2016年10月16日日曜日

シャンプー前のヘアオイルをつくる。ジュニパーベリー精油、シダーウッド・バージニア精油、ラベンダー精油、レモン精油、マカデミアナッツ油をつかう。




季節の変わり目は、肌だけではなく、髪も気になります。特に私の髪はくせ毛でケアしないとといつも思っています。以前、マカデミアナッツ油をヘアオイルとして使用した時は良い感じでした。今回は、マカデミアナッツ油で木の様な香りのヘアオイルをつくります。

シャンプー前のヘアオイル(約25ml)
材料 マカデミアナッツ油(精製)25ml、ジュニパーベリー精油2滴、シダーウッド・バージニア精油1滴、ラベンダー精油1滴、レモン精油1滴。


マカデミアナッツ油(精製)をビーカーに入れます。

今回のマカデミアナッツ油は種子から抽出です。植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、オーストラリア原産で細胞の保護成分であるパルミトレイン酸が豊富で、滋養、柔軟、保護他などの作用があり、毛髪や手のケアにおすすめですなどと記載されています。


ジュニパーベリー精油、シダーウッド・バージニア精油、ラベンダー精油、レモン精油を入れて撹拌棒でかき混ぜます。

木の様な香りにしたいと思いジュニパーベリー精油を使用しました。果実から抽出です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと北半球が原産で、香りは針葉樹のウッディでスパイシーなハーバル調の香り、去痰作用、殺菌作用などと記載されています。同じく木の様な香りのシダーウッド・バージニア精油、他ラベンダー精油、レモン精油も加えてみました。


保存容器に入れてラベルを貼ります。

レモンの香りもさわやかな穏やかな木の香りになりました。シャンプー後はくせ毛の私の髪が少しまとまったように感じました。

入浴の前に、作製したヘアオイルを髪に適量つけて、湯船に浸かり、ヘアオイルの香りを楽しみながら入浴します。その後シャンプーをします。


2016年10月9日日曜日

レモングラスのドア掛けをつくる。

鉢上げをする時に切ったレモングラスの上部です。株元約7cmを残して上部を切りました。2016年10月


私の所有する宮城県蔵王町の農地ではレモングラスを栽培していました。しかし非耐寒性ということで、そのままにしていると、冬を越すことができずに枯れてしまいます。冬は室内に置く予定で、先週鉢上げをしました。鉢上げをする際、上部を切ったもので今回はクラフトをつくります。


レモングラスのドア掛け(1個)
材料 レモングラス上部、ポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミール、スターアニス、ワイヤー24番、フラワー用のテープ、グルーガン。

夏に私の農地で収穫したポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミールの花を乾燥したものもつかいます。



レモングラスをそろえて半分に折り、フラワー用のテープを巻いたワイヤーで2カ所をしばり、1カ所にドアにかけるように取ってをつくります。

切ったレモングラスの上部はクラフトにつかう以外にも残っていますのでハーブティー、料理、入浴剤他に使おうと思います。



ポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミール、スターアニスをグルーガンでつけます。

スパイスとして使われているスターアニスがちょうど手元にありましたので、一緒につかうことにしました。


できあがりです。


2016年10月2日日曜日

食用ほうずき寒天をつくる。


私の所有する農地で約2ヶ月前に収穫した食用ほうずきです。実を食べてみると品種にもよりますが、甘くおいしく感じました。また可愛らしくもったないのでリキュールにつけてみました。

食用ほうずきの実8個をキルシュワッサー(さくらんぼを発酵、蒸留、熟成させてできたブランデーの一種)50mlに漬けてみました。今回の食用ほうずきは、国産のもので5月に苗を植えました。

約2ヶ月後、何かに利用しようと考えた結果、浸した液や実が、梅酒や梅酒に使った後の梅に似たような感じになったこともあり、梅寒天を真似て食用ほうずき寒天にしようと決めました。


食用ほうずき寒天(6個分)
材料 食用ほうずき8個、キルシュワッサー50ml、寒天1本、グラニュー糖50g、アガベシロップ30g、水450ml。

水でやわらかくした寒天を小さくちぎり、手でしぼり、450mlの水で煮て溶かし、濾します。再び鍋に入れて、グラニュー糖を加えて煮て溶かし、アガベシロップと食用ほうずきの実を漬けた液25mlを加えて混ぜ合わせます。

アガベシロップも加えてみました。アガベシロップはブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料で砂糖よりもGI値(食品ごとの血糖値の上昇をあらわす数値)が低いといわれています。

型を水でぬらし、寒天液と食用ほうずきを入れて粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。

食用ほうずきの実を食べるとほろ酔い気分になります。

甘みもありおいしいです。寒天は海藻の天草を原料としたものです。
食用ほうずきは種類もいろいろとあるようでまた試していきたいです。

2016年9月24日土曜日

夏の終わりのスキンケア、ミルクローションをつくる。ローズ芳香蒸留水、カモミール・ジャーマン精油、アプリコットカーネル油、パーム乳化ワックスをつかう。




季節の変わり目は、いつも肌が気になってしまいます。今回は、少し乳液のようなローションを作製することにしました。

ミルクローション(ボディー用乳液約50ml)
材料 ローズ芳香蒸留水40ml、アプリコットカーネル油10ml、パーム乳化ワックス小さじ1、カモミール・ジャーマン精油2滴、オレンジ・スイート精油2滴、フランキンセンス精油1滴。

ビーカーを2個準備します。1個目にローズ芳香蒸留水、2個目にアプリコットカーネル油とパーム乳化ワックスを入れて湯煎にかけます。

ローズ芳香蒸留水は、精油を製造する際に同時に得られる芳香物質を含んだ水です。アプリコットカーネル油は、アプリコットの仁から抽出、今回のパーム乳化ワックスはパーム油由来のものをベースとする乳化剤で、水と油を混ぜ合わせる役目をするといわれています。ローズ芳香蒸留水の良い香りがします。

パーム乳化ワックスが溶けたら湯煎からはずし、2個目のビーカーにローズ芳香蒸留水をミニ泡だて器でかき混ぜながら少しずつ入れ、15分くらいかき混ぜます。

湯煎中です。温度計をビーカーに入れ、80度を目安にし、湯煎からはずします。キャリアオイル事典/レン・プライス、シャリー・プライス、イアン・スミス著によりますとアプリコットカーネル油はスイートアーモンド油と化学上は非常に似た油で、その皮膚柔軟作用から慣習的に化粧品に混合されますなどと記載されています。

精油を加えてさらによくかき混ぜます。

カモミール・ジャーマン精油は、1年草で、花から抽出、青い色の精油です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、主成分がカマズレン他で用途がスキンケアなどと記載されています。甘い柑橘系の香りのオレンジ・スイートと香りの引き締めに樹脂から抽出のフランキンセンスを加えました。

容器に入れてラベルを貼って入浴後などに使用します。


ポンプ瓶は使いやすいです。乳液は軽い感じもしますがしっとり感もあり思ったような感じになりました。

9月の始めはカモミールは・ローマン精油を使用していましたが、終わりの頃の今回は、ジャーマン精油が心地よく感じるようで不思議です。

2016年9月18日日曜日

レモングラスのアイスティー。レモングラス、ペパーミント、ラズベリーシロップをつかう。

私の所有する宮城県蔵王町の農地のレモングラスです。2016年9月

今年の5月中旬頃にレモングラスの苗を植えました。レモングラスを栽培したのは久しぶりで、ちゃんと育つのかな?とも思っていました。しかし強い雨にも負けず、最近ますます大きくなっていくようです。これからは、寒くならないうちに無事に鉢上げができたらと思っています。

レモングラスはイネ科で南インドやスリランカでみられ、群生する多年草、がっしりした棒状の茎とレモンの香りがする長さ90cmになる細長い葉を有するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。

レモングラスのアイスティー(1人分約180ml)
材料 レモングラス(生)ティースプーン大盛り1と1/2、ペパーミント(生)ティースプーン1/2(多めに)、熱湯90ml、氷、ラズベリーシロップ小さじ1/4(お好みで)ハーブは乾燥の場合は半分の量を使用します。


ティーポットにレモングラス、ペパーミントを入れます。

収穫したレモングラスは調理用のハサミで切りました。ブレンドのミントはスペアミントでも試しましたが、もうすこし味を引き締めようと思いペパーミントを使いました。乾燥の場合は今回の半分の量を使用します。


熱湯を注ぎ5分くらいそのままにします。

レモングラスは特徴として発汗促進、鎮痙作用他、料理用として東南アジアでは、茎の根元部分を生か、sereh(セレ)パウダーとして利用、葉の浸出液は茶になるなどと本日の参考の書に記載されています。以前タイ人の先生にタイ料理を習っていた時があり、レモングラスの茎の部分を包丁で切ったことを思いだしました。良い香りでした。

グラスいっぱいに氷を入れ、ハーブティーをそそぎます。

夏も終わりですが、まだまだアイスティーもよいですね。

収穫したラズベリーでつくったラズベリーシロップを少し加えてみました。

生のレモングラスを試すのは、今の時期ならではのものです。

2016年9月11日日曜日

ラベンダーのサシェ。ラバンディンをつかう。



今回は、私の所有する農地で今年収穫したラバンディンをつかってサシェをつくります。
私の農地では、ラバンディンが元気で今年もたくさんの花を咲かせました。

ポプリ/熊井明子著によりますと、サシェ(Sachet)は匂い袋のことで、ポプリまたは単品のハーブを布袋に詰めますなどと記載されています。


ラベンダーのサシェ。ラバンディンをつかう(1個分)
材料 ラバンディン小さじ1、布7×12cm、手芸用綿6×6cm。



サシェの布と手芸用の綿を準備します。

今回のサシェは、ポプリ/熊井明子著のハンカチの芯用サシェを参考にしました。胸ポケットに入れるハンカチの芯にしますと記載されています。今回は、ラバンディンを手芸用の綿に入れて中身が片寄らないように上から縫います。


布を中表にして空き口を残して5mmの縫い代を縫います。

もう少し細かく縫うことができたらといつも思います。


手芸用の綿にラバンディンを均等に入れて中身がかたよらないように上から縫います。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラバンディンは芳香性のハーブで、わずかに樟脳の香りが交じる、香料用として乾燥させた花をハーブピロー、ポットポプリに入れるなどと記載されています。ラバンディンのすっきりした感じもよいです。


布を表に返してラバンディンを入れた手芸用の布を入れて空き口を縫います。

出来上がりです。リボンが付いたサシェはラバンディンが大さじ2杯入っています。


すっきりした感じもあるラバンディンのサシェです。手帳のカバーに入れたり他使用できます。


2016年9月4日日曜日

カモミールの透明せっけんをつくる。カモミール・ローマン精油、スイートマージョラム精油、プチグレイン・ビターオレンジ精油、ローマンカモミール花をつかう。

石けん型から取り出してできあがりです。飾り用にローマンカモミールの花をつかいました。

今回は、カモミールのせっけんをつくります。

カモミールの精油にはローマンとジャーマンがありますが、私は今回、ローマンを使用したくなり、カモミール・ローマンで作製することにしました。

アロマ療法大全/モニカ・ヴェルナー/ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク著によりますと、ローマンカモミールの精油は、ジャーマンカモミールとは、成分の組成だけではなく、色も香りも違いますなどと記載されています。


カモミールの透明せっけん(1個分)
材料 MPソープクリア50g、カモミール・ローマン精油3滴、スイートマージョラム精油1滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油1滴、ローマンカモミール乾燥花小さじ1/2。


MPソープを計り、包丁などで細かく切り、ビーカーに入れて湯煎にかけて溶かします。

MPソープは手作りせっけんの材料です。電子レンジで溶けますが、時間がありましたので湯煎にかけました。


湯煎からはずし、精油を加えて撹拌棒で混ぜます。

カモミール・ローマン精油は抽出が花、緊張緩和、スキンケア、睡眠促進他と今回の参考の書に記載されています。やさしい感じにスイートマージョラム精油、香りの引き締めにプチグレイン・ビターオレンジ精油を加えました。


せっけんの型に乾燥したローマンカモミールの花を入れてせっけん液の半分の量を注ぎます。

私の所有する農地で収穫したローマンカモミールの花です。葉も香るといわれていますので、後から少量加えてみました。1番最初のせっけんが出来上がった写真に葉のようなものが写っているのがわかりますか?



せっけん液の残りの半分を加えて完全に固まるまでそのままにします。

4時間ほど外に出かけて帰った後に取り出しました。端にカッターの先などを入れるとはずしやすいです。



ローマンカモミールのやさしい感じのせっけんになりました。