2018年9月9日日曜日

エルダーベリーのコーディアルをつくる。

私の農地では、エルダー(セイヨウニワトコ)の果実が熟しています。2018年9月6日撮影。


今回は、エルダーベリーでコーディアルをつくります。

以前、私の所有する宮城県蔵王町の農地で収穫したエルダーフラワーのコーディアルを投稿しましたが、今回は果実です。

エルダーベリーのコーディアル(約90ml)
材料 エルダーの果実20g、水100ml、砂糖25g、アガベシロップ25g、レモンの絞り汁大さじ1。




エルダーベリーの果実をフォークなどをつかって枝からとります。

写真は、収穫したエルダーの果実です。メディカルハーブ/ペネラピ・オディ著によりますと、熟した果実はビタミンA、Cを豊富に含み、冬に食べられる輸入果物などなかった時代には、ワインやシロップにして貯蔵しておき真冬に食べてかぜの予防にし、秋に採集などと記載されています。



鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させエルダーベリーを入れ、約3分したら火を止め、ふたをして約5分そのままにします。

コーディアルは飲み物のひとつで、イギリスなどでは、家庭で手作りされていますなどとハーブ&ライフ検定テキスト/日本メディカルハーブ協会検定委員会監修に記載されています。エルダーベリーは、小型のジャガイモつぶし器で少しつぶしました。煮だすとベリー類のよい香りがしました。




容器に茶こしなどで漉したものを入れて、ふたたび鍋にもどし、砂糖とアガベシロップを入れて溶かし、約5分火にかけ、火を止めて、レモンの絞り汁を加えて、さめたら保存容器に入れ冷蔵庫に入れます。

アガベシロップは、ブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料です。


出来上がりの20gに140mlの熱湯を加えました。ベリーの香りでまた穏やかな感じです。



ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、葉と生の実は食べると有害であるなどと記載されています。

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