2016年7月17日日曜日

ココアクッキーにアニスヒソップの花を飾る。

アニスのような香りも感じます。

今回は、ココアクッキーにアニスヒソップの花をつかいます。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、アニスヒソップは、1870年代に北米で養蜂家たちにより多く栽培され、この花からは、ほんのりアニスの香りがする上質の蜂蜜が採れ、北米原住民はこれを茶にしたり、甘味料にしたなどと記載されています。

私の所有する宮城県蔵王町の農地のアニスヒソップです。時々蜂や蝶が来ています。今回の参考の書によりますと、アニスヒソップは利用部位が葉、花で芳香性美味なハーブ。発汗促進、気管の充血緩和作用があるなどと記載されています。


ココアクッキーアニスヒソップの花を飾る。(8〜10個分)
材料 ココアパウダー小さじ1/3、アニスヒソップの花大さじ1/2、無塩バター30g、グラニュー糖20g、卵黄1/2個、薄力粉37g、塩少々、卵白適宜。


室温に戻したバターを泡立て器でクリーム状になるまで混ぜグラニュー糖を3回に分けて加えよく混ぜ室温に出しておいた卵黄を加え混ぜ、濾し器でふるっておいた薄力粉をさらに2回にわけてふるいながら加え混ぜて、最後に木べらなどで混ぜてココアパウダーを加えて混ぜます。

ココアパウダーを加えました。これから混ぜます。ココアパウダーは薄力粉と一緒に濾し器でふるってもよいです。


オーブンを100度に温めておき、天板にオーブン用の紙をしき、生地をティースプーンですくい、間隔をあけて他のスプーンを使って落とし、オーブン180度で5分焼き、取り出して、アニスヒソップの花に卵白をつけて、上にのせていきます。

5分焼いて取り出しました。ココアの香りが漂います。アニスヒソップの花は分けて準備をしておきます。


ふたたびオーブンにいれて10分くらい様子をみながら焼き、出来上がりです。

写真の真ん中のアニスヒソップは、オーブンに入れる前に取り除きました。


ココアクッキーにアニスのような香りもおだやかに感じるクッキーになりました。アニスヒソップは、花や葉をハーブティーにしてもよいです。アニスやフェンネルのような香りも感じます。

2016年7月10日日曜日

花の香りのせっけん。ゼラニウム精油、ラバンディン・グロッソ精油、イランイラン精油、カーネーションの花をつかう。




今回は、花の香りのせっけんをつくります。ゼラニウム精油、ラバンジン・グロッソ精油、ちょうど暑くなってきたところもあり、暑い気候で育つイランイラン精油も何となく気になり、使用することにしました。


花の香りのせっけん(1個分)
石けん素地150g、精製水20ml、ゼラニウム精油4滴、ラバンディン・グロッソ精油4滴、イランイラン精油2滴、乾燥したカーネーション大さじ1。

今回の材料です。簡単につくることができます。今回のせっけんは、手で練って形を作るものです。


石けん素地を計りビニール袋に入れ、温めた精製水を2〜3回に分けて加えて揉み込み、さらに精油を加えて揉み込みます。

バラのような香りのゼラニウム精油は葉から抽出といわれます。産地はフランス、モロッコ、マダガスカル、エジプト、中国、カリフォルニア。オイリーや成熟肌のためのスキンケア用品などに外用で使用され、神経の緊張やストレスなどに香りの吸入で用いられるなどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。より甘い感じのイランイランと香りを引き締めるようにラバンディン・グロッソも加えました。


乾燥したカーネーションの花を加えて混ぜ合わせます。

私の農地で栽培しているカーネーションの原種といわれるものです。最近開花しましたが、甘く良い香りです。今回は乾燥させてせっけんの飾りに使用しました。




形を整えて乾燥させます。

お菓子の型などをつかうと楽しいです。型から取り出して乾燥させます。

今年の夏のせっけんは、イランイランも入った花の香りになりました。

2016年7月3日日曜日

朝のヨーグルトに自家製のラズベリーを入れる。



私の所有する宮城県蔵王町の農地では、現在、ラズベリーの実がなっています。
さっそく赤い実を収穫して、朝のヨーグルトと一緒にいただきます。

ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、ラズベリーとブラックベリーが人類の歴史のごく初期から食料の一部であったことを化石が証明している。ラズベリーの実は薬の香味料として数部族が使用し、この使用法は現在に至っているなどと記載されています。


朝のヨーグルト、自家製ラズベリー入り(1人分)
材料 ヨーグルト50g、アガベシロップ小さじ1、ラズベリー、カシス適宜。

今回の材料です。ボウルズミントも一緒に飾りました。食後のフレッシュハーブティーに使用します。




ヨーグルトを器に入れて、アガベシロップをいれます。

プレーンヨーグルトにアガベシロップを加えます。今回のアガベシロップは、ブルーアガベの根茎か取られる植物性甘味料で、砂糖よりGI値が低く、甘味度が高くなどといわれています。ラズベリーなどは酸味があるので少し甘みをつけてみようと加えました。



ラズベリーを加えて軽く混ぜます。

ラズベリーは、キイチゴ属の一種。本日参考の書によりますと、キイチゴ属の実はビタミンC、有機酸、糖質、ペクチンを含むなどと記載されています。一緒に収穫したカシスも加えます。こちらも酸味があります。


ラズベリーの香りも感じ、アガベシロップのほどほどの甘さで酸味も良い感じになりました。おいしいと私の主人に好評でした。

2016年6月26日日曜日

アップルミントのブレンドティー。

今の時期ならではのハーブティーを味わうことができます。

私の所有する宮城県蔵王町の農地で栽培しているアップルミントですが、春になってもなかなか新芽を見る事ができず、ずいぶん心配しましたが、やっと最近、目にすることができました。

しかし、新芽は、あっというまに広がっていきました。

フレッシュのハーブティーがおいしい季節ですが、特にアップルミントはフレッシュがおいしいです。今回はアップルミントのブレンドティーです。

アップルミントはミントの一種です。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、アップルミントは匍匐性の毛に覆われた多年草で、芳香性ハーブ、料理用に、葉は砂糖漬けにしてもよいなどと記載されています。


アップルミントのブレンドティー(1人分)
材料 アップルミント・ティースプーン山盛り1、ジャーマンカモミール・ティースプーン山盛り1/2、マロウ・ティースプーン山盛り1/2、熱湯180ml。

ティーポットとカップを温めておき、ハーブティーの準備をします。

アップルミントの味と香りに合いそうなマロウとジャーマンカモミールをつかいます。私の農地では開花の時期です。今回は、全部生のハーブです。

温めたティーポットにハーブを入れて、沸騰したての熱湯を注ぎ3分〜5分そのままにします。

沸騰したての熱湯の方がアップルミントの香りがより引き立つように感じます。


茶こしを使ってカップに注ぎます。

アップルミントのフルーティーな感じが損なわれませんでした。

ミントの種類は様々ですが、たまにはフレッシュのアップルミントのハーブティーでゆっくりするのもよいと思います。

2016年6月19日日曜日

ローズのさわやかローション。ローズオットー精油、レモンバーベナ精油、ボリジ油をつかう。




たまにはローズの香りで華やかな気分になりたいと思い、今回はローズオットー精油をつかってローションをつくります。

エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著によりますと、バラには5千もの種がありますが、そのうちほんのわずかの種が「オールドローズ」とよばれ香料の抽出につかわれ、香水に使用される全ての香料の中で、バラは最も古くかつ有名なもののひとつなどと記載されています。

ローズのローション(30ml)
材料 ローズオットー精油2滴、レモンバーベナ精油1滴、ボリジ油2.5ml、精製水27.5ml。



ボリジ油をビーカーに入れます。

今回のローションには植物油をつかうことにしました。ボリジの種子から低温圧搾法のものです。ボリジ油にはγーリノレン酸が含まれているといわれています。最近は、外にいる時間も多いので、ケアのためにも使用します。疲れた肌に対して柔軟性や弾力性、ハリをもたらすなどと植物オイル・ハンドブック/シャンンタル&クレルジョウ著に記載されています。精製のものです。香りはあまり感じないです。



ローズオットー精油、レモンバーベナ精油を加えて撹拌棒でよくかき混ぜます。

ローズオットー精油は、バラ科で花から水蒸気蒸留法のものです。神経強壮作用、スキンケア全般になどとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。華やかな香りがします。季節柄少しさわやかな感じにしたいと思い、今回は葉から水蒸気蒸留法のレモンのような香りのレモンバーベナ精油を加えます。嗅いでみるとやさしい感じもします。



精製水を加えて撹拌棒でよくかき混ぜます。

アロマテラピーでローションやスプレーを作る時に使われる水です。今の時期のローションは、肌にひんやりとして気持ちが良いです。




保存容器に入れてラベルを貼ります。

使う時はよく保存容器を振ります。入浴後などに。

少しさわやかなローズのローションになりました。ローズは開花の時期ですが、たくさんの種類があり、バラ園を見学するのも楽しみです。今日は出かけてみようと思います。

2016年6月12日日曜日

庭仕事の時につかうハンドクリーム。ローズマリー精油、ラベンダー精油、ユーカリ精油、ミツロウ、ホホバ油、セサミ油をつかう。

持ち歩いてつかいます。

庭仕事をすることが多いこの時期ですが、今回はそのような時につかうハンドクリームをつくります。


庭仕事の時につかうハンドクリーム(12ml容器1個と22ml容器1個使用)
材料 ミツロウ4g、ホホバ油15ml、セサミ油5ml、ローズマリー・シネオール精油2滴、ラベンダー精油1滴、ユーカリ精油1滴。


ミツロウ、ホホバ油、セサミ油をはかり、エッセンシャルウォーマーの容器に入れます。

今回も、おなじみミツロウを溶かす時に使う、エッセッンシャルウォーマーです。ミツロウはミツバチが巣をつくる時に分泌する動物性ワックスです。植物オイル・ハンドブック/シャンタル&リオネル・クレルジョウ著によりますと、ホホバの木は、砂漠に生息しており、種子から液体ワックスのホホバ油が採れ、皮膚の保湿、活力回復などと、セサミ油はインド原産、種子から圧搾された油で浸透性が高く、肌をやわらかくしますなどと記載されています。


エッセンシャルウォーマーに容器を置き、火をつけてミツロウを溶かします。

今回は、精製したミツロウ、ホホバ油をつかいます。外に持ち歩いてもやわらかくなりすぎないようにいつもよりもミツロウを多めにしました。


ミツロウが溶けたらビーカーに入れ、竹串などでかき混ぜて、粗熱がとれたら、精油を加え、かき混ぜます。

庭仕事の時なので、すっきりした香りのローズマリー、スキンケアにもつかわれるラベンダー、さらにすっきりした感じのユーカリをつかいました。ローズマリーは地中海原産で、一般に心と体を刺激して活性化させたい時に、ラベンダーは、ヘアケアやスキンケアなどに、ユーカリ(今回使用のE.globulus)は抗カタル作用、去痰作用などとエッセンシャルオイル&ハーブウォーター375/ジニー・ローズ著に記載されています。



それぞれの容器に注ぎ、さめたら蓋をしてラベルを貼ります。

クリームスティックケースは使いやすいです。掃除の時の手にも。

庭仕事の前後などに使用するとよいです。香りもすっきりした感じで仕事も進むようです。



2016年6月5日日曜日

キャットミントとオレガノのハーブリース。

キャットミントの花がきれいなので持ち帰ってオレガノと一緒に飾りました。2016年5月末

私の所有する宮城県蔵王町の農地のキャットミントは、もう10年くらいになりますが、毎年今頃になると、紫色の花を咲かせます。とてもきれいなので、花を収穫し自宅に持ち帰りました。

農地のキャットミントです。キャットミントはネコがよろこぶキャットニップの近親種といわれています。ハーブ大百科/デニ・バウン著によりますと、観賞用に人気があるが、ネコに対する効果はそれほどなくなどと記載されています。独特の香りがあるように感じます。今回のリースを作製していると眠くなりました。


また、一緒に飾るとよいのではと思い、オレガノも持ち帰ることにしました。今回は、キャットミントとオレガノをつかってリースをつくります。

キャットミントとオレガノのハーブリース(直径約25cm)
材料 リース台、キャットミント約20本、オレガノ約15本、ワイヤー。


リース台を準備し、形を整えワイヤーで止めます。

ちょうど保存していた枝がありました。


キャットミントとオレガノを一本3〜4等分に切ったものをワイヤーでまとめます。

オレガノの花もきれいですが、まだ咲いていません。オレガノは今回の観賞用のものの他は、料理用に乾燥ました。生の葉はやさしい香りが感じます。


リース台に配置しワイヤーで止めます。

水を入れたスプレーをかけると少し長持ちします。

ネコがよろこぶキャットニップの近親種ですが、10年以上も前になりますが、主人の実家のチャチャとクロという姉妹ネコにキャットニップのサシェを作りました。その際、キャットニップの量が少なくなり、代わりにキャットミントを少し入れたことがありました。現在もチャチャとクロは元気で15歳です。