2017年3月5日日曜日

メリッサ(レモンバーム)の肌にも吹きかけられるスプレー。メリッサ精油、ラベンダー精油、ゼラニウム精油をつかう。



今回は、レモンのような香りのメリッサ(レモンバーム)精油をつかってスプレーをつくります。また、肌にも吹きかけることができるように作製します。


メリッサ(レモンバーム)のスプレー(30mlスプレー容器用)
材料 メリッサ(レモンバーム)精油1滴、ラベンダー精油1滴、ゼラニウム精油1滴、グリセリン1.5ml、エタノール1.5ml、精製水27ml。



ビーカーにエタノールを入れます。

今回は、植物性の99%エタノールです。水や精油と混ざりやすいため、香水、ルームスプレーが作れるといわれています。


メリッサ精油、ラベンダー精油、ゼラニウム精油を加えて撹拌棒でよく混ぜ合わせます。

メリッサは地中海沿岸原産、香りがシトラス系でハーブ様など、作用が気持ちを落ち着ける、鎮静他とエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回の精油は、抽出部位が花・葉からです。レモンのような香りに花の様なゼラニウム精油と香りを引き締める感じでラベンダー精油を加えました。


グリセリンを加えて混ぜ合わせ、精製水を加えてさらに混ぜ合わせます。

グリセリンは水やエタノールによく溶け、アロマテラピーではローションの基材として用います。今回は、パーム油からとれる100%植物性のものをつかいました。精製水は不純物が極めて少ない純度が高い水です。



保存容器に入れてラベルを貼ります。

容器に入れた後は作成日などを書いたラベルを容器にはります。なるべく早目につかいます。

さわやかで甘い感じになりましたが、草のような感じも少し感じるようです。私は一日に何回かスプレーで気分をかえることを心がけています。




2017年2月26日日曜日

チコリーカフェラテをつくる。



2月も最後となりました。3月からは、所有する宮城県蔵王町の農地での作業も開始となります。寒い日がまだまだ続くので植えているハーブも心配で、きれいな花を咲かせてくれるチコリーは今年も大丈夫かな?などと思うこの頃です。今回はチコリーカフェラテをつくります。


チコリーカフェラテ(1人分)
材料 チコリーコーヒー4g、湯25ml、豆乳125ml、アガベシロップ小さじ1、カカオパウダー小さじ1/2(お好みで)

写真は、私の所有する農地のチコリーです。夏頃開花します。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス著によりますと、キク科、耐寒性、多年生、高さ1〜1.5m、料理としては花、つぼみ、若い葉、根、芽で、根はコーヒーの代用品になる、薬用として乾かした根の浸出液は、強壮剤、利尿剤他になる、また、規則正しく開花し、5時間後には必ず閉じるなどとも記載されています。



使用するカップを暖めながら、鍋に豆乳を入れて、火にかけ暖めます。

牛乳もよいですが、今回は豆乳を使用します。


暖めた豆乳の鍋を火からはずし、アガベシロップを加えてスプーンなどで混ぜます。

アガベシロップはブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料で、砂糖よりGI値が低いなどといわれています。



暖めたカップにチコリーコーヒーを入れて、お湯を注ぎます。

チコリー根エキスのインスタント代替コーヒーです。

暖めてアガベシロップを入れた豆乳を注ぎ混ぜ合わせます。お好みでカカオパウダーを入れてもおいしいです。


苦みも感じ、おいしかったです。コーヒーが好きな私の主人も気に入りました。












2017年2月19日日曜日

ホットワインをつくる。ハーブ、スパイスをつかう。




日中は暖かく感じる日もありますが、やはりまだ本格的な暖かさはまだ先のようです。私はお酒が強くはありませんが、今回はハーブとスパイスをつかってホットワインをつくります。

アルコールは、からだをあたため、リラックスさせるなどと天然食材による自然療法薬/アン・マッキンタイアー著に記載されています。


ホットワイン(1人分)
材料 赤ワイン180ml、アガベシロップ大さじ1、ローズヒップ、オレンジピール、レモンピール合わせてティースプーン1杯、クローヴ1個、シナモン1/4ティースプーン。



鍋にローズヒップ、オレンジピール、レモンピール、クローヴ、シナモンを入れて赤ワインを注ぎ、アガベシロップを加えて混ぜます。

ローズヒップは実からのもので、酸味があり、ビタミンCの補給などといわれています。今回のローズヒップ、オレンジピール、レモンピールは乾燥したハーブティー用を使用しました。本日の参考の書によりますと、シナモンは消化をたすけたりするとも記載されています。アガベシロップはブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料で、砂糖よりGI値が低いといわれています。今回の赤ワインは手軽に飲むことができるものを使用しました。



沸騰するまで鍋を火にかけます。

赤ワインの香りがよいです。

鍋をはずし、漉し、さめたら保存し、再び暖めて飲用します。

できれば早めに飲用するとよいです。

体が暖かくなります。味は赤ワインが多く感じましたが、スパイスの香りがほんのりと感じました。

2017年2月12日日曜日

主人に足浴用のバスソルトをつくる。ローズマリー・シネオール精油、プチグレイン・ビターオレンジ精油をつかう。




私の主人が最近、足に疲れがあるようで、足浴や全身浴を行っています。今回は、足浴用に天然塩をつかった精油のブレンドです。

足浴用のバスソルト(1回分)
材料 バスソルト用塩20g、ローズマリー・シネオール精油2滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油1滴。



バスソルト用の塩をはかり、容器にいれます。

今回は、海水のミネラル分を含んだシーソルトで、バスソルトとしてつかうことができます。入浴にバスソルトを使うと体が温まる感じがします。特に寒い時はよいです。今回はふたがついたガラス瓶をつかいました。


ローズマリー・シネオール精油、プチグレイン・ビターオレンジ精油を加えます。

ローズマリーは私の主人の好きな精油です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375 /ジニー・ローズ著によりますと、地中海沿岸原産、世界中で栽培されていて、葉、頭頂部、花を水蒸気蒸留、ローズマリーには8つのケモタイプが存在していることが分かっていて、適用&用途として記憶力の減退や精神疲労などに対して、香りの吸入で使用されますなどと記載されています。他かんきつ系の香りといわれているプチグレイン・ビターオレンジ精油も加えました。



ふたをしめてよく振ります。

さわやかなローズマリーにプチグレインの甘い感じもある香りになりました。全身浴にスイートマージョラム精油も加えて主人に2〜3回行ってもらいました。毎回よかったと言っておりました。




足浴を行う容器に熱めの湯を入れて作成したバスソルトを入れてよくかき混ぜて両足を入れてくるぶしまで浸かります。

寒い時期なので途中で1回湯をつぎ足しました。足浴後、穏やかな表情になる主人を見てほっとしました。




2017年2月5日日曜日

ラズベリーくず湯をつくる。



寒い時に特においしく感じるくず湯ですが、ちょうどラズベリーを裏ごしする機会があり、その残りでラズベリーシロップを作りましたので、今回は、ラズベリーシロップをつかってくず湯をつくります。


ラズベリーくず湯(1人分)
材料 くず粉10g、水150ml、ラズベリーシロップ10ml、シナモンパウダー少々。



鍋に水とくず粉を入れてくず粉を溶かします。

葛(クズ)はマメ科、原産地が日本、中国、使用部位が根、葉、花、作用が血行促進する、発汗他、秋の七草のひとつで根のデンプンはクズ粉として、花はティーにしてなどとハーブ&ライフ検定テキストに記載されています。


ラズベリーシロップとシナモンパウダーを加えてよくかき混ぜて、弱火にかけ透明になったら鍋をはずします。

今回のラズベリーシロップは、実がやわらかくなるまで煮て、フードプロセッサーにかけて裏ごしをして重さを計り、重さの70%のグラニュー糖とレモン汁を少量加えまぜました。今回は市販のものをつかいましたが、また所有する農地でのラズベリーの収穫を楽しみにしているところです。きれいな色になってきました。


グラスなどに注ぎ、お好みでシナモンパウダーなどを加えます。

シナモンをすり鉢などをつかって細かくして加えます。先に一緒に少し加えましたが、足りないようなのでまた少し加えました。妊娠中の多量摂取は禁忌などと今回の参考の書に記載されています。



穏やかな感じがします。ラズベリーの酸味もやわらかめに感じました。シナモンは後から加えてもよいようです。

 



2017年1月29日日曜日

ローズマリークッキーをつくる。




現在、ベランダに置いているローズマリーの花が咲いています。寒い日が続いていますが、今の時期はいつも花が咲いて目を楽しませてくれます。

花が可愛らしいのでお菓子に飾ろうと思い、今回はクッキーをつくることにしました。

ローズマリークッキー(約20枚分)
材料 バター50g、砂糖30g、卵黄1/2、薄力粉70g、乾燥したローズマリーの葉小さじ1、飾り用ローズマリー生の花と葉、すりおろしたレモンの皮、粉糖、水適宜。


乾燥したローズマリーの葉を乳鉢などで細かくします。

ローズマリーは「海のしずく」といわれるハーブ、古代から、料理用あるいは薬用として使われてきた、記憶力を強める作用があるといわれ、料理としては新鮮な花はサラダに、また砂糖漬けにして料理の飾りにしても美しいなどとハーブ事典/レスリー・ブレムネス編に記載されています。冬なので生の葉はたくさん切るのはかわいそうに思い、主に乾燥したハーブティー用などの葉をつかうことにしました。生の花と葉は飾りに少しだけつかいます。


泡立器で室温に置いておいたバターを白っぽくなるまで撹拌し、ふるっておいた砂糖を2〜3回にわけて撹拌しながら加え、室温に置いておいた卵黄を2〜3回にわけて撹拌しながら加え、さらにふるっておいた薄力粉と細かくしたローズマリーを加えゴムベラで混ぜ合わせます。

ローズマリーのすっきりした香りがします。ハーブ事典/レスリー・ブレムネス編によりますと、昔、部屋の空気が汚れるとローズマリーをたいた。空気をきれいにする作用があるとされていたためだなどと記載されています。

ラップなどをつかい生地をまとめ、長さ16cmくらいに整えて冷凍庫に1時間くらい入れ固めます。

今回は形をしっかりとしようと固めてみました。

冷凍庫から生地を取り出して、約8mmに切り、オーブン皿に入れて余熱したオーブン180度で約13分焼きます。

焼き上がりました。そのままさまします。粉糖を水でといたものを焼き上がったクッキーの上に落とし、ローズマリーの生の花や葉、すりおろしたレモンの皮をのせたものも少しつくりました。1番はじめの写真です。生の花や葉などはしばらくそのままの状態で楽しむことができました。




2017年1月22日日曜日

ジャスミンの入浴剤をつくる。ジャスミン精油、プチグレン精油、オレンジ・スイート精油をつかう。



寒い時は、お風呂が楽しみになります。今回は、華やかな気分になるようなジャスミン精油をつかって入浴剤をつくります。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますとジャスミンには多くの種があり、現在は世界中で栽培されています。香水には欠くことができず、最も素晴らしいと名高い香水に使用されていますなどと記載されています。

ジャスミンの入浴剤(1〜2回分)
材料 重曹大さじ3、クエン酸大さじ1、セサミ油小さじ1、ジャスミン精油2滴、プチグレイン・ビターオレンジ精油1滴、オレンジ・スイート精油1滴。

重曹とクエン酸をビニール袋などに入れて混ぜ合わせます。

重曹とクエン酸を混ぜると泡が出るお風呂を楽しむことができます。重曹やクエン酸はハウスキーピングなどにも使われます。

セサミ油を加えます。

セサミ油はゴマの種子からで、植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと美容利用として、肌をやわらかくしますなどと記載されています。今回使用のセサミ油は生ゴマ油です。匂いはほとんど感じないです。バスオイルのお風呂にもなります。

精油を加えてよく混ぜ合わせます。

ジャスミン精油は、化粧品にも使用されて、また幸福感や喜びを感じさせてくれますなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。今回使用のジャスミン精油は花から溶剤抽出法のものです。少しさわやかな感じにしようとプチグレイン・ビターオレンジ精油、オレンジ・スイート精油も加えてみました。

お菓子の型などに入れてそのままにして固めます。

このままでも泡のでるお風呂になりますが、今回は固めます。1日そのままにして型から取り出します。

入浴時はよくかき混ぜて入浴します。
思ったようなさわやかな感じがするジャスミンのお風呂になりました。