付け用のハーブパウダーを加えて撹拌します。

ネトルパウダーです。石けんなどは緑色に色をつけることができます。


せっけんの型に約半分の量を注ぎ、飾り用のハーブを加え残りの半分を注ぎます。

今回つかう月桃のハーブティーです。葉には抗酸化作用のあるポリフェノールが赤ワインよりふくまれるなどと最新版アロマテラピー図鑑/監修佐々木薫/主婦の友社に記載されています、


約1時間くらいそのままにして完全に固まったら型からとりだして乾燥させます。

月桃精油にレモングラス精油、ジュニパーベリー精油をブレンドしましたが、月桃の精油の香りになじみました。良い香りです。

またMPソープにはグリセリンが含まれていますので使用すると肌にしっとり感があります。







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