2017年1月15日日曜日

牛肉のタイ風サラダ。パクチー(コリアンダー)をつかう。



今回は、パクチー(コリアンダー)をつかったサラダをつくります。

コリアンダーは、ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、最も昔から知られているハーブの一つで、3000年以上も栽培されて、生の葉、茎と種子とはまったく違う香りと用途があるなどと記載されています。

種や種から抽出した精油は、甘い香りで香水やポプリなどにも良いように感じますが、生の葉は独特の香りがします。私は生の葉の香りが大好きですが、嫌いな方もいらっしゃるようです。

牛肉のタイ風サラダ(2〜4人分)
材料 ステーキ用の牛肉120g、パクチー(コリアンダー)の葉と茎1/2本、赤唐辛子(乾燥)1/2〜1本、紫たまねぎ1/2個、ナムプラー大さじ1、レモン汁大さじ1、砂糖小さじ1/2、レタス適宜。

ビニール袋に牛肉の下味付けにナムプラー大さじ1/2とコショウ少々を入れて牛肉を入れ、口を閉めて、1時間くらいそのままにし、オーブンで赤みがなくなるくらい焼きます。
久しぶりにナムプラーをつかいました。ナムプラーは魚を発酵させて作った醤油で、タイ料理の調味料です。オーブンは180度で8分くらいにしました。オーブンはお持ちのものそれぞれ違うと思いますが、網で焼いても良いです。

牛肉に下味をつけている間、紫たまねぎは薄切りにしてしばらく塩水につけて水ですすぎ、赤唐辛子はしばらく水につけて水をきり種を除いたものを細かく包丁で切ります。レタスをしいた皿に牛肉と紫たまねぎ、赤唐辛子を置きます。

赤唐辛子はお好みで調節するとよいです。タイ料理ではもっと辛いです。

ナムプラーとレモン汁各大さじ1、砂糖小さじ1/2を合わせたものをかけ、コリアンダーの葉を茎から手ではずし、茎は細かく包丁で切り上に散らします。

コリアンダーの葉と種子は主として消化器系に働き、食欲増進などと今回の参考の書に記載されています。根もタイ料理では使用しますので保存します。

出来上がりです。以前タイ料理を習っていた頃に一緒だったHさんからいただいた象の置物と一緒に写真を撮りました。


 

2017年1月8日日曜日

ジンジャーとレモンのケーキ。




寒い季節にはショウガを使うことが多いですね。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ジンジャー(ショウガ)は特徴として、甘辛い、芳香、加温性のハーブで、去痰、発汗促進他と記載されています。

今回は、ちょうど昨年の12月に投稿したレモンとショウガの砂糖煮もありましたので、こちらも使用してケーキをつくってみることにしました。


ジンジャー&レモンのケーキ(約184mm×約91mm×約63mmの型使用)
材料 すりおろしたショウガ小さじ1、すりおろしたレモンの皮小さじ1、ショウガのしぼり汁大さじ1/4、レモン汁大さじ1/4、無塩バター70g、砂糖50g、卵1と1/2個、薄力粉100g、アーモンドプードル40g、ショウガの砂糖煮大さじ1/2、レモンの皮の砂糖煮大さじ1/2。

今回使用のショウガとレモンです。茨城産のショウガと熊本産のレモンです。

室温でやわらかくしたバターを泡立器ででクリーム状にし、ふるっておいた砂糖を3回に分けて加えながら混ぜ、さらに、室温に戻しておいた卵を3回に分けて加えながら混ぜて、ショウガとレモンの皮、汁を混ぜ合わせます。

ショウガにさわやかなレモンの香りが加わりました。新鮮な香りがします。

ふるっておいた薄力粉とアーモンドプードルを加えてゴムベラで混ぜ合わせます。

アーモンドの香りが加わりました。


型に入れて、ゴムベラで整え、細かく切ったジンジャーとレモンの皮の砂糖煮を飾り、余熱を行った180度のオーブンで30分焼きます。

砂糖煮を加えるとよりジンジャーとレモンの香りを楽しむことができるようです。砂糖煮はもう少し細かく切れば良かったと思いました。



以前、砂糖煮を加えないで作製してみましたが、今回はよりジンジャーのピリッとした感じとレモンの皮のさわやかな感じが加わったケーキになりました。










2017年1月2日月曜日

ネロリのせっけんをつくる。ネロリ精油、ローズマリー精油、ラベンダー精油をつかう。

石けん素地をはかり、ビニール袋にいれました。

新年おめでとうございます。

2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


いつも使用しているせっけんが小さくなってきましたので、新しいせっけんを作ることにしました。新しいせっけんは新年につかうことになります。そこで今回は、新年ということもあり華やかでさわやかな感じのネロリ精油をつかったせっけんをつくります。

ネロリのせっけん(1個分)
石けん素地・・50g、精製水・・15ml、ネロリ精油3滴、ローズマリー精油1滴、ラベンダー精油1滴、オリーブ油・・小量。

石けん素地をはかりビニール袋に入れて、温めた精製水を2〜3回に分けてその都度手で練りながら加えます。

石けん素地は、手で練って形をつくる石けんなどに使用します。今回は、無香料、無着色の植物性洗浄成分を使用した石けん素地です。写真で色がついたものは、前に収穫したポットマリーゴールドの花びら小さじ1/2を乳鉢をつかって細かくし、一緒に混ぜ合わせました。

精油を加えてさらに練ります。

今回のネロリ精油はビターオレンジの花を水蒸気蒸留法で抽出したものです。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと最も貴重なフローラル系、夜間に吸入すると不眠を和らげてくれ、他には、気分を明るくさせ、気分を高揚させ、外用では肌を柔らかくし、香水やデオドラント剤としても使用されますなどと記載されています。他香りを落ち着かせる感じでラベンダー、さわやかな感じにしようとローズマリーも加えました。

ビニール袋から精油を合わせたせっけん素地を取り出し、平らにしてオリーブ油を塗ったお菓子の型で抜きます。

にわとりの型が手に入りました。今年は酉年です。オリーブ油など植物油を少量型に塗ると取り出しやすくなります。

4〜5日乾燥させます。

ネロリの香りがよいせっけんになりました。お正月に乾燥しながら飾ります。






2016年12月25日日曜日

ゴールデンハニーサックルとローズヒップのミニリース。



私の所有する宮城県蔵王町の農地での今年最後の収穫は、写真のゴールデンハニーサックルとローズヒップになりました。

毎年、12月頃ローズヒップを収穫して作業は終了しますが、秋から冬にかけてゴールデンハニーサックルになる黒い実が気になっていましたので、今年は一緒に収穫することにしました。

今回はこのゴールデンハニーサックルとローズヒップをつかって小さなリースをつくります。 

ゴールデンハニーサックルとローズヒップのミニリース
材料 ゴールデンハニーサックルの茎、葉、実、ローズヒップ。


ゴールデンハニーサックルの茎をまとめてワイヤーで数カ所止め、葉をグルーガンでつけます。

ゴールデンハニーサックルは葉は斑入りで秋から冬になると写真の様な色になります。つる植物なので茎はまとめやすいです。葉は茎がついたものをグルーガンでつけます。直径約12cmになりました。


ローズヒップとゴールデンハニーサックルの実をグルーガンでつけます。

ゴールデンハニーサックルは観賞用ですが、ローズヒップはハーブティーとして利用されます。ハーバルセラピストコース・テキストによりますとローズヒップはビタミンCの補給などといわれています。今回のリースにする材料はあまり香りがありませんが、花は良い香りです。



そのまま置いて飾ったり、ドアや壁かけなどにします。

みつろう精製、オレンジ・スイート、ゼラニウム、サンダルウッドの精油をつかったキャンドルも作製してクリスマスに一緒にかざりました。また2016年11月13日に投稿したユズのポマンダーも一緒に飾りました。


そのユズのポマンダーです。無事に乾燥しました。左がスパイスをまぶしたもので、右がスパイスを使わずにゼラニウム精油をたらしたものです。左の方が、スパイスの香りが右よりも少し強く感じるようです。



2016年12月18日日曜日

バスオイルをつくる。コリアンダー精油、パルマローザ精油、ブラックペッパー精油、スイートアーモンド油、アプリコットカーネル油をつかう。




年末になり、なんとなく疲れも感じてくる頃で、ゆっくりとお風呂につかりたいものです。バスオイルのように植物油を使用した入浴剤も今の時期は特に気持ちよい感じがします。

どのような精油を使おうかと考えていたところ、コリアンダー精油をみつけました。以前から種から抽出したコリアンダー精油は良い香りだと思っていました。今回はコリアンダー精油をつかってバスオイルをつくります。


バスオイル(2回分)
材料 コリアンダー精油3滴、パルマローザ精油1滴、ブラックペッパー精油1滴、スイートアーモンド油2.5ml、アプリコットカーネル油2.5ml。


植物油をビーカーに入れます。

今回使用するスイートアーモンド油は、仁から採られたものです。植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、アーモンドはアジア原産、1000年以上前から栽培が始まり、スイートアーモンド油は美容利用として軟化作用、保湿作用がありなどと記載されています。スイートアーモンド油に化学上はよく似た油といわれているアプリコットカーネル油を合わせました。こちらも仁から採られたものです。どちらも匂いがほとんど感じなく、また使用しやすい植物油です。


コリアンダー精油を加えます。

コリアンダーはヨーロッパが原産、コリアンダー精油は主にリナロールが含まれていて、ストレス、不安他に適用され、他の多くのエッセンシャルオイルとのブレンドでは、そのシャープでスパイシーな香調が加わるので歓迎されるなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。精油は種から抽出で、生の葉とちがう香りがします。甘い感じもあります。



パルマローザ精油、ブラックペッパー精油を加えて撹拌棒で混ぜ合わせます。

コリアンダー精油には甘い香りがあるので、甘いパルマローザ精油にスパイシーなブラックペッパー精油も加えてみました。少し華やかさが加わったようです。



保存ビンに入れて入浴時に使用します。

2回分です。入浴時は湯をよくかきまぜて入浴します。

使用したところ、スパイシーな感じより、穏やかで甘い感じのあるお風呂になりました。コリアンダーの生の葉と違う感じがおもしろいです。

2016年12月11日日曜日

レモンの皮の砂糖煮。





レモンの皮を使って砂糖で煮詰めてみました。これから、そのまま食べたり、お菓子に加えてみようと思います。

まず今回は、レモンの皮の砂糖煮です。

レモンの皮の砂糖煮
材料 レモンの皮4個分・・・約114g、砂糖114g、水、グラニュー糖25g。


レモンをよく洗い、8割りに皮をむきます。

最近、愛媛県産のレモンが手に入りました。レモンは小さな木で高さ2〜7m、非耐寒性、最低気温5度、熟したら摘み生で使用し、ピールは生あるいは乾燥させて使用などとハーブ大百科/デニ・バウン著に記載されています。むいた皮の重さを量ったら砂糖の量を決めます。


皮をむいたレモンとたっぷりの水を鍋に入れて、火にかけ、沸騰した後2〜3分煮て湯をすてます。これを3回くりかえし、ざるにとり、水気を切ります。

ほのかに レモンの香りがします。

鍋にもどして水カップ1と砂糖の1/3を加えて火にかけて、沸騰後、弱火で15分煮て残りの砂糖を半量加え10分後、残りの砂糖を全部加え水分がなくなるまで煮詰め、ざるに広げて粗熱をとり、グラニュー糖をまぶします。

水分がなくなるまで煮詰めましたが、こげそうになり心配でした。なんとかグラニュー糖をまぶすまでになりました。出来上がりは、レモンの汁のような酸っぱさは感じなく、レモン独特の味と苦みが感じました。

同じようにしょうがでも作ってみました。こちらは皮をむいたものでつくりました。最初のゆでこぼしはしなかったです。作製したレモンといっしょに使います。


2016年12月4日日曜日

カカオドリンクをつくる。豆乳、オートミール、ジンジャーをつかう。




寒くなると暖かい飲み物が気になってきます。今回は、カカオパウダーをつかったドリンクをつくります。

カカオドリンク(1人分)
材料 カカオパウダー大さじ1/2、豆乳150ml、オートミール大さじ1、すりおろしたしょうが小さじ1/2、アガベロップ小さじ1/2。

チョコレートはカカオから作られていて、カカオは南北アメリカ大陸固有の密林の木の果実の種(木の実)で、抗酸化物質のポリフェノールなどを含むとスーパーフード/ディヴィッド・ウォルフ著に記載されています。写真はオートミールと一緒に撮りました。寒くなると特にカカオを思い出してしまいます。

スムージー用シエーカーなどに豆乳、カカオパウダー、オートミール、アガベシロップを入れて混ぜ合わせます。

オートミールで作った粥は、滋養に富んだ朝食になりますなどとメディカルハーブ/ペネラピ・オディ著に記載されています。アガベシロップはブルーアガベの根茎からつくられる植物性甘味料です。お好みで加えるとよいです。そのままでもおいしく飲むことができます。


鍋に入れて温めます。

チョコレートのような香りがします。今の季節はホットがよいですね。

カップに注いでおろしたしょうがを加えます。

しょうがは作用として発汗促進他とメディカルハーブ/ペネラビ・オディ著に記載されています。体が温まりそうです。

おいしいカカオドリンクが出来上がりました。