2016年11月13日日曜日

フルーツ・ポマンダーをつくる。ユズのポマンダー。

以前作製したカボスのフルーツ・ポマンダーとともに。

クリスマスが近づくとフルーツ・ポマンダーを思い出します。完全に乾かすことができずに失敗したこともありましたが、オレンジ、レモン、カボスなどを使い作りました。最近、私の農地がある宮城県蔵王町で購入したユズがありましたので、今回はユズをつかってフルーツポマンダーをつくります。

フルーツ・ポマンダーは、欧米では幸運のお守りとされ、クリスマスのデコレーションやプレゼントによく使われるようですなどとポプリの詩/熊井明子著に記載されています。

ユズのフルーツ・ポマンダー(1個分)
材料 ユズ1個、クローヴ10〜20g、シナモン、オールスパイス、カルダモン、オリスルート各小さじ1/4。

シナモン、オールスパイス、カルダモン、オリスルートを乳鉢で砕き細かくします。

1種類ずつ行い最後に全部混ぜ合わせます。粉末になっているものも販売されています。砕いていると鼻の通りがよくなるような感じがしました。私の好きなカルダモンも久しぶりに嗅ぐ事ができ、元気が出た感じがしました。

ユズにフラワー用のテープを十字に巻き、テープ以外のところに先に竹串を刺し、クローヴを刺していきます。

クローヴはモルッカ諸島原産と推定されるが、開花前の花蕾を乾燥させたもの、その形が釘のようなことから日本では丁字と呼び、ポプリやサシェにはシナモンとともに最もよく用いられる、保留剤の役目もするなどと愛のポプリ/熊井明子著に記載されています。

テープをはずし、シナモン、オールスパイス、カルダモン、オリスルートの粉末が入ったビニール袋の中に入れて、粉末がまぶさるようにし、口を閉じ、時々ころがしながらそのまま1〜2日置き、袋から取り出し、カチカチに乾いたら出来上がり。リボンなどを結びます。

部屋はユズとクローヴその他の香りが広がりました。袋から取り出してからは、キッチンペーパーを敷いたかごの中に入れて、本棚の上に置く事が私は最近多いです。

今回は、粉末をまぶさないで精油をたらしたものも作製してみました。

花のような香りのゼラニウム精油を5滴クローヴにたらし、ビニール袋に入れて口を閉じました。

クリスマス前に失敗しないで乾くことを願い、完成したものを投稿します。

フルーツ・ポマンダー作りはスパイスやフルーツの香りを楽しむことができます。



2016年11月6日日曜日

マルベリー(桑の実)ティーをつくる。

実が熟す前に撮影した私の農地のマルベリーです。

私の所有する蔵王町の農地は秋も深まり、もうすぐ今年の作業も終了となります。今年収穫し保存しておいたマルベリーがありますので、今回利用してみることにしました。

マルベリーツリー(桑の木)について、マルベリーの恵み/井上重治著によりますとマルベリーツリーは歴史的にみても地理的にみても世界中の人々ともっともつながりの深い植物です。日本では桑は蚕の食べるヤマグワを指しなどと記載されています。

私の農地ではヤマグワが自生していますが、今回の使用する実は、2年前木を植えたものです。今年はあまり実がなりませんでした。生で食べると食べやすく感じます。

マルベリー(桑の実)ティー
材料 マルベリーシロップ小さじ1/2、熱湯160ml。 

まず、シロップをつくります。マルベリーの実57g、カシス、四季なりイチゴ、ラズベリー合わせて9g、グラニュー糖11g、アガベシロップ35g、レモン汁1/8個分、水25mlを鍋に入れて弱火でアクをとりながら約10分くらい煮ます。

マルベリーと同じ農地で収穫したカシスやイチゴ、ラズベリーも加えました。アガベシロップは、ブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料です。味にくせがないので料理に合わせやすいです。材料が少量なのか途中で水が少なくなり少し足してしまいました。

濾し器にふきんをかけて鍋の中身を通し、保存容器に入れます。

ふきんに残った実は甘くおいしく食べることができるので捨てませんでした。
ティーカップにマルベリーシロップを入れて熱湯を注ぎます。

ほんのり甘いマルベリーティーです。ミントとも合いますが、生のしょうがとも合いました。

本日の参考の書によりますと、マルベリーはアントシアニン色素を豊富に含むなどと記載されてます。来年はたくさん収穫できればと願います。









 


2016年10月30日日曜日

ヒノキのバスソルト。ヒノキ精油、サンダルウッド精油、スイートマージョラム精油をつかう。



秋も深まり、入浴が楽しみな季節がまたやってきました。

今回は簡単につくることができるアロマテラピーのバスソルトです。

私は最近、木の香りを使用したいと思うことが多いです。木の香りの精油は色々とありますが、今回は日本などが主な産地であるヒノキをつかいます。

ヒノキは、地中海原産のサイプレスの近親で、日本と台湾のみに分布し、ヨーロッパなどでは「ジャパニーズ・サイプレス」と紹介されることがありますなどとアロマテラピー図鑑/佐々木薫監修に記載されています。


ヒノキのバスソルト(2回分)
材料 バスソルト100g、ヒノキ精油6滴、サンダルウッド精油2滴、スイートマージョラム精油2滴、ジュニパーベリー(乾燥)小さじ1。

バスソルトを計り保存容器に入れます。

バス用のシーソルトです。ハーブや精油を混ぜ合わせて自分のバスソルトをつくることができます。

ジュニパーベリー(乾燥)を加えます。

飾り付けにハーブティーのジュニパーベリーを加えました。ヒノキ科の実からのものです。

精油を加えて、保存容器のふたを閉めてよく振ります。

ヒノキ精油は木部の水蒸気蒸留法で、おもな特徴として情緒を安定させリラックスさせるなどと本日の参考の書に記載されています。少し甘く温かみがあるる香りにしようと他サンダルウッド精油とスイートマージョラム精油を少量加えてみました。

湯をはった浴槽に作製したバスソルトを半分入れて、よくかき混ぜ入浴します。

布などに包んだり袋を作り入れるのもよいです。

浴槽に入れたら、思ったよりおだやかな香りに感じました。入浴中は、体が温まりうとうととしてしまいした。

2016年10月23日日曜日

ブラックベリー&セージのジャムをつくる。

私の所有する宮城県蔵王町の農地で栽培しているブラックベリー。

今回は収穫したブラックベリーでジャムをつくります。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラズベリーとブラックベリーが人類の歴史のごく初期から食料の一部であったことを化石が証明している、ブラックベリーの乾燥させた葉はハーブティーに加える、実は生、料理にしてたべるなどと記載されています。


ブラックベリー&セージのジャム
材料 ブラックベリー100g、アレキサンドリア・ストロベリーと四季なりいちご他あわせて62g、乾燥したセージの葉2枚、グラニュー糖25g、レモン汁1/8個分。

収穫して保存しておいたブラックベリーです。そのまま食べてもおいしいです。種がありますが、私の主人は気にならないそうです。ラズベリー、ブラックベリー/國武久登著によりますと、ラズベリーやブラックベリーの果実はポリフェノールが豊富に含まれるほか、ビタミンC、ペクチンおよび鉄分も多く含まれていますなどと記載されています。

ブラックベリーの種を取り除くため、やわらかくなるまで煮て、フードプロセッサーで細かくしガーゼをつかって濾します。

ブラックベリーの種を取り除くため、ガーゼをつかって濾しました。20gになりました。


グラニュー糖をなじませておいたアレキサンドリア・ストロベリー、四季なりいちご、ワイルドストロベリーに濾したブラックベリー、レモン汁、乾燥したセージを加えて沸騰したらアクを取り、弱火にして木べらで混ぜます。

同じく収穫して保存しておいたイチゴとセージをつかいます。濾したブラックベリーといちごの量を合わせてからグラニュー糖の量(30%)を決めました。少し苦い味を付けようとセージの葉を加えました。

とろみがついたら火を止めて、セージを取り除き保存瓶に入れます。

ブラックベリーにイチゴの甘い香り、セージの苦みも少し加わったジャムです。

ラズベリーとも違うおいしいジャムになりました。








2016年10月16日日曜日

シャンプー前のヘアオイルをつくる。ジュニパーベリー精油、シダーウッド・バージニア精油、ラベンダー精油、レモン精油、マカデミアナッツ油をつかう。




季節の変わり目は、肌だけではなく、髪も気になります。特に私の髪はくせ毛でケアしないとといつも思っています。以前、マカデミアナッツ油をヘアオイルとして使用した時は良い感じでした。今回は、マカデミアナッツ油で木の様な香りのヘアオイルをつくります。

シャンプー前のヘアオイル(約25ml)
材料 マカデミアナッツ油(精製)25ml、ジュニパーベリー精油2滴、シダーウッド・バージニア精油1滴、ラベンダー精油1滴、レモン精油1滴。


マカデミアナッツ油(精製)をビーカーに入れます。

今回のマカデミアナッツ油は種子から抽出です。植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、オーストラリア原産で細胞の保護成分であるパルミトレイン酸が豊富で、滋養、柔軟、保護他などの作用があり、毛髪や手のケアにおすすめですなどと記載されています。


ジュニパーベリー精油、シダーウッド・バージニア精油、ラベンダー精油、レモン精油を入れて撹拌棒でかき混ぜます。

木の様な香りにしたいと思いジュニパーベリー精油を使用しました。果実から抽出です。エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと北半球が原産で、香りは針葉樹のウッディでスパイシーなハーバル調の香り、去痰作用、殺菌作用などと記載されています。同じく木の様な香りのシダーウッド・バージニア精油、他ラベンダー精油、レモン精油も加えてみました。


保存容器に入れてラベルを貼ります。

レモンの香りもさわやかな穏やかな木の香りになりました。シャンプー後はくせ毛の私の髪が少しまとまったように感じました。

入浴の前に、作製したヘアオイルを髪に適量つけて、湯船に浸かり、ヘアオイルの香りを楽しみながら入浴します。その後シャンプーをします。


2016年10月9日日曜日

レモングラスのドア掛けをつくる。

鉢上げをする時に切ったレモングラスの上部です。株元約7cmを残して上部を切りました。2016年10月


私の所有する宮城県蔵王町の農地ではレモングラスを栽培していました。しかし非耐寒性ということで、そのままにしていると、冬を越すことができずに枯れてしまいます。冬は室内に置く予定で、先週鉢上げをしました。鉢上げをする際、上部を切ったもので今回はクラフトをつくります。


レモングラスのドア掛け(1個)
材料 レモングラス上部、ポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミール、スターアニス、ワイヤー24番、フラワー用のテープ、グルーガン。

夏に私の農地で収穫したポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミールの花を乾燥したものもつかいます。



レモングラスをそろえて半分に折り、フラワー用のテープを巻いたワイヤーで2カ所をしばり、1カ所にドアにかけるように取ってをつくります。

切ったレモングラスの上部はクラフトにつかう以外にも残っていますのでハーブティー、料理、入浴剤他に使おうと思います。



ポットマリーゴールド、ダイヤーズカモミール、スターアニスをグルーガンでつけます。

スパイスとして使われているスターアニスがちょうど手元にありましたので、一緒につかうことにしました。


できあがりです。


2016年10月2日日曜日

食用ほうずき寒天をつくる。


私の所有する農地で約2ヶ月前に収穫した食用ほうずきです。実を食べてみると品種にもよりますが、甘くおいしく感じました。また可愛らしくもったないのでリキュールにつけてみました。

食用ほうずきの実8個をキルシュワッサー(さくらんぼを発酵、蒸留、熟成させてできたブランデーの一種)50mlに漬けてみました。今回の食用ほうずきは、国産のもので5月に苗を植えました。

約2ヶ月後、何かに利用しようと考えた結果、浸した液や実が、梅酒や梅酒に使った後の梅に似たような感じになったこともあり、梅寒天を真似て食用ほうずき寒天にしようと決めました。


食用ほうずき寒天(6個分)
材料 食用ほうずき8個、キルシュワッサー50ml、寒天1本、グラニュー糖50g、アガベシロップ30g、水450ml。

水でやわらかくした寒天を小さくちぎり、手でしぼり、450mlの水で煮て溶かし、濾します。再び鍋に入れて、グラニュー糖を加えて煮て溶かし、アガベシロップと食用ほうずきの実を漬けた液25mlを加えて混ぜ合わせます。

アガベシロップも加えてみました。アガベシロップはブルーアガベの根茎からとられる植物性甘味料で砂糖よりもGI値(食品ごとの血糖値の上昇をあらわす数値)が低いといわれています。

型を水でぬらし、寒天液と食用ほうずきを入れて粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。

食用ほうずきの実を食べるとほろ酔い気分になります。

甘みもありおいしいです。寒天は海藻の天草を原料としたものです。
食用ほうずきは種類もいろいろとあるようでまた試していきたいです。