2012年10月15日月曜日
入浴剤をつくる。ローズとバターのお風呂。お風呂の歴史
ローズとバターのお風呂
昨年の年末につくった、お湯に入れると発砲する入浴剤です。
重曹とクエン酸、精油は、ローズの香りを主にした4種類のブレンドで、他にマンゴーバター、ローズパウダー、ローズの花びらも加えて、新年に向かい、心身ともに美しい?1年であるように願ってつくりました。
マンゴーバターがミルクのお風呂のようになり、ローズの花びらはもちろん、ローズの香り、その上ミルクが合わさったようで良い気分でした。
入浴剤にバターをつかうことも良いことです。
お風呂の歴史ですが、メソポタミアのお風呂で、シュメール人による紀元前4000年末頃の都市ウルクの神殿群のなかに給水施設を持った沐浴室がみつかっているということです。また、紀元前3000年頃のエシュヌンナ宮殿では、沐浴室が5ヵ所みつかっているということです。
お風呂は、昔の儀式、浄め、病気の治療、くつろぎなどを基に、現在では、清潔、楽しみ、健康が日常生活のなかで重要な意味をもつのではないかといわれているようです。
また日本では様々な入浴剤が開発されているのも健康と関係しているといわれているようです。
ハーブやアロマテラピーに関わるようなこともあります。
エジプトでは、入浴の際に天然の炭酸ソーダが石けんのようにつかわれていて、入浴後に身体につける香膏や香油も用いられていました。
ミルクは古くから用いられていたそうで、海藻、モミの木の油、カミツレ、タイム、カシの樹皮、バラの花、クルミの葉、松葉の煎じ汁、いろいろの泥、シャンペン、ワインなども用いられていたという話もあるそうです。
私が子供のころ、アメリカに行った時の事ですが、現地の子供たちと一緒に週末旅行に行って宿泊した時、お風呂に入る時間になりお湯を浴槽に貯めていたら、びっくりした顔で・・・washing?と聞かれました。その子供の順番になったら、その子供は、シャワーだけで早く終えて出てきました。
仏教とともに伝わったといわれる日本のお風呂ですが、いろいろな歴史を経て、現在では熱湯にはいる風呂といわれて日本ほど熱湯浴の普及しているところはないそうです。
以上吉田集而著「風呂とエクスタシー入浴の文化人類学」を参考にしました。
日本のお風呂は独特のもののようですが、わたしは大好きでハーブ、アロマテラピーを取り入れて楽しんでいます。次回も続いていきます。
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