2017年8月13日日曜日

収穫したペパーミントでリップクリームをつくる。




リップクリームを作ることになり、せっかくなので私の所有する農地で収穫したものをと思ったところ、乾燥させたペパーミントがありました。今回は、ペパーミントを使用してリップクリームをつくります。


ペパーミントのリップクリーム(リップケース1本分)
材料 ペパーミントを浸した植物油小さじ1、ミツロウ精製2g。



まず、ホホバ油精製にペパーミントを浸します。

保存ビンに、ホホバ油精製20gと乾燥したペパーミント1gを入れふたをしました。ホホバ油は、砂漠に生育するホホバの種子からとれる植物性ワックスで、保湿やよくのびて扱いやすいといわれています。ペパーミントは、最近私の農地で収穫したもので、乾燥し主にハーブティーにしています。



5日後、ガーゼを使用し、ビーカーなどにしぼります。

ペパーミントのあの清涼感が少し感じられればよいと思い、今回は5日間だけ浸しました。少し甘い香りが感じました。メディカルハーブ・ハーバルセラピストコース・テキストによりますとペパーミントのさわやかなメントールの香りは気分をリフレッシュしてくれ、また消化器の機能を調整などと記載されています。



エッセンシャルウォーマーに浸した油、ミツロウを入れてミツロウを溶かします。

エッセンシャルウォーマーはミツロウを溶かす時に使います。ミツロウはミツバチが巣をつくる時に分泌する動物性ワックスでクリームをつくる時などに固さを調整することができるといわれています。



ミツロウが溶けたらリップケースに注ぎます。

ラベルを貼って出来上がりです。使用した時、清涼感が少しあり、思ったよりも甘い感じもあるリップクリームになりました。




2017年8月6日日曜日

ユーカリの’冷’タオルをつくる。ユーカリ精油、ジュニパーベリー精油をつかう。



ようやく梅雨が明けましたが、これからますます暑さが続くことでしょう。先日の投稿で、ペパーミント精油をつかって暑い日に気持ちよくなりましたが、今回は、ユーカリ精油を使って冷タオルをつくります。


ユーカリの冷タオル(1回分)
材料 ユーカリ・グロブルス精油1滴、ジュニパーベリー精油1滴、冷水適宜。




洗面器に約半分くらい冷水を入れます。

ちょうど冷蔵庫に冷水がありましたので使用しました。500mlでした。




精油を加えます。

ユーカリの木は大きな美しい常緑樹で、樹高が15mにもなり、オーストラリアの全植物の種類の75%を構成し、他の国々にも帰化していて、ユーカリグロブルス精油は、シネオール(75%まで)、αーピネン(12%)が含まれ、去痰作用、抗菌作用、抗真菌作用他があるとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。ユーカリのすっきりした感じにウッディーな感じといわれているジュニパーベリー精油を加えました。




真ん中で精油をすくうように2つおりにしたタオルを浸して、精油をすくった部分を内側にして、さらに2つ折りにし、両側でねじってしぼります。

作成時もアロマテラピーです。気持ちよいです。ユーカリ精油は、皮膚に使用の際は希釈濃度などに注意が必要です。

 

最後に2つ折りにしたタオルをあてたい部位にあてます。

ジュニパーベリーを加えたら、ユーカリのすっきりした感じが少し穏やかになったように感じました。すっきりした感じをそのままにしたい時は、ユーカリ精油のみでもよいのではと思いました。タオルを首や腕などにあわせて5分くらいあてたところ、首のまわりが軽くなったように感じました。



2017年7月30日日曜日

ラズベリーとハイビスカスのスパークリングゼリーをつくる。




私の所有する宮城県蔵王町の農地では、7月現在収穫できるものがたくさんあります。写真のラズベリーもそうです。

ラズベリーは、酸味があるので今の時期の飲み物やお菓子などによいかなと思い、同じく酸味があり、夏になるとより利用したくなるハイビスカスと合わせて今回は、ゼリーをつくります。


ラズベリーとハイビスカスのスパークリングゼリー(1〜2人分)
材料 ラズベリーシロップ大さじ1、ハイビスカス小さじ1、熱湯40ml、炭酸水60ml、粉ゼラチン(ふやかさなくてよいもの)2.5g、氷水適宜。




ラズベリーシロップをつくります。

ラズベリーはヨーロッパ、アジア、北アメリカに生育していて16世紀中頃にはすでにイギリスで栽培されていた、実は料理用としては生、あるいは料理して食べるなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。ラズベリーの果実はポリフェノールが豊富に含まれるなどといわれています。シロップは、ラズベリー50g、水25ml,レモン汁1/8個分を5分くらい煮て漉し、きび砂糖35gを加え混ぜ合わせました。



ハイビスカスティーをつくります。

メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキストによりますと、ハイビスカスは別名ローゼル、使用部位ががく部、クエン酸などの成分がエネルギー代謝を促し、肉体疲労の回復を早めますなどと記載されています。熱湯40mlで約5分間そのままにしました。



ボウルにハイビスカスティーを入れて粉ゼラチンを入れ、ゴムベラでかきまぜたら、氷水にボウルを浮かべて温度を下げてラズベリーシロップと炭酸水をしずかに加えてやさしく混ぜ合わせます。

ハイビスカスの酸味が食欲を増進させそうです。



グラスに注ぎ、冷蔵庫で1時間くらい冷やします。

ミントの葉、赤いラズベリー、黄色のラズベリーを飾りました。思ったよりも酸味はおだやかでした。飾りのラズベリーと一緒にたべるとよりおいしいです。


2017年7月23日日曜日

フレッシュラベンダーの入浴剤をつくる。ラバンジンをつかう。



私の所有する農地では、ラベンダーの収穫が始まりました。私の農地のラベンダーで毎年この時期に元気なのは、ラバンジンです。

ラバンジンは、芳香性のハーブで、わずかに樟脳の香りがまじる、精油は香水、化粧品他に使用するなどとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。写真は、私の農地のラバンジンです。ラバンジンは、すっきりした香りも感じます。


今回は、フレッシュのラベンダーラバンジンをつかって入浴剤をつくります。


フレッシュラベンダーの入浴剤(1回分)
材料 ラバンジン20g、ローマンカモミール、ヒソップ適宜、熱湯1ℓ。



ラバンジン他を洗い、布袋に入れて容器に置きます。

写真は、今回の入浴剤のものです。ラバンジンの他に収穫したローマンカモミール、ヒソップも少量加えました。目も楽しめるように透き徹った布を使いました。ラバンジンがそのまま入るようにたてとよこが40cmの布を縫い袋状にしました。



熱湯を注ぎしばらくそのままにします。

部屋がラバンジンの香りがします。同時に芳香浴もできます。今回は、ラバンジンが多いのでローマンカモミールとヒソップについては、また投稿します。



そのままお湯をはった浴槽にいれて入浴を行います。

大きいふたをして約30分そのままにしました。30分後です。40℃のお湯につかりました。


今回は約20g使用でしたが、香りはとても感じました。

浴槽に一緒に入れた布袋からラバンジン精油のような香りがしました。ハーバルセラピストコース・テキストによりますと、入浴剤は、ハーブの精油成分が揮発しアロマセラピー効果をもたらし、心身の緊張を緩和しますなどと記載されています。

2017年7月16日日曜日

ペパーミントのスプレーでリフレッシュ。ペパーミント精油、ティートリー精油、ホーリーフ精油をつかう。




7月に入り、暑い日が多くなりました。ペパーミントの香りが気持ちよく感じます。

今回は、自宅でもまた持ち歩いても使うことができるペパーミント精油を使用したスプレーをつくります。


暑い日をリフレッシュ、ペパーミントスプレー(50mlスプレー容器用)
材料 エタノール5ml、精製水45ml、ペパーミント精油5滴、ティートリー精油3滴、ホーリーフ精油2滴。


エタノールをビーカーに入れます。

精油をあらかじめエタノールに溶かしてから水を加えると、比較的よく混ざり合うといわれています。今回使用のエタノールは植物性の99%エタノールです。



精油を加えて撹拌棒でかきまぜます。

ペパーミント精油は、採油方法が葉からで、メントールの香りでおなじみ、さわやかな香りは高ぶった感情を鎮め、意識をハッキリさせてくれる働きがあるなどとアロマテラピー図鑑/監修佐々木薫に記載されています。いつの季節でも使われますが、私は特に夏が気持ちよく感じます。他にペパーミントのすっきりした感じに合うようにティートリー精油、少し甘いような感じもあるホーリーフ精油を加えてみました。採油方法は、ティートリー精油は葉から、ホーリーフ精油は葉・枝からです。



精製水を加えて撹拌棒でよくかき混ぜます。

精製水は、アロマテテラピーで精油を希釈する時に用いられます。撹拌棒でかき混ぜていると、本日も暑いですが、気分が和らぐようです。




保存容器にうつし、作成日などを記入したラベルを貼ります。

出来上がりました。ペパーミントの爽快感が感じられるスプレーになりました。外出先でもリフレッシユできました。

2017年7月9日日曜日

イチゴとルバーブのジャムをつくる。

私の農地で収穫したイチゴに食用のルバーブを少し加えてジャムをつくります。


先日、私の所有する宮城県蔵王町の農地でのイチゴを投稿しましたが、今回は、まだまだ収穫が続いているイチゴを使ってジャムをつくります。

昨年の秋にイチゴの近くに移したルバーブが大きくなったので、少しイチゴのジャムに加えてみることにしました。

私の農地の食用のルバーブです。葉は使わずに茎をつかいます。食用のルバーブというとジャムですね。写真はジャムを作る前ですが、1週間後、また大きくなっていました。



イチゴとルバーブのジャム
材料 イチゴ230g、ルバーブの茎の部分16g、グラニュー糖74g、レモン汁1/4個分。


洗ってへたをとったイチゴとルバーブの茎を鍋に入れてグラニュー糖をまぶして約10分そのままにします。

イチゴが今の時期にまた食べられることができてうれしいです。昨年の秋に苗を植えてよかったです。イチゴはビタミンCを多く含む食品などといわれています。



レモン汁を加えて火にかけ沸騰したら、あくをとり、弱火で木べらで混ぜながら、約20分煮ます。

ルバーブの形がわからなくなりました。


保存ビンに入れます。

酸味もあり、おいしく出来上がりました。

2017年7月2日日曜日

ライムのスクラブソルトをつくる。ライム精油、パルマローザ精油をつかう。





7月に入りましたが、梅雨の時期でもあり、なんとなくうっとうしい気分になることが多いです。最近では、ライム精油の香りが心地よく感じます。

今回は、ライム精油をつかってスクラブソルトをつくります。

ライムのスクラブソルト(ボディー用1回分)
材料 ボディースクラブ用ソルト大さじ1、スイートアーモンド油大さじ1、ライム精油2滴、パルマローザ精油1滴。



スクラブソルトをビーカーに入れます。

粒子の細かいボディースクラブ用ソルトです。植物油や精油を加えて角質ケアにつかいます。バスソルトとしてもつかうことができます。




スイートアーモンド油を加えます。

スイートアーモンド油は、スイートアーモンドの種子からとれる植物性油脂で、主要成分はオレイン酸です。あつかいやすいといわれています。




精油を加えて撹拌棒などでよくかきまぜます。

ライムは、3〜4mになる小型の常緑樹で、エッセンシャルオイルは、圧搾法で抽出、主にリモネン、ピネンが含有され、適用&用途は不安やストレスになどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回はメキシコ産で果皮からのものです。花のような香りでライムの香りも引き立てててくれそうに思いパルマローザ精油を加えました。



入浴時に少量ずつ手にとり、やさしく塗り、洗い流します。

特に膝や肘などこれから気になる部分をていねいに塗り洗い流します。気分はさわやかです。