2018年6月24日日曜日

ローズマリーのすっきりせっけんをつくる。ローズマリー精油、ジュニパーベリー精油、レモン・フロクマリンフリー精油をつかう。



梅雨に入り、なんとなく蒸し蒸しする時もありますが、今回は、すっきり感もあるようなせっけんをつくります。


ローズマリーのすっきりせっけん(1個分)
材料 MPソープクリア25g、MPソープホワイト25g、ローズマリー精油3滴、ジュニパーベリー精油1滴、レモン・フロクマリンフリー精油1滴、コーンフラワー小さじ1/2、無水エタノール(スプレー容器にいれておく)適宜。



MPソープクリアとMPソープホワイトをそれぞれ包丁で細かく切り、はかり、ビーカーに入れます。

MPソープクリアは、電子レンジで溶ける透明石けん素地で、MPソープホワイトは、電子レンジで溶ける乳白色の石けん素地です。湯せんにかけても溶かすことができます。



最初にビーカーに入れたMPソープホワイトを電子レンジで溶かし、電子レンジから取り出してジュニパーベリー精油とレモン・フロクマリン精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせてプリンの型などに注ぎます。

500Wの電子レンジで約20秒です。ジュニパーベリー精油は、果実から抽出、エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、針葉樹のウッディでスパイシーなハーバル調の香り、去痰作用、殺菌作用などと記載されています。レモンの香りも加えようとレモン・フロクマリンフリー精油を加えました。フロクマリンフリー精油は、光毒性成分を取り除いた精油です。


プリンの型のMPソープホワイトが完全に固まったら、ビーカーに入れたMPソープクリアを電子レンジで溶かし、電子レンジから取り出して、ローズマリー・シネオール精油を加えて撹拌棒でかき混ぜます。

ローズマリー・シネオール精油は、葉から抽出、エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、カンファー臭のある、薬草的な香り、外用で毛髪や皮膚のトニック、去痰作用、抗菌作用などと記載されています。


固まったMPソープホワイトの上に無水エタノールをスプレーし、溶かしたMPソープ液を半分注ぎコーンフラワーの上に飾り、残りのMPソープ液を注ぎ、完全に固まったら型から取り出して乾燥させます。

無水エタノールをスプレーすることでせっけんどうしがよくつくといわれています。コーンフラワーは、矢車菊です。私の農地で現在咲いている花でで収穫したものです。型から取り出し、すっきり感のあるせっけんになりました。

2018年6月17日日曜日

エルダーフラワーコーディアルをつくる。




今年は昨年よりもエルダーの花がたくさんなりました。今回は、収穫したエルダーフラワーでコーディアルをつくります。

私の農地のエルダーです。年々、大きくなり、花も増えてきました。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、エルダーは、苦辛い、冷却性のハーブで、解熱、消炎、刺激緩和作用があり、利尿、抗カタル効果他がある(花、実)と記載されています。写真は2018年6月13日(水)撮影。



エルダーフラワーコーディアル(200〜250ml)
材料 エルダーの花(生)40g、砂糖100g、水200ml、レモンの絞り汁大さじ2。



鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて、洗ったエルダーの花を加えて弱火で3分ほど煮だし、火を止めて5分ほどそのままにします。

少しスパイシーな感じもあります。火を止めてからふたをして5分ほどむらしました。



こし器でこし、鍋に入れ砂糖を加えて弱火で5分ほど煮て、レモン汁を加え火を止めます。

砂糖を加えました。コーディアルは、飲み物のひとつで、イギリスなどでは、家庭で手作りされていて、古くは、風邪のときなどに、強壮剤として飲まれていて、ティーやお湯、水などで5〜7倍に薄めてのみますなどとハーブ&ライフ検定テキスト/日本メディカル協会検定委員会監修に記載されています。




さまして保存容器に入れます。

冷蔵庫で保存します。水で5倍に薄めて飲みましたが、おいしく新鮮な果物のような感じがします。







2018年6月10日日曜日

セージ風味のハンバーグをつくる。

セージの花が咲いています。2018年6月3日撮影。

セージは、ヨーロッパ北部で中世から栽培されており、17世紀、北米に伝わった。これは、救世主のセイジで知られ、古代ローマの時代から長寿薬の評判があるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。


私の所有する宮城県蔵王町の農地では、現在、セージの花が咲いています。とてもきれいなので、葉と一緒に収穫して料理に使用することにしました。


セージ風味のハンバーグ(4個分)
材料 牛、豚ひき肉200g、玉ねぎ1/2個(みじん切りにしバター小さじ1/2でいためておく)すりおろしにんにく小さじ1/2、セージの葉のみじん切り小さじ1/4、ナツメグパウダー小さじ1/8、小麦粉大さじ1、塩少々、コショウ少々、卵1個、セージの花と葉適宜、食用油大さじ1。




ボールに葉がついたセージの花、食用油以外の材料を入れてよく混ぜ合わせます。

ふつうのハンバーグをつくりますが、今回は、セージ風味にします。セージは、収斂、殺菌、抗炎症性のハーブで樟脳系の香りがある、料理用として葉は茶にする、ソーセージ他と本日の参考の書に記載されています。




ラップにセージの葉をしき、混ぜ合わせた材料を置き、形を整えます。




食用油をフライパンに入れて熱し、材料のラップをはずし材料の上下を焼き、弱火にし、ふたをして十分に焼き、最初にセージの葉をつけた面を下にして上部に残った葉や花を飾り少し焼きます。

食用油は、トウモロコシ油、アマニ油、オリーブ油を混ぜて使用しました。



器に盛りつけて出来上がりです。

生のセージは、香りが穏やかです。ハンバーグとも合います。いつものハンバーグも少し変化を楽しむことができます。



2018年6月3日日曜日

いつものヨーグルトにとれたてイチゴとマヌカハニーを入れる。





5月の下旬になり、私の所有する宮城県蔵王町の農地では、今年初めてのイチゴを収穫することができました。昨年よりも早い収穫です。

イチゴは、冬から春にかけて市販で利用していましたが、これからは農地のイチゴを味わうことができます。

農地のイチゴです。他にアレキサンドリア・ストロベリーも収穫できました。2018年5月27日撮影。イチゴはビタミンCが多いといわれています。


今回は、いつものヨーグルトに今年、初収穫したイチゴとマヌカハニーを加えます。

ヨーグルト(イチゴ、マヌカハニー入り)1人分
材料 プレーンヨーグルト60g、イチゴ2〜3個、マヌカハニー小さじ1/2。




ヨーグルトを器に入れ、イチゴを洗い、へたをとって包丁で1/2に切り、ヨーグルトに加えます。

毎日朝食時にヨーグルトを食べていますが、これからは、農地のイチゴ、ブルーベリー、マルベリー、カシス他を一緒に食べることができそうです。




マヌカハニーを加えます。

ヨーグルトとともにマヌカハニーを毎朝食べています。健康で過ごすことができればと思います。マヌカハニーは、みつばちが、マヌカの花から集めた花蜜で作ったはちみつで、ビタミンやミネラルが豊富ともいわれています。今年初めての農地のイチゴは、甘すぎずヨーグルトとマヌカハニーになじんでいました。

2018年5月27日日曜日

爪のケアオイルをつくる。カスター油、椿油、レモン・フロクマリン精油、サンダルウッド精油をつかう。



庭仕事や家事、パソコンなどで指先を使うことが多いので、今回は、爪のケアになるオイルをつくります。

爪のケアオイル(10ml)
材料 カスター油5ml、椿油5ml、レモン・フロクマリンフリー精油1滴、サンダルウッド・インド精油1滴。


カスター油と椿油をビーカーに入れます。

カスター油の原料であるヒマシはトウダイグサ科でインドまたは アフリカが原産と考えられていて、種子から、やや黄緑色の酸敗の早い油が得られ、美容利用としてクレオパトラがメイク落としとして使用していたと伝えられている、美容ケアでは、爪を強く硬くする他で、椿油(カメリア油)は、日本では1月に開花し、堅果からはカメリア油を抽出することができ、保湿作用など多くの効用があり、割れて弱くなった爪などにも使用できますなどと植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著に記載されています。




レモン・フロクマリンフリー精油、サンダルウッド・インド精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせます。

さわやかなレモンの香りのレモン・フロクマリン精油と木の香りのサンダルウッド・インド精油を加えました。レモン・フロクマリン精油は、レモン精油の光毒性を回避するため、光毒性の成分のフロクマリン類を分別蒸留によって除去した精油です。




保存容器にいれて作成日などを記入したラベルを貼ります。

ロールオンボトルに入れました。指先に塗って仕事をします。植物油のみよりも精油を加えるとほのかにレモンとサンダルウッドの香りがして良いです。

2018年5月20日日曜日

とれたてフレッシユハーブティー。レモンバーム、スペアミント、ペパーミントをつかう。




ハーブティーには乾燥したハーブを使用することが多いですが、ハーブを栽培していると今の時期は、生のハーブを収穫して使用し、色や香りや風味を楽しむことができます。


今回は、とれたてのハーブでハーブティーをつくります。

私の所有する農地のペパーミントです。収穫して乾燥させることが多いです。2018年5月16日撮影。



とれたてフレッシユハーブティー(1人分)
材料 生のレモンバーム、スペアミント、ペパーミントあわせてティースプーン2杯分、沸騰したての湯180ml〜200ml。



茶こし付きカップに湯を入れて温めておきます。

茶こし付きカップは、ハーブティーを簡単に楽しむことがでいます。




カップが温まったら、ハーブを入れて沸騰したての湯をそそぎ、蓋をして3〜5分そのままにします。

レモンバームは、レモンの香りがする多年草で、2000年以上昔から栽培されてきて、消化促進、鎮痙、生の葉はサラダ、スープ、ソース、ハーブヴィネガー、乾燥させたハーブはポットポプリ、ハーブピローにいれる、スペアミントは、古代ローマの時代から欠かせない料理用ミント、消化促進、鎮痙、またハーブティー、アイスドリンクの香味料、飾りに使用する、パペーミントは、スペアミントとともに最も世界中に広まった香料のひとつ、鎮痙、発汗促進、消化機能促進、葉は茶、冷たい飲み物、サラダに使用するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。沸騰したての湯は、味や色、香りがより感じられます。



出来上がりです。

この時期独特のものです。特にレモンバームのレモンのような香りは、フレッシユならではのものです。


2018年5月13日日曜日

イタリアンパセリのチーズクッキーをつくる。

2018年5月に収穫したイタリアンパセリ。


5月に入り、私の所有する農地では冬越ししたイタリアンパセリが元気そうで、とてもおしいそうです。今回は、そのイタリアンパセリを使用してクッキーをつくります。


イタリアンパセリのチーズクッキー(7枚分)
材料 無塩バター14g、粉チーズ14g、卵黄1個、砂糖28g、薄力粉35g、イタリアンパセリ(細かくしたもの小さじ1)+(葉7枚)、卵白1個、カシユーナッツ(砕いたもの)14g。



泡立器でバターをねり、つぎに砂糖を加えてねり、卵黄を加えてねります。ゴムベラに持ち替えて薄力粉、粉チーズ、カシユーナッツを加えてさっくりと混ぜ合わせます。

イタリアンパセリは、葉は平たく、切れ目がある、茎も食用などとハーブ事典/レスリー・ブレムネス著に記載されています。サラダやスープに加えたり簡単に使用できます。また、今回の卵は蔵王のたまご舎さんで購入しました。



オーブン皿にスプーンなどで生地をおとし、オーブン180℃で5分焼いた後、オーブン皿を取り出して卵白に付けたイタリアンパセリの葉をのせていきます。

オーブンは、100℃で予熱しました。イタリアンパセリの葉をそれぞれのせます。


ふたたびオーブン180℃で10分焼きます。

焼き上がりました。上にのせた葉がパリパリしています。チーズの香りともよく合います。