2015年2月12日木曜日

入浴剤をつくる。しもやけ気味の足にスギナの足浴。

スギナです。ホーステールともいわれています。

スギナは私の所有の農地でもよく自然に生えてくるものですが、牧野和漢薬草大図鑑によりますと、北半球の暖帯以北に広く分布し、山野、湿地、道端に普通にみられる夏緑多年生シダ植物で、成分がアルカロイドのパルストリン、サポニンのエキセトニン、フラボノイドのイソクエルセチンほかビタミンC、ケイ酸を含み、民間では古くから利尿、鎮咳他として用いられ、皮膚疾患他に外用するなどと記載されています。

また、メディカルハーブ/ペネラピ・オディ著によりますと、スギナの使い方として地上部の粉末を練ってしもやけ他に外用しますなどとも記載されています。

今回は、足の指が少ししもやけ気味である私の主人にスギナをつかい足浴を行います。

ハーブティー用のスギナをつかいます。スギナの葉と茎です。春にはツクシとしてなじみのあるハーブと袋に記載されています。



スギナの足浴(1回分)
材料・・・乾燥したスギナ16g、熱湯2ℓ。



スギナをはかり、布につつむか、袋にいれるかをして大きめの洗面器他に入れます。

刺激もない香りで甘い感じもします。昔は料理につかわれたそうです。



熱湯1ℓを加え上にふたなどをし、さめるまでそのままにします。

フェイシャルスチームもできそうです。


さめたら、さらに1ℓほど湯や水を足して温度を調整し足浴を行います。

さめたら、浸した液の色が濃くなりました。ここからさらにお湯や水を足します。


準備が終わり、主人に試してもらったところ、気持ちがよいと言っていました。

私の農地ではもう少しするとスギナが生えますが、今年は収穫してまた利用しようと思います。

メディカルハーブ ハーバルセラピストコース・テキストによりますとスギナは心臓または腎臓の機能不全には禁忌と記載されています。


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